2012年6月13日水曜日

天カセ形パッケージエアコンフロン回収・撤去工事

先月、「天井埋込み形のエアコンを撤去処分して欲しい」とご依頼いただいていた松山市内某事務所様で、パッケージエアコンの撤去工事にお伺いしてきました。

マンションの2階事務所に設置されていたエアコンは、天井カセット形4方向吹出タイプ。


配管は梁を避けて一部露出になっています。


室外機はマンション玄関の軒上に置かれています。


まずは機器内部に残っているフロンガスを、フロン回収機を使用して回収ボンベに回収します。

なぜこんな作業が必要かは、アベ冷熱技研のホームページで↓
http://techabe.com/fron.htm

回収できたフロンガスは、5.045Kg。
この後、回収ボンベをフロン破壊工場へ送り、破壊処理して無害化します。

回収が完了すると、配管を外して機器を撤去していきます。


大きく空いた天井は、補強を行った後、天井材で塞ぎます。


重量112Kgの室外機も撤去して、スッキリしました。


撤去したエアコンと残材は、産業廃棄物処理業者さんに引き渡して工事完了です。

後は、産業廃棄物管理票と、フロン回収行程管理票を作成してお引き渡しとなります。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
業務用エアコンの撤去処分も、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2012年6月12日火曜日

松山電工組青年部総会

夕方から、第27回松山電気工事協同組合青年部通常総会に出席してきました。


総会は、23年度の事業報告・収支決算承認、24年度の事業計画・収支予算などの議案に、満場一致で無事終了しました。

今回、情報委員としての自分の役割として、青年部ホームページ閉鎖決定のご報告をさせていただきました。
以前、青年部のホームページをこのBlogでも紹介させていただきましたが、メンテナンス性がとても悪い上、毎年の更新料金が会計を圧迫しており、開設当時からとても気掛かりでした。

そこで、現在役員のみでテスト利用しているfacebookへの移行を提案させていただいたところ、役員間で承認いただき、親組合の方でも了解をいただきました。

http://www.facebook.com/mdkseinenbu

facebookはシステム利用料・メンテナンス料が一切掛からないため、ホームページ維持に掛かっていた経費を他の事業に充てることができ、今まで以上に活発な青年部活動が行える様になります。
多くの利用者が存在するSNSを利用することにより、青年部活動を広く一般の方にも知っていただける機会が増える事と、新規加入部員の増員を期待しています。
情報や最新記事のアップロードはとても簡単で、後継部員にも臆すること無く使用していただけます。
愛媛では約2万人がfacebookを利用しており、またビジネスで利用されている方が多い事から、今後、部員のビジネスチャンスにも繋がる可能性もあります。

官公庁までfacebookを導入している昨今、この波に乗り遅れること無く、新しいものをどんどん吸収して次に向かって行く青年部でありたいですね。

総会終了後は、いつもの通り懇親会。

親組合の三役様をお迎えして盛大に執り行われました。

今期も情報委員長として、業界の発展に貢献できるよう頑張ります(^^)v

2012年6月11日月曜日

エアコンの同一屋内移設工事

同じ建物内で、今設置されている部屋から、他の部屋へエアコンを移設する工事にお伺いしてきました。

今回のお客様は、大手家電店に移設工事の見積りをしてもらったところ結構な金額を提示されたそうで、お知り合いの方にアベ冷熱技研をご紹介いただいてご依頼いただきました<(_ _)>

元々はリビングへ設置されていましたが、「効きが悪い」との事で子供部屋へ移設し、後日家電屋さんがココへ新たに取付けに来られます。

リビングは14畳程あるのに、このエアコン・・・8畳用でした。。。
しかも2階~1階まで配管長が8m近くあるので、効く訳ないですよねぇ。。。

ガスを回収して取外しに掛かると・・・

ドレンホースが抜けてました(-_-;)

