2022年2月14日月曜日

分譲マンションで二室用ダクト用換気扇取替工事

おかげさまで、2月中の工事予定がいっぱいになりました。
これも椿さんのご利益ですかね(^^)
3月はお引越しシーズンですので、ご依頼の際はお早めにお声掛けください。

さて本日は、天井裏へ設置されているダクト用換気扇の取替工事にお伺いしてきました。

こちらは分譲マンションの一室で、換気扇本体は浴室の天井裏へ設置されています。

1985年製で、37年目ですか...
まだ動きますが、運転音がかなり大きくなってきたので、止まってしまう前に取替えてしまいます。

浴室と、、、

トイレに吸込グリルが設置されていて、二室を同時に換気する様になっています。
今回、このグリルは触らず、換気扇本体のみ取替えです。

本体は浴室の天井裏にあるため、点検口からの作業になります。

これがですね、狭い上にダクトが3方向に繋がっているため、一番奥のダクトを外すのに一苦労です...

スパイラルダクトで繋がれているので、本体はハメ殺しの様な感じで設置されていて、外す方が時間が掛かります。

なんとか外れました...

37年分のホコリとカビが、鍾乳洞の様に...

新旧交代です。
同じ三菱電機製ですが、ボディが樹脂製になってコンパクトになっています。
コンパクトなのはいいんですけど、吊りボルトピッチが変わるので、アンカーを打ち直さないといけません。

通常のハンマードリルでは作業スペースが狭すぎて使えないので、アングルチャックを使ってアンカー用の下穴を開けます。
ホント、5年に一回使うかどうかというアイテムです(^_^;)

アンカーを打ち込んで、吊りボルトを下ろします。

あとは本体を吊り込んで、ダクトとドレンを接続。
電源ケーブルを接続して試運転。
さくっと書いてますけど、ずっと横向きで、首は痛いわ足は攣るわでまぁまぁ時間が掛かっています(´;ω;`)

異常がないことを確認してお引渡しです。
「あぁ、静かになりました。ありがとうございます。またお願いしますね。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

この様な換気扇取替えも、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2022年2月11日金曜日

空きが出た賃貸マンションの一室でエアコン取替工事

いつもお世話になっている賃貸マンションオーナー様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2221-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機は、富士通ゼネラル製。

1995年製ですか... 富士通Gのこのタイプは長持ちしますね。
入居されていた方が出られて空家になっている間に、古いエアコンを取替えておきます。
こうする事で、夏場の繁忙期に急な故障で、入居者さんが大変な思いをせずに済みます。

室内側の配管は、取替えるついでにMDダクト施工とします。

室外機周りはこんな感じでした。

では作業に掛かります。
既存機を撤去。
クロスが貼られていませんが、補修は後からされるそうなのでこのまま作業を続けます。

背面板を取付けて、MDダクトを設置します。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は気にされないとの事で、テープ巻き仕上げで。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「おぉ、相変わらずキレイに取付けてくれるなぁ。また他の部屋もありますから、頼みますよ。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年2月10日木曜日

ブレーカー切れてないのに2階の部屋だけ停電になる分電盤取替工事

初めてのお客様のご依頼で、分電盤の取替工事にお伺いしてきました。
「また分電盤か」と思いますよね(^_^;)
ホント、別に営業活動してる訳じゃないんですけど、続きますねぇ。

今回のご相談は、「2階の部屋だけ突然停電になる」と言う症状です。
ブレーカーは切れていません。
右上の方の分岐ブレーカーを入り切りすると復旧したりするそうです...

気持ち悪いので、最初、四国電力へ相談して点検してもらったそうですが、「分電盤が古いので、分電盤じゃないですかね?電気工事店さんへ依頼してください。」と言われて、ネット検索をしていたところ、アベ冷熱技研を見付けていただいたそうです。

確かに、昭和54年製。43年ですか。やっぱりテンパールのブレーカーは凄いなぁ(^_^;)
阿部が点検にお伺いした際には停電の症状はなく、原因は特定できませんでした。
分電盤以外の可能性も少なからずありますが、お客様は分電盤を取替える前提でご相談いただきましたので、ブレーカーも古いので取替えでご依頼いただきました。

では作業に掛かります。
取外す前に、ケーブルの番号チェックと、電圧確認をしておきます。

あれ?この回路、電圧が掛かっていませんね。
このブレーカーが悪いのか???

よく見ると、ブレーカーの一次側のビスがありません...
こんなところのビスが取れているのは初めて見ました。
ふっとバーの右側に色の違うビスが見えます。

うわぁ、200Vに切り替えるために、凄いことやってますね...
もしかすると、この切り替えをやった業者さんが、先ほどのブレーカーの一次側に共噛ましするつもりで失敗した可能性もありますね。
そうなると、重大事故ですよコレ。

とりあえず、原因が特定できて良かったです。
ブレーカーの異常でなく宅内配線の異常だと、かなり厄介ですから。

既存盤を撤去しました。

一次側のケーブルに余長がなく、引っ張ってもビクともしません...

仕方ないので、Bスリーブで圧着接続して延長します。
これも活線状態で行うため、かなり神経を使います。

新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。

最終確認をして、電源投入です。

扉付きでスッキリきれいに収まりました。
「あ、最新のものになりましたね。原因もわかって良かったです。これで安心して使えます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2022年2月9日水曜日

2022 椿まつり 商売繁昌祈願へ

今朝は朝一番に、伊予路に春を呼ぶ「椿まつり」に行って参りました。
「伊豫豆比古命神社(いよずひこのみことじんじゃ)」、「椿さん」の愛称で親しまれています。
 松山では、開運縁起・商売繁昌の神様として崇められています。

椿まつりは旧正月8日を例祭日として、その前後3日間昼夜通して行われ、「本来であれば」今日はその最終日です。
本来であれば...

