2021年11月8日月曜日

ブレーカーが上がらなくなって停電 分電盤取替えとエアコン取替工事

関東にお住まいのお客様からのご依頼で、松山市内のご実家で分電盤取替えとエアコン取替工事をご依頼いただきました。
三菱電機 MSZ-GV2221-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

先月メールで、「松山の実家で、ブレーカーがすぐに落ちてしまって、電気器具を使用できません。今は空家ですが、11月に帰省するので、その時に点検修理してもらえませんか?その際にエアコンも取替えたいと思います。」と、ご連絡いただきました。

11月に帰省される前に一度点検しておけば、工事までに材料を揃えることができるので、先月、松山にお住まいのご親族の方に立ち会っていただいて点検にお伺いしていました。
現在は空家なので、ブレーカーはすべて切られています。

主幹ブレーカーを入れようとしても、すぐにハンドルが下がってしまいます。
分岐ブレーカーはすべて切れた状態なので、漏電は考えられません。

一応、すべての回路の絶縁抵抗を測定してみましたが、どこも異常がありません。

製造年を見てみると、45年経過しています...(^_^;)
主幹ブレーカーの寿命ですね。
安全のために、分電盤ごと取替えをお奨めさせていただきました。

エアコン取替えの方も見ておきます。
既存機は三菱霧ヶ峰です。これも古いですね。

エアコンの横にコンセントがありますが、隣に換気扇があるので、エアコン専用回路ではない感じがします。
回路確認をしたかったんですが、ブレーカー不良で電気が使えませんからね...

外周りはこんな感じでした。
配管4mギリギリで施工しました!という感じで、雨水桝の上に室外機が置かれている状態でした。

点検と調査の結果報告と共に、御見積書をお送りさせていただいて、正式にご依頼いただきました。

そして本日、帰省されたお客様にお立ち会いいただき作業開始です。
分電盤取替えから取り掛かりたかったんですが、天気予報が午後から雨で、既に厚い雲と変な風が吹いているので、エアコン取替えから取り掛かりました。
既存機と配管、ダクトもすべて撤去。

外して見ると、配管穴が思ったより小さく...

配管穴を広げていきます。

想定外で少し時間が取られましたが、焦らず淡々と進めていきます。
配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は新しいスリムダクトで化粧仕上げ。
晴れ間が見えたり、急に薄暗くなったりと気が気じゃありません...

なんとか室外機接続まで完了です。
電気が使えないので、真空引き作業は後ほど。

これで雨が降っても大丈夫です。
分電盤の取替えに掛かります。

既存盤を撤去。
作業に掛かったところで雨が降り出しました...

新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。

空いてるブレーカーにコンセントを取付けて、真空引き作業開始。
この頃には雨が上がりました(^_^;)

真空引きをしている間に、ブレーカーを1つづつ入れて、回路を確認。
エアコンの横にあったコンセントは、やっぱり電灯回路と同じになっていました。

専用コンセントではないので、新たに分電盤からケーブルを引いてこなければなりません。

天井裏にケーブルを通していきます。

分電盤のところから呼び線を入れて。

エアコンのところまで。

新しい分電盤にケーブルを接続して。

コンセントを取付けて電圧確認。

室外機周りはこんな感じで完成です。
配管距離が長くなりましたが、雨水桝を避けて設置しました。

天気予報はハズレてくれた様で良かったです(^_^;)

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

あと、キッチンのレンジのコンセントが焼けていたので、

取替えておきました。
「やっぱり電気が使えると安心しますね。キレイにしていただいてありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2021年11月6日土曜日

賃貸マンションで室内機位置を変更してエアコン取替工事

いつもお世話になっている賃貸マンションのオーナー様からのご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2521-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機はコロナ製。
振動音が出てうるさいとの事で、先月点検にお伺いしていました。

ファンのバランスが狂って、かなり室内機が振動していましたが、1993年製で部品はありません。
オーナー様へお伝えし、取替えが決まりました。

このマンション、どの部屋も専用コンセントがこんな位置にあります。
配管穴の位置に対して、このコンセントの位置はおかしいですよねぇ...

