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2017年1月27日金曜日

エアコン熱交換器 ピンホールガス漏れ動画をUPしました


1月25日に書いた「ガス漏れ?のエアコン 室内機の位置を変えて取替工事」の記事で、撤去したエアコンの熱交換器。

どうしてもやってみたかったので、窒素ガスで2.0Mpaまで加圧して気密試験をやってみました↓


ちなみにこの部分、どんなに目を凝らして見つめても、穴は見えません(^_^;)
水に漬ける前にギュポフレックス(ガス漏れ検知剤)を噴き付けてみましたが、当然ですが全く反応なしでした。

かなり微量なので、暖房運転してガス圧を上げた状態でないと、リークテスターでも反応しないかも知れませんね。
実際現場で、室内機の前面カバー外さずにリークテスターで当たっても反応ありませんでしたから。。。

これ動画にしてどうする?
はぃ、ただの自己満足です<(_ _)>

2016年11月22日火曜日

他社施工の不良工事でエアコンガス漏れのため修理・ガス充填作業

デイサービスセンター様の一室で、エアコンが効かないとの事で修理依頼をいただき、お急ぎの様でしたから、他の現場終了後、夕方から取り急ぎお伺いしていました。

三菱電機 霧ヶ峰 2007年製です。
「9年経っているんで、もう買い替えですかね?」
いやいや、霧ヶ峰はそんなにヤワじゃありませんから(^_^;)

運転して風は出ますが、温度が上がりません。

室外機の方を確認してみます。
ファンも回転していて、コンプレッサーの運転音も聞こえます。


バルブカバーを外して見ると...
バルブ周りがオイルだらけでベトベトになっています。

ガス漏れ確定ですね。施工不良です。

大体の修理代をお見積りさせていただき、この日はフロンガスを積んでいなかったため、後日お伺いさせていただく事に。

という訳で本日、修理にお伺いしてきました。


とりあえず冷房運転を行い、フロンガスがどのくらい残っているか確認します。


液側配管に霜が付き始めました。
ガス不足の時に起こる現象です。


ガス圧が低いですね。

ガスの種類がR410Aですから、冷房運転時は0.60~0.98MPaの範囲でなければなりません。

全く残っていない訳ではないので、残ガスはポンプダウンして室外機側へ回収します。

明らかに室外機の接続口から漏れているのは確認していますが、そこが漏れているなら室内機側の接続箇所も怪しいです。

きちんと調べて異常がなくても、フレアの再加工は行っておきます。
これは修理後の保証を、自信を持って当社が行うためです。

オイルでベトベトだった室外機側。
フレア再加工を行って...


トルクレンチを使って規定トルクで締め付けます。


カットしたフレア部分です。


大きなキズが見えますね。
あと、きれいにフレア加工ができてないため、密着ムラが見えます。

フレア内面はパッキンの役目も担っていますから、ここがキレイな鏡面でないとガス漏れが起こります。
いわゆる施工不良です。

配管接続が完了するとしっかりと真空引きを行い、配管内部を真空乾燥させます。


真空引き完了後、冷房運転し、様子を見ながらフロンガスを追加充填します。


規定圧まで充填完了です。


冷房運転の吹出温度良好です。


暖房運転の吹出温度もしっかりと測定。

異常なしです。
また今日から暖かくお過ごしいただける様になりましたね(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が修理・点検を行うので、安心してお任せいただけます。

2016年11月21日月曜日

ランプが点滅して暖まらないエアコンの基板交換修理作業

初めてのお客様のご依頼で、エアコンの修理にお伺いしてきました。

基本的に修理は、販売された業者さんへご依頼されることをお奨めしていますが、今回は年数も経っている事と、どこで購入されたたか憶えていないという事でお伺いさせていただきました。

運転を開始する前から、室内機のランプが点滅していました。
一度コンセントを抜いてリセットして、再度試運転。
室外機のリレー音がカチっと鳴りましたが、ファンが回らず。
何度かトライを繰り返して、室内機のランプが点滅し始めます。

室外機側の異常の様ですね。
調べていきましょう。


室外機の基板に搭載されている、LEDランプの点滅回数を数えます。


10回点滅です。ファン系の異常ですね。


ファンモーターが悪いのか、基板が悪いのか、どちらが悪いのかを調べていきましょう。


ファンモーターのコネクタを基板から外して、抵抗値を確認。

ファンモーターの異常ではない事が確認できました。

原因は基板の不良です。
ファンモーターを動作させるための電圧が出ていないんですね。
早速基板を手配していました。

本日、基板が入荷したので、早速修理にお伺い。
古い基板を撤去しました。


新旧交代です。


新しい基板は汎用品なので、少し細工をして設定を合わせます。


元通りに組み直して作業完了。


あとは試運転を行って、異常がない事を確認してお引渡しです。

これでまた、暖かくお過ごしいただける様になりましたね(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が修理・点検を行うので、安心してお任せいただけます。

2016年11月17日木曜日

ハイ角スイッチのビス触ったらビリビリ来て恐ろしい...