毎年800店以上の屋台が、表参道、裏参道、合わせて2km程を埋めつくしていますが、昨年に引き続き今年もコロナの影響をモロに受けて、一切なし。
朝8時半頃に行きましたが、なんと目の前の駐車場に車が留めれるという状態。

本来なら参道は通行止めで、大勢の人たちで賑わっているハズのこの場所は、とても静かで閑散としていました。
コロナウイルス感染症予防対策のため、2月3日(木)~13日(日)まで開催期間が延長されました。
開催時間も、朝8時~夕方5時まで。
夜の椿まつりが好きだった阿部には、ショック以外の何者でもありません...

すれ違う人たちはまばら。
神様と一対一です。
商売繁昌!縁起開運!家内安全!しっかりと祈願させていただきました<(_ _)>

廻廊では、笑顔の冨久椿が迎えてくれます。

今年も忘れず、参拝後は「貸銭(かしぜに)」を頂きます。
袋のデザインが変わりましたね。
小額の守り金を借りて、翌年は倍額(多いとの意)にしてお返しする行事です。
本年も生活(なりわい)に励み、来年無事にお返しの参拝が出来る事を祈る神事だそうです。
商売の神様ですから。

商売繁昌の御札と、家内安全の破魔矢もしっかりといただいて。
今年は屋台がないので、縁起物が手に入りません。
残念ですけど、来年は盛大に開催されることを切に願っております。

今日はいいお天気でした!
アベ冷熱技研は43周年!
今年も一年、たくさんのご縁に恵まれます様に(*^^*)

2022年2月8日火曜日

電気容量アップと分電盤取替工事&ちょっと失敗...

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、電気容量増の電気工事にお伺いしてきました。

エアコンなどの電気製品を複数使うと、メインのブレーカーが切れて家中停電になるというご相談です。
いわゆる使い過ぎというところですが、今回はちょっと違います。

こちらのお宅、メインブレーカーが30Aしかありません。
30Aと言うと、一人暮らしのワンルームマンションの一室に設置されている程度の容量です。
エアコンが5台ありますから、使い過ぎと言うより容量不足ですね。

メーター周りを見てみます。
右の大きな箱は、太陽光発電システムのパワコンです。
メーターボックスの上側にメインブレーカーがあって、メーターボックスの右側に分岐ブレーカーがあります。

何を分岐しているかと言うと、右から太陽光発電用ブレーカー、真ん中が今回の住宅用、左が隣接している事務所のブレーカーになっています。
日中はほとんど事務所でお仕事されていて、住宅側の負荷はほとんどありません。
夜間は事務所を使わないので、ほぼ住宅側のみ使われているという状況です。

その様な状況下で、メインブレーカーは75Aあります。
エコキュートとIHクッキングヒーターがあるとは言え、全然余裕のある電気容量です。
と言う訳で引込側は触らず、住宅側の分岐ブレーカー以降の容量アップをはかります。

では作業に掛かります。
住宅用の既存30Aブレーカーを撤去します。
ここで警備会社のALSOKさんが飛んで来ました...(^_^;)
事務所側に警備システムがあった様で、停電にしたため確認に来たという訳です。
いろいろ聞かれて時間ロス...

事務所側の電源を活かして、作業を進めます。
既存分電盤をすべて撤去。

分電盤の裏には浴室があって、その点検口から天井裏配線作業を行います。

30Aから50Aへ容量アップするので、幹線ケーブルも許容電流の大きなものに取替えます。

新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。
ここでまたまたALSOKさん登場...
今度はネット回線が繋がっていないという警報が出ているそうで。

警報システムは事務所側にありますが、NTTの光回線は住宅側にあります。
住宅側は当然停電中ではありますが、そこは事前に想定していたので、冷蔵庫とネットの電源は延長コードで事務所側から取っているので、切断はされていません。
光電話も繋がっているのにおかしいなぁと思いながら、ONUをリセットすると繋がりました(^_^;)

ふぅ...またかなりの時間ロスです...

すべての接続が終わると、電源投入。

メイン50Aになりましたから、これからは家中停電という悲しい状況はなくなりますね。

扉付きでキレイに収まりました(^^)

という訳で、お引渡しをさせていただいたのが昨日の事。

え?そうなんです。
昨日帰社して、このBlogを書こうとしていたところにお客様からお電話が。

「阿部さん、今日はお世話になりました。なんかキッチンのエアコンが電源は入るんやけど暖まらないんですが、どうかなっとんですかね?」

はっ!としまして...
今朝、再訪させていただきました。

エアコン見て、ため息が出ました。

200Vのエアコンでした...
100Vでは室内機しか動作しません。

さくっと電圧切替をさせていただきまして、、、

200Vへ。

無事、暖かい風が出る様になって、お引渡しさせていただきました。
軽く言い訳をすると、気持ちがALSOKさんに追われていたというところですかね(u_u*)
いや、言い訳はダメですね。
すみません、一晩エアコンが使えずで。

お客様には、「いつもきれいにしてもろて、ありがとうございます。これでブレーカーが落ちないと思うと、お陰様で父親の威厳が保てますw」と、大変お喜びいただきました(^_^;)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。