2020年11月23日月曜日

9年お使いのダイキンうるるとさららのエアコン分解洗浄作業

初めてのお客様から、エアコン分解洗浄とその他諸々の工事をご依頼いただき、本日お引渡しにお伺いしてきました。


ダイキン ATR71LPE7-W(2011年製) フィルター自動掃除機能付き、加湿機能搭載タイプです。


まずは室内機を取外しに掛かりますが、室外機のところにメモが。
修理の形跡がありますね。

お聞きすると、効きが悪くなったんでメーカーサービスに点検してもらったところ、サービスキャップをきちんと締めていなかったのか、ガス漏れを起こしていた様で、ガス充填の修理をしてもらった履歴があるそうです。
その後は問題なく使えている様で、心置きなく取外します。

室内機を外しました。


貫通スリーブは入ってないわ、ガス漏れは起こすわ、、、どういう取付業者さんですかね。


気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


取外した室内機はお預かりします。
さて、他の工事もご依頼いただいていたので。
洗面所に取付ける暖房機です。お客様支給品。

分電盤から専用回路を増設して取付けました。
いろいろとありまして、時間が掛かりましたが内容は割愛します(^_^;)

あと、電力量計器がスマートメーターになり、太陽光発電システムの売電用メーターが不要になったため、これの取外しも。


売電メーターを撤去して、ケーブルの接続替えを行いました。
売電メーターはお客様側の持ち物になるため、電力会社の方では対応してくれません。

以上で初日の作業が完了。

お預かりした室内機を分解していきます。
外す時にチラッと見えてたんですけど、相変わらず「うるさら」の内部は別世界ですね...


熱交換器もフィルター自動掃除機能が付いているのにも関わらず、こんな感じです。


あと、このタイプ。
吹出口のフラップが異様な感じの動きをするんですけど、こんなパーツの組み合わせで動いています。
何のために必要なんですかね?
余計な機能だと思います。
こういう細かいパーツは無くしたらいけないので、すべてハケを使って手洗いです...

室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

洗浄ビフォーアフターの写真をお渡しすると、「うわ!これは凄い!やっぱりダイキンだからですか?次買い替える時は三菱にします!また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2020年11月21日土曜日

古くなった屋根上のアンテナを撤去して壁面アンテナへ取替工事

初めてのお客様のご依頼で、アンテナ取替工事にお伺いしてきました。


アナログ時代のアンテナが屋根上に設置されていて、結構年数が経っているためそろそろ取替えておきたいという事で、ご相談いただいていました。
結構前に現地調査させていただいていましたが、「特に急いでいないので、阿部さんの都合のつく時にお願いします。」との事で、本日やっとお伺いさせていただきました。

早速、工事に掛かります。
既存のアンテナケーブルは、今回新しいアンテナを取付ける場所とはまったくの反対側にあるので、まずはケーブルの経路変更から。
軒下から天井裏へ、ケーブルを通していきます。

2階の点検口から、天井裏へアクセスします。


先ほど送り込んだケーブルを、ケーブルキャッチャーで手繰り寄せます。


天井裏で既存ケーブルと、先ほどのケーブルを接続します。


また外壁側へ戻って、アンテナを取付けていきます。
位置決めをして、金具をしっかりと固定します。


アンテナを取付けて、松山本局を狙います。


今回、ブースター内蔵タイプにしたので少しオーバー気味ですが、いい値が出ました。


次に浴室点検口の付近にある、分配器のところへ。


分配器脇にブースター電源部を設置しました。
既存分配器は8分配器が設置されていて、7本のケーブルが接続されていました。

メインのリビングテレビ脇で、レベル測定。


ブースター内蔵アンテナを選択して正解でしたね。
問題なく、いい値が出ました。


あとはテレビを接続して、映り具合をご確認いただいて取付工事は完了です。


まだ終わりではありません。
既存のアンテナ撤去作業が残っています。
日が傾いてきて、風がひんやりしてきました。
急がないと...

アンテナを支えている屋根馬の足は、触るとボロボロと崩れてしまいます...
替え時でしたね。

支線をカットすると、足がぐにゃっと曲がってヘナヘナと倒れました。
お疲れ様。よく頑張ったね。


全撤去完了です。
屋根上がスッキリしましたね。

「思った以上にキレイにしていただいて、ありがとうございます。また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

ちょうど一年前に洗浄させていただいたエアコンが臭うので再度分解洗浄に

昨年、ちょうど一年前の11月に、初めてエアコン分解洗浄をご依頼いただいたお客様から、「すみません。私が気にしすぎなのかも知れないんですけど、少しカビの臭いがする様になったので、また洗浄をお願いできたらと思うんですが。お忙しそうなので急ぎませんから。」とご連絡いただきまして、少しお待たせしてしまいましたが、本日洗浄が完了したので再取付けにお伺いしてきました。

シャープ AY-B40DX-W(2012年製) スタンダードタイプです。


取外しの際に吹出口を覗いて見ましたが、特に酷い汚れは見当たりません。
冬になって空気が乾燥しているので、特に気になる臭いも出ていませんでした。
恐らく、湿度が高い日に半乾きの時に出る臭いではないかと思います。
とりあえず洗浄して欲しいとのご依頼ですので、取外してお預かりします。

持ち帰った室内機を分解していきます。
ドレンパンです。
少しカビが生えてますね...
これ、ドレンパンの内側に、断熱のために取付けられている発泡スチロールです。
シャープだけでなく、パナソニックもこんな感じに発泡スチロールが付いていますが、これがカビが生えやすい原因にもなっています。

ドレンパンは熱交換器の後ろ側にもあります。
ここは酷いですね。。。
ここにも断熱材が付いていまして、薄いスポンジの様なものを両面テープで貼り付けています。

水が通るところに断熱材があると、どうしても乾きにくく、いつも湿っている状態が長く続きますから、カビは生えやすくなりますね。
この辺は構造上の問題なので、どうにかできるものでもありません。

予防策としては、空気中のカビ成分を抑えること、湿度を下げること、冷房運転後は必ず送風運転を行って内部を乾燥させることくらいでしょうか。

・・・そんなこと、面倒くさくてできる訳がありませんよね(^_^;)

あ。「防カビ剤使えばいいじゃない」と軽く言われる方がいらっしゃいますけど、その防カビ剤、カラダに無害ですか?機器に振り掛けてクラックが入ったりしませんか?アベ冷熱技研では保証ができない添加剤は使用しません。

室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


前側ドレンパン↓


後側ドレンパン↓
※茶色いのは熱交換器の鉄枠のサビが樹脂に染み込んだものなので洗い流せません。

ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「お忙しいのに対応していただいてありがとうございます。これで気持ちよく使えます。次買い替えるときは霧ヶ峰にしますね(^_^;)」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。