「スイッチ触ったらビリビリ来るんですけど、そんなのも治してもらえるんですか?」というお問い合わせをいただきまして、早速点検に。

うぉっ!プレートを留めているビスの所で電圧を測ると、97.3Vも流れていますよ。
危険レベルの漏電ですね...(・・;)


阿部が小学生だった頃は、このハイ角スイッチが主流だったんですよねぇ。
懐かしいスイッチですが、危ないので取替えてしまいますよ。

まぁ外すにしてもビリビリ来るんで、絶縁手袋をはめて撤去。

モダンプレートのフルカラースイッチに取替えました。

今はコスモシリーズが主流ですけど、古いお宅にはこちらの方がしっくりきますね。

さて、なぜにこのスイッチ漏電していたのか?


分解してみましたけど、端子部分が外側の鉄枠に触れている様な形跡もなく、原因は特定できませんでした。

なんだったんだろう...気になりますね。
まぁ取替えたから、お客様宅は安心なんですけどね。

こんなスイッチの取替修理も、お気軽にお声掛けください<(_ _)>

2016年10月31日月曜日

量販店に取付けてもらったアンテナ ブロックノイズが出て映りが悪い

「阿部さんとこはアンテナの点検とかもやってもらえるんでしょうか?」とのお問い合わせ。
はい、もちろんやってますよ(^^)

「地デジ見てたら、たまにブロックノイズが出るんです。」
早速点検にお伺いしてきました。

あら?結構受信レベルが低いですね。
お家は新築されて数年ですが、ずっとこんな感じだったんでしょうか?

レベル測定器で現状のレベルを測定してみます。


おぉ、映るか映らないかギリギリのレベルですね。


あぁ...エラーが出ていますね。

このくらいのレベルになると、テレビの補正性能次第で、映ったり映らなかったりが起こります。

アンテナを拝見させていただきます。
ん?BSも付いてますよ。という事は、壁面に付いてるのはブースター?


いや...単なるミキサー(混合器)でした(-_-;)


天井裏の分配器を拝見。
あぁ...4分配もしているのに、ブースター無しですか(´・ω・`)
アンテナのところで十分なレベルが取れても、混合器と4分配を介すと、末端のレベルがガクンと下がります。

お聞きすると、新築時に量販店に施工してもらったそうです。
あぁ...量販店ですか。「標準工事はここまで」とか言う量販店ですね。
各部屋のレベルも測定せず、アンテナだけ取付けて帰ったっぽい施工事例ですね。

はぃ、ミキサー撤去して、BS/UHFブースターを設置します。

ブースター電源部は、先ほどの4分配器の脇に取付けました。

各部屋でレベルを測定しながら、、、


ブースターの出力レベルを、適正値になる様に調整していきます。


地デジは十分な受信レベルまで上がりました。


エラーフリーで完璧です(*^^*)


BSも十分なレベルが出ました。


テレビを接続して、レベルを確認。

ブロックノイズも消えて、クリアな映像がお楽しみいただける様になりました(*^^*)

「やっぱり量販店に工事頼んだらいかんねぇ。また何かあったら阿部さんにお願いしましょうわい。」と、大変お喜びいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2016年8月27日土曜日

故障したエアコンは買い替えか?修理か?

いつもお声掛けいただいている、フィットネスクラブのオーナー様から「トレーニングルームのエアコンの音が高くなったので、いつでもいいから見て欲しい」とご相談いただき、点検修理にお伺いしてきました。

ダイキン製 天井カセット形パッケージエアコンです。

「ゴーーー」って言う音が響いています。

ファンモーターのベアリングですね。
ベアリングとは、ファンモーターの中心にあって軸をスムーズに回転させる部品です。
(詳しくはググってウィキペディア等でご確認ください)

このエアコン、製造年が2000年です。
16年ですか... 家庭用ルームエアコンなら即座に引導を渡される年数ですが、業務用はそうとも限りません。
家庭用とは違い、モデルチェンジしても内部構造はそんなに変わらないので、同じ形の部品がなくても、共通部品として使える部品があったりします。
ファンモーターなどは、16年くらい経過してても全然修理可能です。

ただし、ここからが本題です。
業務用と言えど、その使用環境は様々です。
事務所で使われているものがあれば、コテコテの中華料理屋さんや焼肉屋さんで使われているものもあります。
なので、部品があって修理が可能だとしても、修理をお奨めしない場合もあります。
なぜかと言うと、ファン取替えてその時は正常に動いたとしても、すぐに他の場所の不具合で、異常が出たりすることがあるからです。
たくさんの修理を経験してきたアベ冷熱技研は、そういう案件にたくさん遭遇してきました。
お客様にとって修理の方がメリットなのか、買い替えの方がメリットなのか、まずはエアコン全体の状況と使用環境をチェックして、お客様の考えている今後の事業展開などをお聞きし、不具合の原因や両方のメリット・デメリットをご説明しながら、一緒に悩んで判断させていただいています。

今回は今後のことを考慮して、治るならもう少し使いたいとの事で、使用環境もとてもいいので、モーター交換で対応します。
ファンモーターの新旧交代です。

細かいところが変更されていますが、取付けピッチとか寸法は古い物と同じです。
こういうところは、、、こういうところは、さすがダイキンと、、、認めます(^_^;)

はい、サクッと取替え完了。

動いているのか動いてないのか判らないくらい静かになりました(^^)v
このエアコンくんには、もうちょっと頑張ってもらいましょうね。

アベ冷熱技研は、「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が点検・修理を行いますので、お気軽にご相談ください。