2021年3月1日月曜日

賃貸マンションの一室でリフォームに伴う電気設備改修工事

1月末から取り掛かっていた、賃貸マンションの一室のリフォームに伴う電気工事が、本日完了しました。


オーナー様から直接のご依頼で、建築とは分離発注という形で、毎回お引き受けさせていただいています。
建築屋さんも阿部が忙しくしているのをご存知で、「解体終わってますから、阿部さんの都合で現場進めてください」という感じで流れています。
とは言っても、阿部のせいで現場をダラダラと遅らせる訳にもいかないので、スケジュール調整をしながらのスタートです。

幸い、マンションですから、屋内工事だけなので暴風雨だろうが作業ができるのがいいですね(^_^;)

今回、キッチンへレンジ専用回路増設と、浴室暖房機の専用回路増設があるので、天井裏が見えている間にケーブルを通しておきます。


コンクリート造のマンションですから、一筋縄ではケーブルが通りません。


所々、大工さんが開口してくれているところを、なんとか通していきます。


レンジ専用回路が通りました。


玄関チャイムだったものを、場所を移動してカメラ付きドアホンへ取替えるため、電源回路と通信線を通しておきます。


配線器具は古いので、すべて取替えるため、クロスが貼りやすい様に浮かせておきます。


外してしまうのもアリなんですが、作業で明かりもいるし、コンセントも使うので置いておきます。


設備が昔の仕様なので、洗濯機のコンセントの高さを変えたり、


トイレのウォシュレット用コンセントを、右から左へ移動したりと、
結構細々とやることがあります。

トイレの二室用換気扇は、毎回取替えに苦労するので、便器が座る前に取替えておきました。

先行工事が終わると、しばらく現場へ入りません。
その間は、他にご予約いただいていたお客様のところへ走り回っていました(^_^;)

そして先週木曜日に内装工事が完了したので、金曜日から器具付け工事にお伺いしていました。


やっぱりクロスが貼られると、ガラッと印象が変わりますね。


まずは分電盤の取替えから。


一次側は活線なので、慎重に作業を進めます。


扉付きのコンパクトブレーカー搭載分電盤に取替えました。


当初はこんな感じだったものが、


スッキリきれいになりましたね(*^^*)


トイレ換気扇のグリルを取付けて、照明器具もLED化。


配線器具はすべてコスモシリーズへ取替えです。
配線器具が変わると、部屋の印象も変わりますね。

浴室暖房機も取付け。暖房器具はお客様支給品です。


ドアホンを取付けて、動作確認。


以前はこんな感じだった電話やネット配線を、


こんな感じに仕上げました。
大工さんが作った棚の上に、ルーターなどが置ける様になっています。

古いフルカラーコンセントも、


新しいコスモシリーズへ。


システムキッチンが新しくなるので、レンジフードも。


三菱電機製のレンジフードをお買い上げいただきました。


キッチン周りも照明が付くと、明るく清潔感がありますね。


器具類の取付けが終わると、最後にエアコンの取付けです。


今回、このマンションで初めて200Vのエアコンを取付ける事になりました。
コンセントを取付けている途中で、ハッと気が付きました...
エアコンに付いている200Vのコードって、短いんです。
そうです、この位置では微妙に長さが足りません...

オーナー様から「200Vのエアコンにしましたから」というご連絡をいただいた時点で気が回らなかった阿部の責任です...

「100Vのエアコンに変えますかね」というオーナー様に、こちらでご提案させていただいて、ご了承いただきました。
200Vのコンセントを上の方へ移動。
元の場所はカバープレートで... 申し訳ないです(´・ω・`)

エアコンはこんな感じで。お客様支給品です。


ベランダ周りはこんな感じで。

すべて配管化粧カバーを取付ける事で、美観向上と耐久性の向上、それから、引越屋さんが間違って取外して持って行かれない様に(^_^;)

なんとか予定内で工事完了できました。
明後日から美装屋さんが入って、お部屋がピカピカになります。
既に入居者さまは決まっているそうですよ。

さて、この後も数件、マンションの改修工事があります。
やっぱり3月中の工事受付再開は厳しいと思われます。
何卒ご容赦くださいませ<(_ _)>

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2021年2月24日水曜日

CATV光化に伴いテレビ契約のみ解約してアンテナ受信へ切替工事

CATVのテレビサービスとネットサービスをご利用中のお客様のご依頼で、地デジアンテナ受信への切替工事にお伺いしてきました。


今回のご依頼は、こちらのエリアもCATVの光エリアに入ったので、ネット回線を光化にして、テレビの方をアンテナ受信にしてほしいとのご依頼です。

CATVの同軸引込みはここにあります。


今回アンテナ受信に切り替えますが、アンテナの場合、最適に受信できる場所に設置しなければなりません。
調査の結果、ベランダへアンテナを取付けるのがベストです。
アンテナ設置場所と、既存の保安器と離れていますが、大丈夫です。

作業に掛かります。
まずは、アンテナ設置場所から、軒下へ穴を開けて天井裏へ同軸ケーブルを通していきます。


二階押入れの点検口から、先ほど挿入した同軸ケーブルを手繰り寄せます。


分配器やブースターは二階天井裏にありますが、点検口からはかなり遠い位置に投げ捨てられる様に置かれています。
これ、CATVの認定業者がやってるハズですけど、酷いですね。
一番奥の電源部まで行かなくてはいけません...

天井を踏み抜かない様に、慎重に奥へ進んでいきます。
まるで忍者...


CATVのブースターです。
アベ冷熱技研では使用しない、ラインブースターですね。
これは必要なくなるので、撤去します。

断熱材の上に転がされていた分配器を、点検口のところまで引き寄せて梁に留めます。


点検口のところに新たにコンセントを作って、ブースター電源部を設置しました。
これで後々のメンテナンスも容易に行うことができます。
※今回新設するアンテナは、ブースター内蔵タイプのため電源部が必要です。

ベランダ側へ戻って、アンテナのベースをしっかりと取付けます。


UHFアンテナを取付けて、松山本局を狙います。


目視で松山本局が見える、最高のロケーションです。


ブースター電源部を繋いでいない状態でも、エラーフリーのいいレベルが出ています。


今回設置したのは、マスプロ電工製のブースター内蔵UHFアンテナです。
宅内で4分配されているので、ブースターは必須です。

アンテナ設置が完了すると、リビングのテレビのところで受信レベルを測定。


いいですね。エラーフリーで問題ありません。


あとは、テレビのチャンネルを再設定して、映り具合をご確認いただいてお引渡しです。


ネットの光化は申込書を提出していますが、引込みまでにもう少し日数が掛かりそうです。
引込みが完了したら、また宅内工事にお伺いする予定です。

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>