このエアコン取付けた人、コードを繋いじゃってました...
危険ですからやめてください。

しかし、ここは中華料理屋さんですか?焼肉屋さんですか?というくらい、ヘビー級な室外機です(^_^;)

配管穴はパテを忘れたのか、新聞紙を詰めてありました。

配管は凄まじくトルネード...
ドレンも上がってしまって、ハズしたらヘドロが出てきました...
どういう感性で仕事をしてるんでしょうね。

室外機を撤去しました。
掃除をする方が大変でした...

室内機を外すと、こんな感じです。
元々は和室だった様で、緑色の塗り壁が見えています。
そもそも塗り壁の上にクロス貼るのはどうなんですか?(^_^;)

今回、室内機の位置は変更します。
他のお部屋も全部この位置に取付けているのと、ここへ取付ければ、隣の部屋まで風が届きやすいというメリットがあります。

位置決めをして、背面板とMDダクトを取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はテープ巻き仕上げ。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

ベランダへ垂れ流しだったドレンは、塩ビ管を使って排水溝まで導きました。

電源コードは、室内機の位置を変えたことによって十分届きます。
前はステップルで留めてありましたが、化粧モール仕上げにしました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

左の壁が気になりますが、クロスの貼り替えはされないそうです。
入居者様に、お気に入りのポスターでも貼っていただくことになりました。
入居者様に、「わぁ、キレイにしてもらってありがとうございます!これで気持ちよく使えます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2021年11月4日木曜日

15年使っている霧ヶ峰の調子が悪いので同じく霧ヶ峰へエアコン取替工事

いつもかなり濃い目(^_^;)にお世話になっているFB友さんのご依頼で、寝室のエアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2221-W スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機も三菱霧ヶ峰です。
2006年製なので、15年お使いです。
まだ動いてはいますが、先々月まだ日中暑かった頃、冷房運転に入れても温風が出る事があり、今回買い替えをご依頼いただきました。

室外機周りはこんな感じです。
出窓になっているので、左の隙間に配管が通されていました。
あ、室外機はお客様が塗装されました(^_^;)

既存機を外します。
コンセントが見当たらないなぁと思ったら、こんな事になっていました。

出窓があるため、元々あったコンセントの開口部を利用して配管穴にした様です。
このコンセント開口の左右には柱があるため、ここにしか配管穴を作れなかったのは理解できますが、コンセントを壁の中へ押し込むのはどうですかね?

コンセントを取付けました。

気密性確保と小動物侵入防止のため、配管穴には貫通スリーブを挿入しておきます。

そのままだと隙間ができるので、アルミテープで塞いでおきました。

位置決めをして、背面板を設置します。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成です。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
途中、カミナリが鳴り出して、いきなり雨が降り出してバタバタしましたが、なんとか日が暮れる前には完工できました。

「いつも丁寧にしてもらってありがとうございます。またお願いしますね。」と、お土産までいただき、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2021年11月3日水曜日

ちょうど一年前お掃除屋さんに洗ってもらったエアコンの取外し分解洗浄

お預かりしていたエアコンの分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

日立アプライアンス製 RAS-SC71A2(W)(2011年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。
こちらのエアコン、5年前にもアベ冷熱技研で洗浄させていただきました。

実は昨年、洗浄のご依頼の連絡をいただいたのですが、昨年のこの時期は予定がびっちりで対応できませんでした...
お子様が生まれて帰って来られるということでしたので、他のお掃除屋さんに頼まれて洗浄されていました。

今年の夏になって臭いが気になり始めて、内部を覗いて見るとカビがビッシリだった様で、今回のご依頼となります。

まずは室内機を取外して、お預かりします。

洗浄してまだ一年ですから、熱交換器は全然キレイです。

しかし、熱交換器を外して内部を見てみると...
凄いですね...
確か、イオンコートまでしてもらったとお聞きしましたが...

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
足場が見えてますが、ちょうど外壁塗装の最中で、ペンキ屋さんにちょっとお邪魔させていただいての工事です。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して、お引渡しです。
「小さな子供がいるんで、気になってたんです。今年は阿部さんにやってもらえて良かったです。今度は子供部屋にエアコン付けるんで、その時はお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。