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2020年1月9日木曜日

防犯カメラの映像をネット経由で見るための有線LAN配線工事

昨年11月に防犯カメラを設置させていただいたお客様のご依頼で、有線LAN配線工事にお伺いしてきました。

今回のご依頼は、外出先でもスマホやタブレットで防犯カメラの映像をご覧いただける様に、防犯カメラのモニタとネット回線を繋ぐためのLANケーブルの配線工事です。
防犯カメラは無線式でモニタと繋がっているのですが、建物の構造が複雑なため、モニタはこの位置でないと受信が不安定になります。

この棚の側面へ、LANモジュラ端子とコンセントを増設します。

同じ部屋の反対側にパソコンが置いてあって、ネット回線用のモデムとルーターがあります。
このコンセントのところまで、LANケーブルを引っ張ります。


点検口は建築屋さんが設置してくれました。

パソコン側の天井は斜め天井のため、天井裏スペースはほぼありません。

どうやってパソコン側へケーブルを通すかが悩みどころだったんですけど、天井裏を覗いて見ると電話用の配管が見えました。

100V電源はジョイントBOXがあるので、ここで取れますね。

先ほどの電話用配管はパソコンのところではなく、パソコンを通り越して玄関脇にある弱電BOXに保安器がありました。

ここから光ケーブルが入っている配管がパソコン側まで伸びているので、ここを経由すれば斜め天井のラインは難なく通りそうです。
距離は長いですけど...

さて、その電話用配管の行き先が気になるので調べて見ると、リビングのテレビ脇にありました。

お客様:「あ、ここまで配管が来てるという事は、ここへもLANケーブルが引けるということですね?できるならここへも追加でお願いします。」
という事で、仕事が増えました(^_^;)

しかしパソコン~弱電BOX~点検口~テレビ脇まで、40mほどあります...
点検口のところで、配管をカット。
一番距離の長いリビング側から通して行くことにします。


一度電話線も抜いて、LANケーブルと共に入れ直します。
えっちらおっちらと引っ張って、なんとか通線できました。


LANモジュラ端子を取付けておきます。


次に、点検口~弱電BOXへと通して行く訳ですが、ここからはリビングのLANと棚に付けるLANと、既存の電話線の3本を共に入れていきます。

お客様もこういう作業はお好きな様で、阿部が引っ張っている間、反対側から押し入れていただけたので、難なく通線完了。

弱電BOXを経由して、パソコン側へLANケーブル2本を通していきます。


このルートが一番キツかったです。光ケーブルが入っているので。


パソコン脇にLANモジュラ端子を2個取付けました。


さて、棚の方へ取り掛かります。


まずは棚の中へケーブルを引き込むため、天面へ穴を開けます。


棚の側面を開口。


この位置へこんな感じで取付けました。


棚の内部はこんな感じです。


モールボックスを内側に設置して、側面のコンセントが飛び出ない様にしました。


棚の内部にもコンセントとLANモジュラ端子を設置しています。


これはお客様のご希望で、内部で使う時は側面のLANモジュラは使わないので、ここで抜き差しして使える様にしています。


あとは、敷設したケーブルに異常がないか確認。


棚側異常なし。


モニタを接続して確認OK。

ここは後ほど、お客様が棚を作られるそうです。

テレビ脇もチェックして異常なし。


これでテレビもネットに接続できて、YouTubeもご覧いただける様になりました。

「いやぁ、これで永年の懸案だったのが解決できました。棚のとこなんかキレイに仕上げてもらって、これぞ阿部さんの施工って感じで良かったです。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただき、お土産までいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研では、この様なネット・通信系の工事もお引き受けできます。
お困り事などありましたら、お気軽にご相談ください。

2019年9月16日月曜日

アナログ時代のマンションビル陰共聴設備の撤去作業

えっと。今日は祝日みたいですね。世間は三連休ですか?
阿部は今日も高い所でお仕事していました。

はぃ。今日も...です。
昨日もハシゴで丸一日、高い所で停電工事やってました。
その記事はまた、現場が完成したら書きますね。
なんかもぅずっと休めてないので、思った様に体が付いてきません...(´;ω;`)

