三菱電機 MSZ-AXV2825S-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました。


既存機はダイキンです。
このエアコン、室外機1台、室内機2台のマルチエアコンです。


今回取替えるのは、こちらのエアコンだけ。
もう1台は2畳ほどの納戸兼書斎に設置されていて、こちらは将来的にも使わないという事で撤去してしまいます。


今回取替えるエアコンは2階にあって、室外機もベランダに設置されていました。


今回取替えにあたって、「外壁に穴を開けて露出配管でもいいですよ」との事でしたが、この状況から室内機と室外機の位置関係と配管経路を考えると、隠蔽配管を流用する方が良いと判断しました。
はぃ。隠蔽配管なんです。
では作業に掛かります。
既存エアコンは故障している訳ではないので、ポンプダウン運転を行ってフロンガスを室外機側へ回収して撤去。

こちらのお宅、隠蔽配管をキチキチで繋いでいるので、毎回配管を溶接延長しなければなりません。

隠蔽配管で施工する場合は、将来も流用されることを考慮して配管を長めにしておくのが、お客様にとっても有効です。
長さピッタリに繋いでしまうと、後のメンテナンスも大変ですしね。
修理の経験のない人がやりがちです。
こんな感じでループさせておけば、次回取替えの際にお客様の負担が減ります。


室内機も撤去しました。


納戸の方は、配管も壁内でカットしました。


さて、取替える方の室内機側には専用コンセントがありませんでしたから、納戸の専用コンセントを使います。


室外機側に電源はありますが、そこから室内機までは露出配管となって見た目が悪くなるので、せっかくここにある物を使わない手はありません。
点検口があるので、ここから天井裏へアクセスします。

納戸からベランダ側の方へケーブルを延長していきます。


壁面にコンセントを取付けたかったんですけど、鉄骨造で壁から天井裏へケーブルが通らないため、天井へ取付けることにします。


専用コンセントを取付けて完了。


納戸の配管穴とコンセント開口は、カバープレートで塞ぎました。


やっとエアコンが取付けられます。
位置決めをして背面板を設置。


新しいフレアナットを取付けて、配管には結露予防のためのシート(包帯)を巻いておきます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管穴はパテ埋めをして気密性を確保。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りは、こんな感じで完成。


取外した室内機は内部がカビだらけでした...
これで今年の夏は快適にお過ごしいただけますね(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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