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2015年7月3日金曜日

「地デジが映らなくなった」ので点検修理作業

「だんだんとテレビが映らなくなくなってきて、今映っているのはNHKだけ。」と、点検のご依頼をいただき、お伺いしてきました。


こちらは砥部町。
アナログ時代はUHFを2本使って受信していた地域です。

リビングのテレビ脇で、レベルを測定してみます。

あら、全然レベルが出ていません。。。

屋根上に上がって、ミキサー出力で直接レベルを測ってみます。


お?エラーフリーですよ。


あら?いい受信レベル出ていますね。

アンテナ自体が悪いのではなさそうですね。

ケーブルに目をやると・・・ あっ!

繋ぎ目発見。
でもしっかりテープが巻かれているので、水が入った感じはありません。

天井裏で分配器を探します。


この分配器の入力側を外して、レベル測定。


あぁ、やっぱりあの繋ぎ目が怪しいですね。。。
レベルが下がりすぎです。


また屋根上へ戻って、繋ぎ目をカットして繋ぎ直します。


屋根裏へ戻って測定すると、バッチリレベルが上ってます。


原因はここでしたね。

しっかりと接続して、自己融着テープで防水処理。

使われていないBSケーブルに添わせて、少し浮かせる形にしました。


あとはリビングのテレビで受信状態を確認。

完璧ですね。

全チャンネル映る様になりました。

「助かりました。ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました。
アンテナ自体もそろそろ取替え時なので、将来的にご検討いただける様お奨めさせていただきました。

持ち帰った繋ぎ目をバラしてみました。

これは施工不良ですね。。。
もうちょっとでコネクタからケーブルが抜けるところでした。
アンテナ工事では、このコネクタ加工が重要な作業になります。
ここを見るだけで、施工者の腕前が判るわけですね。

2015年6月25日木曜日

エアコン冷えない・・・フロンガス充填修理作業

おかげさまで予定が詰まっておりまして、二週間近くお待ちいただいている状況が続いています。
そんな中、二週間前に点検修理のご依頼をいただいていましたお客様宅へお伺いしてきました。

「これです」と案内された室内機・・・(´・ω・`)


とりあえずガス圧を測ってみようと、室外機・・・(T_T)

こちらのマンションは賃貸で、今回ご依頼のお客様がこのマンションに入居された時に、既に設置されていたエアコンだそうです。
いらないので置いていった感満載ですね。。。

あぁ、、、ガス圧ゼロ。 まったくナシ。


接続口を点検しようと配管を触っていると・・・

スポッと抜けましたが???

配管4箇所の接続口(フレア加工部)。

どのフレアも傷だらけで、特に左のは締め過ぎでネジキレてますよ。
絶対プロの施工じゃありませんね。

フレア再加工して、トルクレンチを使って規定トルクで締め付けます。

トルクレンチを使わずに締め過ぎると、さっきの写真の様になります。

配管を整理して、キチッと接続。
電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


真空引きが終わると、フロンガスを規定量充填していきます。


冷房運転を行い、ガス圧を測定。

規定圧に収まり、冷風が出る様になりました。

配管もテープ巻きしなおして、こんな感じで終了。

室内機側は写真撮り忘れました。。。気持ちに余裕がないんですねぇ。。(_ _;)

アベ冷熱技研は、「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が点検・修理を行いますので、お気軽にご相談ください。

2015年6月13日土曜日

日立・ダイキン 室内機配管折れ修理&エアコン分解洗浄作業

おかげさまで、たくさんの工事ご依頼を頂いていまして、二週間以上待ちの状態が続いてご迷惑をお掛けしております<(_ _)>

そんな中、2台のエアコン室内機が持ち込まれました。

日 立 RAS-S63A2(W)(2011年製)
ダイキン AN22KNBS-W(2009年製)

お引っ越しされる際に、専門業者にエアコン取外しをしてもらって、いざ取付けようと思ったら「配管が折れているので、取り付けができない。」と。。。
ちなみに外した業者と、取付けしようとした業者は別だそうです。

取付け業者は、「これは修理できないので買い替えされた方が」と言ったそうで、途方に暮れていたところ、知り合いの方にアベ冷熱技研をご紹介いただいたそうで、ご相談を受けました。

