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2017年4月8日土曜日

オークションで購入された5.6kw200Vのエアコン取付工事

初めてのご依頼のお客様から「中古住宅を購入しまして、中古のエアコンがあるんですけど、工事だけでもお願いできますか?」とのお問い合わせをいただきまして、本日取付にお伺いしてきました。

日立製5.6kw 200V よくお聞きすると、オークションで購入されたそうです。

年式は2014年製。2年ちょっとでオークションに出す人がいるんですねぇ(^_^;)

ちなみに、今までオークションで購入されたエアコンのほとんどが、何らかの不具合がありましたので、アベ冷熱技研ではオークション購入はお奨めしていません。
取付工事はお引き受けいたしますが、機器に関する一切の保証はできませんので、修理が必要な場合は、点検費用・修理費用など別途必要になる事をご了承いただきます。

室外機の設置場所は、この二段置台の下をご希望です。
わぁ、これ小さい架台だけど入るかなぁ~(^_^;)


室内機を取付ける場所は?

コンセントは左にありますが、配管穴は右側にありますよ?

配管穴の位置が変だな?と思ったら、外側はテラスの柱があったんですねぇ。


キャップを取ってみると、柱か間柱がイッてますねぇ...

とりあえずこの配管穴を流用して取付けて欲しいとのご希望なので、工事に掛かります。

配管保護のため、配管穴に貫通スリーブを挿入。


穴の位置が微妙なので、こんな感じで背面板を設置。


配管の取り回しでどうしても壁内に接続箇所が行くため、先に室内機と配管を接続しておきます。


途中、どんな苦しい思いをしてここに室内機が平然と付いているかは、写真からは見て取れないと思います(T_T)

16kgの室内機を、バンザイの格好で持ち上げたまま、接続した配管を穴に押し込みながら壁までよちよちと歩いて行き、最終的に脚立に登って背面板に掛けるという...

まぁ、いいです。無事付きました(^_^;)

既存の化粧カバーを使って、足りないところはテープ巻き仕上げ。
上の室外機の配管取り回しが、もの凄く気になりますけど、何があったんですかね?(p_-)


室外機に配管を接続し、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。

ご覧の通り、室外機が架台からハミ出そうなくらいビチビチでしょ。
これも入れるのに苦労してます。写真じゃ解りませんが(^_^;)

真空引きしている間に電源工事を。
既存のコンセントを外して見ると... え?

ケーブルが切断されて、ボックス内でジョイントされてどこかへ延長されています?

あ、カーテンの影にカバープレートが。


元のコンセントのところから、右側へ移していたみたいですね。
しかしこれ、もともとどんな感じになっていたのか?たぶんエアコンが付いていたんでしょうけど、よく解りませんね。

それと、電圧測ったら200V流れていました... 既存コンセント100Vのものでしたけど...

はい、こんな感じで延長しました。

天井裏を通せないかなぁと調査はしてみましたけど、1階という事と、近くに点検口が無かったため、露出配線でご了承いただきました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

はい、オークション品ですが、とりあえずガス圧なども正常で異常なしでした。
「コンセントの配線もきれいにしていただいて、ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

13年前の三洋電機製エアコン故障で三菱霧ヶ峰へ取替工事

7年前にエアコン移設工事をさせていただいたお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 MSZ-GV2516-W 霧ヶ峰汎用機をお買上げいただきました。


既存機は三洋電機の2004年製。


かなり前に一度、湿度センサーの異常で修理もさせていただきましたが、今回は室外機が動かず。

部品も無いため取替えをお奨めさせていただき、今回のご依頼となります。

既存機を撤去して、新しいエアコンを取付けていきます。


室内機を取付けて、配管類を接続していきます。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。


こんな感じで外周りが完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

まだ少し朝晩が冷え込みますから、まだまだ暖房が必要ですね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2017年4月4日火曜日

数年前に施工させていただいたエアコンの移設工事

いつもお世話になっているお客様が、新築住宅へ引っ越しされるので、エアコン移設工事にお伺いしてきました。

こちら2014年にお買上げ・施工させていただいた三菱霧ヶ峰。
2014年7月 「三菱電機製 霧ヶ峰BXVタイプ取替工事」→ http://techabe.blogspot.jp/2014/07/bxv.html

