2022年6月10日金曜日

お客様ご自身で取外されたエアコンの配管溶接修理と取付工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取付工事にお伺いしてきました。

1年ほどしか使っておらず、お引越しの際にお客様ご自身でポンプダウンして取外されたエアコンです。
工事にお伺いする前に現地調査をさせていただいて、室内機だけお預かりしていました。

なんでお預かりしたかと言うと、2分の配管がねじれてしまっていたからです。
半分以上潰れていますから、このまま使用すると十分な能力が発揮できないだけでなく、コンプレッサーに負担が掛かって、機器の寿命を縮めてしまいます。

ねじれてしまっている部分をカットして、溶接修理させていただきました。

そして、本日午後から取付けにお伺いしてきました。
まずは位置決めをして、背面板を設置。

配管穴を慎重に開けていきます。

配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

今回は室内機2階~室外機1階地上置きのため、ハシゴ作業になります。

お客様のご希望により、スリムダクトはホワイトを選択。
アイボリーの方が良さそうですけど、既に他のお部屋もすべてホワイトでしたので、ご希望の通りに。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

一部コンクリート敷きになっているため、ドレンは垂れ流しにせず、塩ビ管を使って砂利のところまで導きました。

作業が完了すると試運転を行います。

今回、お客様ご自身で取外されたものですから、ガス圧もチェックしておきました。
異常がない事を確認して、お引渡しです。

「かなりメンドイ事になってしまって、すみませんでした。きれいにしていただいて、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年6月4日土曜日

28年目の三菱霧ヶ峰をパナソニックエオリアへ取替工事

本日午後からは、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

パナソニック製エオリア フィルター自動掃除機能付き お客様支給品です。

既存機は、三菱霧ヶ峰です。

1994年製と記載があります。実に28年ですか・・・凄いな霧ヶ峰(^^)

室内機は2階、室外機は地上置きです。
今回、テープ巻き仕上げだったものを、スリムダクトで化粧カバー仕上げにします。

室外機はこんな場所に置かれていました。
室外機と室外機に挟まれて、ガスメーターがあります。
これはちょっとガス屋さんがお気の毒なのと、コンセントもあるので、左の方へ寄せたいと思います。

では撤去作業から。ここ数日、ずっとハシゴの上にいますね(^_^;)

いやぁ、凄いところに配管穴空いてますね。
逆にここ狙って開けたのは、拍手ものです。

撤去完了。

スリーブ入っていたんですけどツバなしタイプだったので、気密性を確保するためツバ付きスリーブへ取替えます。

位置決めをして、背面板を設置。
左側を少し空けたかったので、シーリングキャップを間に取付けておきます。

さて、パナソニックの自動掃除機能は、ホコリを屋外へ排出するのがメリットとして謳われてきました。
このBlogをずっとご覧になっている方々はよくご存知だと思いますが、吸ったホコリはこのホースを通して屋外へ排出される仕組みです。

このホースがですね、ホコリで目詰まりするんです...
最悪はエラーが出て、エアコンが使えなくなります。
対処方法としては、屋外側から掃除機で吸い出すんですけど、今回の様な2階設置の場合は、お客様ご自身で掃除などできる訳もなく...

そんな事を今回のお客様も、このBlogを通してご存知で、「屋外排出じゃなくて、ダストボックス式にして欲しい」と、ご依頼いただいています。

そうなんです、この機種、どちらにでも切り替え可能です。
面倒臭いですけど(u_u*)

この部分を組み替えます。

中にあるパーツを取外して、保管。

白いパーツをひっくり返して取付けて完了。
簡単そうに書いてますけど、余計な時間が掛かります。

最終的には、試運転前にリモコンでの設定もあります。
面倒臭いですね。
全部ダストボックス式にすればいいのに。
ハッキリ言います。屋外排出に何のメリットもありません。故障率が上がるだけです。

作業に戻ります。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、アイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

久々に段差継手使いました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

ガスメーターとコンセントを避けて、室外機を設置しました。
建物からハミ出ていますけど、仕方ありませんね。

今回、2.8kwから4.0kwへ容量アップしましたから、100Vコンセントを、、、

200Vへ切り替えしました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認,,,と思ったら...

どこかで洗濯機が回ってるのかと思ったら、室外機が激しく振動しています・・・
まさか、コンプレッサー不良かと思って目視点検すると、ファンモーターの軸が激しく震えていました。
軸受が悪いか、ファンのバランスが悪いのか、初期不良の様です。
今回はお客様支給品ですので、外装を開けて点検する訳にいきませんから、現状をご説明させていただき、メーカーに依頼する様にお奨めさせていただきました。

「きれいにしていただいて、ありがとうございました。エアコン工事は阿部さんにと決めてるんで、またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年6月2日木曜日

CATVからアンテナ受信へ切替えのためUHF/BSアンテナ取付工事

初めてのお客様のご依頼で、アンテナ取付工事にお伺いしてきました。

長年CATVをお使いですが、今回はテレビサービスのみ解約して、アンテナ受信へ切替えます。
ネット契約は、光ケーブル化工事を申し込みされているので継続利用されます。

CATVの保安器は建物西側にありましたが、テレビのケーブルは東側から宅内へ入っています。
なので、南東側のベランダのところへアンテナを設置していきます。

では作業開始。
敷地に余裕があるので、ハシゴ作業も楽にできますね。

宅内側ケーブルを途中でカットして、新たに取付けるアンテナ側のケーブルと接続します。

接続部分は自己融着テープで防水処理して、ケーブルを壁面に沿わせていきます。

アンテナを取付けるための金具を設置。

アンテナを取付けて、角度調整。

今回、既存宅内設備が古いため、BSは単独配線でリビングまで引っ張ります。

近くの雨樋にケーブルを沿わせて立ち下げます。

リビングまでの横引きは玄関脇で目立つため、塩ビ管に収めて通しました。

宅内側はこんな感じだったものを、、、

こういう風にしました。

コンセントからテレビが離れているため、既存はこんな感じになっていましたが、、、

化粧モールで、UHFとBSのケーブルを収めました。

今回、UHFはブースター内蔵タイプのアンテナにしましたので、電源部はテレビの後ろに設置。
UHF、BS共に、受信レベルを測定して、異常がない事を確認。

チャンネル設定を行って、すべてのチャンネルが映ることを確認してお引渡しです。

「きれいに仕上げていただいて、ありがとうございました。また何かありましたら、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>