修理できるかどうか拝見。

まぁなんと、グチャグチャですね。。。

配管は・・・

日立の方はパックリ折れてます。。。

ダイキンの方は折れる寸前ですが、潰れてるのでダメですね。


はい、修理できます。
何故に「修理できない」と言ったのかは、解りますね。

 1つは溶接もできない業者さん。
 1つはエアコンの修理をしたことない業者さん。
 1つは新品販売して売上が欲しい業者さん。

どれも、エアコンを扱うには相応しくない業者さんですね。

室内機を分解して熱交換器だけにします。
折れた配管を切断して、新しい配管を溶接して取付けます。


銅管の溶接作業は、空調屋さん・冷凍機屋さんにとっては、普段普通に行う作業です。

この作業ができなければ、技能士の資格も受験できません。(二級以上)

溶接作業が終わると窒素ガスで圧力を掛けて、漏れがないか気密試験を行います。

漏れがない事を確認して、修理完了。

ここで、せっかく分解したので、内部がかなり汚れていた事もあり、この際に洗浄もお奨めさせていただき、ご依頼いただきました。
・・・暇じゃないんですけどね(^_^;)

室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


通常なら、これで取付工事にお伺いするところですが、当社の工事が混んでいる事もあって、取付工事は他社さんがされる事になり、梱包をしてお引き渡しとなりました。

「修理できて良かった。ほんと助かりました。」と、大変お喜びいただきました。

特に日立の方は6.3kwのフラッグシップモデルですから、20万円以上はしますよね。。。
4年そこそこで廃棄なんて、絶対考えられません。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が修理・分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

※2015年6月3日を持って、今シーズンのエアコン分解洗浄の受付を終了しております。 受付再開は、夏シーズンが終わった秋口を予定しておりますので、ご了承くださいませ<(_ _)>

2015年6月4日木曜日

飲食店の天井カセット形パッケージエアコン修理作業

先月、天吊形PACの修理の件を書きましたが、facebookでそのコメントをご覧いただいた別の飲食店のオーナーさんから、「うちも一度見てほしい」とご依頼いただき、点検にお伺いしてきました。

ダイキン製 天井カセット形パッケージエアコンです。


エラーが出て動きません。エラーコード「A3」。


天井カセット形でよく出るエラーコードですね。



天井カセット形は、内部にドレンポンプという電動ポンプが内蔵されています。
そのポンプが動かなくなると、ドレンパンに結露水が溢れ、フロートセンサーが働いて異常を検知してエラーを出します。

ドレンポンプが悪いのか、フロートセンサーが悪いのか、もしくは基板が悪いのか、テスターを当てて点検していきます。

基板から電圧は出ているので、ドレンポンプ側が動作していない感じです。
フロートセンサーの不良も考えられますが、ドレンポンプをセットになっているので、この際セットで交換します。

部品を手配して、再度訪問。
パネル、ドレンパンを撤去すると、ドレンポンプが見えます。


新旧交代です。


新しいドレンポンプをセットします。


外したドレンパンの汚れを簡単に取っておきます。


新しいドレンポンプを付けても、汚れを吸い込んでしまっては、また故障の原因になりますので。


元通りに組み立てて、ドレンパンにテスト水を注水。

1リットルほど入れると、ドレンポンプが動作し始めました。

後は、冷房運転して異常がない事を確認してお引き渡しです。

はい、これで大体2万円ちょっとで修理完了です。
今回も、アベ冷熱技研へご依頼いただく前に、サービスへ相談されたそうで、修理代15万円という金額提示があったそうです。
この金額を聞いて修理を諦めていた所に、お知り合いのfacebookをご覧になってお声掛けいただきました。

今回も洗浄込みという金額提示だと思われますが、15万円はどう考えても高額ですよね。
確かに熱交換器は汚れてはいましたが、今すぐ対処が必要という状態ではありませんでした。
ドレンパンも掃除しましたから、今シーズン終わった頃にゆっくり洗浄される事をお奨めさせていただきました。

アベ冷熱技研は、「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が点検・修理を行いますので、お気軽にご相談ください。