室外機が壁面置きなので、外すのも一苦労です。

こちら2011年に機器支給で施工させていただいたダイキン。
2011年11月 「隠蔽配管のルームエアコン取替工事」→ http://techabe.blogspot.jp/2011/11/blog-post_24.html

隠蔽配管で苦労して取付けたのを思い出します。
2台ともそんなに使われていなかった様子で、ホコリが付いてるくらいで全然汚れていないため、このまま移設します。
実はダイキンの方は少しカビ臭がしたんでお伝えしたところ、「じゃぁ買い換える。」とか言い出したんですが...(^_^;)
いやいや、いくらダイキン製でも5年ちょっとしか使ってないのにもったいないと、なんとか踏みとどまっていただき、どうしても臭いが気になる様だったら、また分解洗浄をご依頼いただくという事で<(_ _)>

新築のお家の方へ移動します。
取付場所はここ。

キッチンの対面リビングですが、ここしか取付ける場所が無かった様です...

幅的には全然取付け可能なので、工事に掛かります。


位置決めをして、配管穴を開けていきます。


配管穴には貫通スリーブを挿入。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで美観仕上げ。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


もう一台の方は、住宅の隣の事務所へ取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


専用コンセントが100Vなので、200Vに切り替えます。

このエアコンは室外機電源なので、ここでジョイントして室外機へ送ります。

コンセントは取外して、カバープレートで塞ぎます。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。
こちらの配管は北側の見えないところなので、化粧テープ巻き仕上げです。

スペース的に厳しそうですが、西から東へ風が抜ける場所なので、放熱に関しては問題ありません。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

新しい環境で、快適にお過ごしいただける様になりましたね。
「もう一部屋エアコン付けるんで、またお願いしますね。」と、エアコンの追加ご注文をいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
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2017年3月28日火曜日

ちょっと危ない取付場所を変更してエアコン取替えと電源増設工事

いつもお世話になっているお客様から、「実家の庭をリフォームするのと一緒に、エアコンの取替えを阿部さんにお願いしたい」とご依頼いただき、お伺いしてきました。

三菱電機製 MSZ-GV2816-W・MSZ-GV2216-W 霧ヶ峰汎用機をお買上げいただきました。


1階リビング&寝室に設置されていた既存のエアコン。


これの取替えですが、まぁまぁ凄い取付け方ですね(^_^;)


どうやって付いてるんだろうかと思ったら、後ろに板が?


撤去して見ると、L形の金具で天井面にビスで留まっています...


この下ですね、実はベットなんです(^_^;)
それも頭の真上に室内機が付いていたという状況。

お客様は気にされていない様でしたが、さすがにここに取り付けるのは危ないので、設置場所の変更をご提案させていただきました。

こちらへ取付けていきます。

ここでもベットの上ですが、頭の真上じゃない事と、壁面にしっかり留める事ができるので、既存の場合に比べて、大幅にリスクは削減できます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


既存コンセントは200Vだったので、、、


100Vのコンセントへ取替えて、分電盤で電圧切り替えを行います。


既存の室外機はこの場所でした。


配管化粧カバーはこんな感じでした。


こんな感じでスリムダクトも取替えます。


室外機の場所は、既存の場所から裏の方へ。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。


こんな感じで外周りが完成。
キレイに広くなったお庭を有効に使うために、室外機を裏の方へ設置した訳です。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してリビングのエアコン設置が完了。


2台目は2階で、エアコンが無い部屋への新設です。


室外機は屋根置きで完了。


もともと専用コンセントが無いので、1階分電盤から専用回路を増設していきます。


洗面所の点検口~


2階の壁内を探りながら立ち上げていきます。


こういう隙間を狙って~


2階の部屋のスイッチを開口部として利用しながら、下から上へ、1階天井裏から2階天井裏へ呼び線を通して、ケーブルを通していきます。


2階の天井裏に上がると、今度は西から東へ横引き。
ケーブルキャッチャーを駆使して、ケーブルを引き寄せます。


2階点検口までケーブルが上がってきました。


あとはエアコン脇に引き出します。


コンセントを取付けて、ブレーカーON。
電圧を測定して、異常がない事を確認。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「わぁ、きれいにしてもらって、ありがとうございます。電気の線はどうやって通したんですか。追加料金いるなら言うてくださいね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。