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2024年2月14日水曜日

エアコン専用コンセント増設からエアコン×2台新設工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取付工事にお伺いしてきました。

エアコン機器はお客様支給品です。

今回のお客様は中古住宅を購入されて、リフォームが終わったところでアベ冷熱技研へご依頼いただきました。
取付けるお部屋は、1階キッチンと、、、

1階居間です。
どちらの部屋にもエアコンが付いていた形跡はなく、配管穴もエアコン専用コンセントもありません...

あのぉ...リフォームされたんですよね?
既存のスイッチやコンセントが新しくなってるんで、電気工事屋さんも居たハズですよね?
なぜリフォームと同時にエアコン専用コンセントの増設を提案しなかったんですかね?
お客様にお話すると、「ホントだ。そうですよね。うわぁ...もしかして大変ですよね?」と。

う~ん...大変でもやるしかないですよねぇ...
分電盤は洗面所にあって、ちょうど2スペースの空きがあります。
ただし、近くには点検口がありません。
しかも、分電盤の位置とはまったくの建物反対側までケーブルを引っ張らなくてはいけません。

う~ん、どうしたものかと付近を見渡して見ると、内玄関に150Φのダウンライトを発見!

ちょっと外して、天井裏を見てみましょう。

スマホを突っ込んで、天井裏の状況を確認。
なんとか行けるかも知れませんが、なにせ頭が入らないので難易度高めです...

とりあえずお見積りさせていただいてご依頼いただき、本日一日掛けての工事スタートです。
お引越し前なので、鍵をお預かりしての単独作業です。

まずは電源工事から。
キッチンの天井に、コンセント用の開口を。

内玄関のダウンライトのところにケーブルキャッチャーを差し込んで、キッチンのコンセントの方向を狙います。
そうです、頭が天井裏に入らないので、大体の方向へ向かってキャッチャーを伸ばしていく作業です。
まぁ大変ですよ...

なんとかキッチン側からダウンライト経由、分電盤まで2系統のケーブルが通りました。

キッチンのところまで2系統通ったので、またここから奥の居間へ向けて1系統通していきます。

居間の隣の部屋に点検口があったので、これを利用。

いやぁ..狭くて先が見えない...

なんとか通りました!

分電盤の空きスペースに、分岐ブレーカーを2つ設置。

コンセントを取付けて、電圧を確認。

2部屋とも異常なしで、電気工事完了です。

やっとエアコン取付けに掛かれます。

位置決めをして、背面板を設置。

配管穴を、、

慎重に開けていきます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、、

貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、、

配管類を接続していきます。

外部配管は、スリムダクトで化粧仕上げ。

外壁色に近いアイボリー色で。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って、、

配管内部を真空乾燥させます。

分電盤内にアース線がなかったので、室外機側でアースを取っています。

こんな感じで、、

室外機周りが完成。

あとは試運転を行い、、

異常がないことを確認してお引渡しです。
電源工事が案外すんなり進んだので、なんとか一日で完工することができました。

「わぁ、キレイにしていただいてありがとうございます。また他の部屋もエアコン付けることになると思うんで、またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年1月8日月曜日

IHクッキングヒーター専用コンセント増設電気工事

初めてのお客様のご依頼で、200V30A専用コンセントの増設工事にお伺いしてきました。

今までガスコンロをお使いでしたが、油物を調理されていて危ない目に遭われたそうで、IHクッキングヒーターへ取替されるという事です。

本日午前中にガス屋さんがガスの閉栓をされて、ガスコンロが撤去されていました。
ここにIH専用の電源が必要です。

分電盤は、同じ1階の洗面所にあります。
分岐回路に1つだけ空きがあるので、ここに新しいブレーカーを取付けて配線していきます。

建物は鉄骨造なので、洗面所から一度屋外へ出して、外側をぐるっと露出配管で回して行こうかと思いましたが、浴室の点検口から覗いて見ると...

浴室からキッチン方向は屋根裏になっていて、見通しがききます。

これはイケるかも。と天井裏へゴゾゴゾと入って行きます。

分電盤の上に来ました。
う~ん...狭いけど通るかなぁ?

さらに奥へ進むと、これ以上は体が入りません。
屋根が傾斜していますが、鉄骨の梁との間に隙間があるのでなんとかなりそうです。

一旦屋根裏から出て、キッチン外壁側の軒天から呼び線を入れてケーブルを通していきます。

なんとか分電盤までケーブルが通りました。
ここまで、5回ほど屋根裏に上がったり降りたりで、一時間半も掛かっています。
そもそも一人でやる作業ではありませんね...

軒天からコンロ台の高さに合わせて、塩ビパイプでケーブルを保護して立ち下げました。
鉄骨造なのと外壁がパネル工法の様で、壁の中にケーブルを通すことができないため、この様に外壁を立ち下げています。

200V30Aアース付きコンセントを取付けておきます。

200V30AのIH専用のブレーカーを取付けて、電源投入。

ブレーカーいっぱいになりましたね。
主幹容量は75Aなので、容量的には十分です。
分電盤が古いので取替えをお奨めしましたが、今回はこのままで。

電圧チェックで異常がないことを確認して、電気工事完了です。

あとは、IHクッキングヒーターをセットしてお引渡しです。
IHは既にお客様が購入されていた支給品です。
「きれいにしていただいて、ありがとうございました。またエアコンの方も相談に乗ってくださいね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。