それに・・・

配管穴をパテ埋めしてないし。。。(・_・)
手抜き工事もいいとこですね。

撤去完了。

後日、新しいエアコンが設置されるので、配管穴は養生テープで仮に塞いでおきます。

子供部屋に移ります。

以前、エアコンが付いていたので、配管穴が空いています。
通常、写真左側へ室内機を設置しますが、この場所の下にベットがあるため、お客様のご希望で位置を替えます。

こんな感じで取付けていきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続が完了すると、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥します。


真空引き作業を行なっている間に、コンセントを取替えます。

電圧は100Vですが、形状が古いタイプのため取替えが必要です。
かなり古いタイプのエアコンが付いていた様ですね。

コンセント取替え完了。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2012年6月9日土曜日

東築山町内会で救命講習開催

お昼から、東築山町町内会防災会主催の「普通救命講習」を、八坂小学校体育館にて開催しました。

自分は町内の「防災士」を務めさせていただいているので、今回もお手伝い・・・と予定していたのですが、午前中の現場が長引いて、1時間半遅れて参加させていただきました。

消防署から講師をお招きして、座学と実技(心肺蘇生法)などを体験しました。


「AED(自動体外式除細動器)」の使い方もありましたが、、、

「じゃあ、今までAEDを触ったこと無い方に最初にやって見ていただきましょう」と言うことで、お一人の方が作業を始めたのですが、何をどうしていいのか解らずフリーズされていたので、「じゃあここで防災士さんにお手本を」・・・ え???

できなかったと思いました?
それが、意外と憶えてました(^_^;)
「さすが防災士さんや」と、とりあえず威厳?は保てました。。。

年間、松山市内での出動回数は約2万件以上!
救急現場到着までに掛かる時間は、最短で約7分だそうです。

この7分間、近くにいる人が救命措置を行うことで、消え掛かっている命が助かる確率が格段に高くなります。
自分が一歩前へ出ることで、消えかけている命を救うことができるのはすばらしい事だと思います。
一歩前へ出れる人が増える様、次回も多くの方に受講していただきたいですね。

市営住宅でコンクリート壁コア抜き工事

お世話になっている家電店さんからのご依頼で、エアコン工事に伴うコア抜き工事にお伺いしてきました。
今回の建物は市営住宅で、コア抜きに関しては市の許可を頂いています。

まずは鉄筋探知器を使って、コンクリート壁内の鉄筋位置を確かめます。


鉄筋や金属管の無いところを探しだして、コアドリルをセットします。

これを使って、水を流しながらコンクリートへ配管穴を貫通します。

コア抜き完了(^^)v


鉄筋を切ることなく、キレイに貫通できました。

この後、エアコンを取付けて工事完了です<(_ _)>

2012年6月6日水曜日

マンションでシステムマルチエアコン取替工事

昨日・今日の2日間掛けて、マンションの一室に設置されているシステムマルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。


既存機は三菱重工(ビーバー)製で、天井カセット形1方向吹き出しタイプの室内機×3台、室外機×1台のマルチエアコンでした。

当初のご依頼は、故障のため点検修理でした。

故障箇所は室外機基板の様でした。

基板の価格を調べると3万円強。。。
94年製で18年近く経過しているため、基板を交換しても翌日他の所が故障するかも知れない事と、省エネの観点からも「取替える方が良さそうやね」とお客様もご納得いただき、今回取替えをご依頼いただきました。

・・・が、ここで問題が発覚しました。


室内機~室外機を電気的に繋いでいるケーブルが、屋内用の警報線でした。。。


写真の上側が既存ケーブルです。

屋内用警報用ケーブル0.9mm×2芯。
当時のビーバー製品は、室外機との通信は高負荷にならないため、細いケーブルでもOKだったんです。
現在、各メーカーから発売されているエアコンは、写真下側の「2.0mm×3芯」でなければなりません。

弱りました・・・ケーブルは冷媒配管と共に、天井裏~壁内を隠蔽配線されています。。。
幸いこちらのお宅は最上階で天井裏が高く、事前調査で何とか入れ替えができそうな所まで調べていました。