受付お休み中ですが、まったく見通しが付かないので、まだしばらくのご依頼はお受けできない状況です。何卒ご容赦くださいませ<(_ _)>

今日はかなり前から、阿部のせいで延ばし延ばしになっていた、ビル陰共聴設備の撤去作業にお伺いしていました。

ビル陰共聴とは、ビルやマンションなどの高い建物のせいで、テレビ送信塔からの電波が建物の陰となって正常に映らない場合に、その建物のアンテナから各個別の住宅へケーブルを引き込んで、テレビをご覧いただく設備です。
CATVと同じ考え方ですね。

今回の設備はアナログ時代の遺品です。
アナログ放送は停波して地デジに切り替わっているので、必要ありません。
放置しておくと電柱使用料が毎年掛かるため、撤去のご相談をいただきました。

電柱には、さまざまなケーブルがぶら下がっているので、間違えない様にマンション側から撤去していきます。


同じ高さのラインには、今回撤去のケーブルと似たようなケーブルが、CATV、電話、光ケーブルとあります。


このブースターにはCATVと書いてありますが、これもビル陰用です。

この辺りは、CATVも光ケーブルで送られています。

ところどころに、各世帯へ引き込むための分配器があります。

これらも全撤去。

同じ高さで電話と光ケーブルが交差しているので、かなり神経を使っての作業です。

暑いのと寝不足で体が付いてきません...(´;ω;`)

極めつけは、この被覆付き鋼撚りメッセンジャーワイヤー。

簡単には切断できません...
重いし、硬いし、外したらピンピン跳ねるし... 体中が筋肉痛です。

ほとんどのお宅は、引込線が外してありますが、数軒は引込みが残っています。

これらはマンションオーナー様が、各個別に回られて、撤去の許可をいただいています。

ケーブル自体は軽いんですけど、メッセンジャーワイヤーや、ケーブルを支える部材が鬼の様に重いです。
これで全撤去完了です。

「ケーブルが一回線なくなっただけで、電柱がすっきりした様に見えますね。大変お疲れ様でございました。またマンション宅内もあるんで、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

2019年9月10日火曜日

学生時代思い出のレストラン野咲で不要ケーブル撤去作業

阿部と同世代の松山市出身男性で、千舟町の「レストラン野咲」を知らない人はいないんじゃないか?と言うくらい、当時からもちろん今でも安価で美味しいランチで、学生やサラリーマンの空腹を満たしてくれるお店です。

今日のBlogは、食べログか?(^_^;)
いえいえ、今日は野咲は定休日です。あのランチも食えません(´;ω;`)

お仕事にやってきました。

現在、別の現場でリフォームに伴う電気工事をやっているんですが、そこの大工さんが野咲のオーナーさんと親戚関係とかで、大工さんから「手の空いた時でええけん、ちょっとやってもらいたいんじゃが」という事で、先月末頃、現地調査にお伺いしていました。

もともとはテナントビルで、2階、3階にも別のお店が入っていた様ですが、今は空き部屋になっています。

今回、1階部分を塗装するので、その前に当時から放置された2階3階の屋外照明や乱雑なケーブルを撤去してほしいとのご依頼でした。

いやホント、松山市内の繁華街を行くと、こんな感じのケーブルをいっぱい見掛けますが、撤去となると結構大変ですよ...(`;ω;´)


この投光器も使われていないので、外してほしいと言うご要望です。

10月くらいでいいならできるなぁと思ってお伺いしたら、8月末に外壁塗装するので、それまでにやってほしいと言われまして...
大工さんに「無理です!できません!9月はいっぱいだって言うたじゃないですか!」と、半ギレでお返事して放置(^_^;)してたんですけど...

塗装が終わってから、「阿部さんの空いとる時でええけん。阿部さんしか頼む人おらんのよ。」と、泣き落としに合いまして...(^_^;)
その大工さんのリフォーム現場の大工工事が少し遅れているので、ちょうど野咲さんも定休日だし、「じゃぁ、仕方ない、やりますか」と言うことで、着工しました。
塗装、、、終わってるんですけどね。。。

晴天になりました。
いいお天気ですが、もの凄い蒸し暑いです...(´;ω;`)

千舟町通りのスクランブル交差点前です。

人通りが多いので、絶対にビス一本たりとも落とせません。
数本、落ちましたけど...(^_^;)

全部撤去とはいきません。
活きてるケーブルもありますから。

電力、電話、ケーブルテレビ、有線放送などなど、多種多様のケーブルが、乱雑に配線されています。
一本一本調べながら、切断していきます。
大変ですよ。テレビの線かと思ったら、電話線だったり...
間違って活きてる電気の線を切れば、火花が飛びますから...

屋上からも確認。

屋上に上がってみると、使われてなくてカットされてるケーブルが転がってたり。

上がったり降りたり、もう暑さと疲労で倒れそうです...

なんとか、外せるものはすべて外しました。

「あらぁ、スッキリしたね。これはええわ。ありがとう。助かりました。」と、大変お喜びいただきましたが、、、

阿部的にはスッキリしてません(´・ω・`)
屋上まで、グネグネと波打って立ち上がっているパイプを撤去したかったのですが、3階と4階辺りで、このパイプに電話の保安器が縛り付けられていました。
これは足場を組まないと、ハシゴ作業では撤去ができず、泣く泣く諦めました。
どうにもモヤモヤした感じで終了してしまいましたので、また大工さんに会った時に、このモヤモヤ感をぶつけたいと思います(*´艸`*)

レストラン野咲さんは、外部だけでなく、店内もリニューアルされています。
ぜひまたランチに行きたいお店ですね(*^^*)

2019年7月26日金曜日

床下が湿気ているので床下用換気扇新設工事

初めてのお客様からのご依頼で、床下用換気扇の新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 V-09FFS3 温度センサー+プログラムタイマー搭載床下用換気扇をお買い上げいただきました。


一週間ほど前にシロアリ対策で、専門業者さんに床下へ薬剤散布をしてしてもらったそうですが、床下が湿気ているので、換気扇で通気を良くしてやればいいとお奨めされたそうですが、「どうせやるなら電気工事も関わる事なので、ネットで調べていたらアベ冷熱技研さんが見付かって、以前同じ様な工事をされてるBlog記事を見たので、経験されている業者さんの方がいいなと思ってお願いしました。」との事で、大変ありがとうございます。

床下換気扇は、建物の北側3箇所に取付けるのが有効です。
ちょうど北側にブロワ用の屋外コンセントがあるので、電源はここから取る事にします。


まずは換気扇を取付けるところのガードを外します。


床下はベタ基礎ではなく、旧来の地面に束石を設置した工法です。
このタイプは床下に湿気が溜まりやすく、シロアリ発生の原因にもなります。

床下に風の流れを作ってやることで、地面が乾燥してシロアリ防止になります。

床下換気扇を取付けていきます。


こちらも。


屋外コンセントを取外してボックスを取付け、ケーブルを結線していきます。


コンセント上部にコントローラーを取付けます。


コントローラーは屋外用で、湿度センサーを搭載しています。


コンセントを取付けて、電源を送ります。


お客様と一緒に確認しながら、運転時間と湿度設定を行います。


しっかりと蓋を閉めて、作業完了お引渡しです。


こんな感じで完成です。


この床下換気扇、コントローラ内に湿度センサーが内蔵されていて、タイマー運転でON/OFFするだけでなく、屋外の湿度の状況を見て、空気が乾燥している時だけ運転してくれるスグレモノなんです。

確実に湿気を取り去ってくれるので、床下の環境が良くなりますね。

「思ったより風量があるんですね。これなら湿気も全部取れそうですね。ありがとうございます。今度はエアコン工事の方でもお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

この様な換気扇取替えも、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>