既存機を撤去します。

まずこのスペースが点検口になります(^^)v

マンションはどこも同じで、天井裏には大きな梁があって天井裏を行き来することはできません。

他の部屋には、所々に点検口が設置されていたので助かりました。

天井裏はこんな感じです。

梁を貫通して既存の冷媒配管が見えます。
この穴を利用して、各室内機へ新しいケーブルを通して行きます。
大汗かきながら、2ヶ所の梁貫通を行なって天井裏作業完了です。

問題は壁内の立下り。。。
壁内にはケーブルを入れることができないので、屋内の露出配線となります。

外部の配管出口から、ギムネを差し込んでケーブルを通す穴を開けます。

穴の丁度裏がクローゼットになっているので、天井面からケーブルを下ろして穴から外部へ出す作戦です。


大型のモールダクトでスッキリ収めました(^^)v


外部にケーブルが出てきました。

2.0mm×3芯のケーブルを5系統通しました。
今回の取替えは室内機×2台のみですが、将来、隣のエアコン(室内機×3・室外機×1マルチ)を取替える時の事を考慮して、3系統先行配線しておきました。

いよいよエアコン取付けに掛かります。
今回は既存冷媒配管流用なので、配管内部の残留オイルを追い出すため、窒素ガスで配管内をブローします。


吊りボルトも微調整のみで流用。

開口寸法は横幅を少し大きくカット。

既存のドレン管は、VP25で大きめの塩ビ管を使っていたので、安心して流用できます。


冷媒配管は新冷媒に合わせて、フレアを再加工します。


室内機本体を吊り込みます。

水平を取ってナットでしっかりと留めます。

トルクレンチを使って、配管を規定トルクで締め込み接続していきます。


三菱電機製はここが違うんです↓

施工者にとって配管接続部の断熱処理は結構手間なんですが、三菱はカバーを取付けるだけの省施工。
断熱材の経年変化で配管から露たれする事は、まったくありません。
こう言う所が「さすが三菱電機」なんですよねぇ(^^)

一生懸命通してきたケーブルは、ここで接続します。


配管類の接続が完了すると、パネルを取付けて行きます。

既存の開口寸法が微妙に広いため、一回り大きなリニューアルパネルを間に挟んでいます。

室外機周りは社長が担当していました。
配管接続が完了すると、いつもの様に電動式真空ポンプを使って、配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行なって、異常がない事を確認してお引き渡しです。


【三菱電機製システムマルチエアコン】
MXZ-602AS 室外機×1台・MLZ-GX362AS-IN 室内機×1台・MLZ-GX282AS-IN 室内機×1台・MAC-460PW 化粧パネル×2個・MAC-430PW ワイドパネル×2個

あれ?って思いました?(^_^;)
既存室内機は3台でしたが、今回は2台。
実はリビングに2台設置されていたんですが、お客様はあまりエアコンを使われず、今までにも1台でしか使用されていなかったとの事で、3台のところを2台取替えとなりました。
残り1台は撤去してしまうと別途に大工工事が必要になるので、そのまま置いておく事になりました。
梅雨入り前に完了できて、お客様にも喜んでいただきました<(_ _)>

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

さて、このマンション、すべてこんな感じのマルチエアコンが設置されています。
結構な戸数あります。。。
実はもう一軒取替えをご依頼いただいていますが、今回の様に天井裏に入るスペースなどはありません。
ケーブルの入れ替えができるかどうか。
頑張ってみます(^^)v

2012年6月1日金曜日

電工組青年部役員会

夕方から、「松山電気工事協同組合青年部6月定例役員会」に出席してきました。

さて今月は、青年部の総会が行われます。
来年度の企画や予算について話し合いが行われました。

情報委員としての自分の役割として、青年部ホームページの今後の利用方法について行動を起こす事になりました。
うまく行けば大幅な経費削減となり、それによって他の活動に費用を当てる事ができる様になり、今以上に青年部が活動的に動ける様になります。

ちょっと忙しくなってきましたが、頑張ってみます(^^)v