2020年11月11日水曜日

大洲のファッションホテルでエアコン取替工事と修理作業

今日は朝イチで松山を出て、一日大洲でエアコン工事と修理にお伺いしてきました。

場所は「ホテルフォレスト」さん。
以前にもこのBlogで書きましたね。
こちらのオーナーさんは、以前からのお客様で、FB友さんでもあり、同い年で共通の悪友がいると言うことで、かなり仲良くいろいろとお声掛けいただいています。

今回のお部屋もオシャレな感じです。


かなり前から「阿部さんの空いている時でいいんで。」とご相談を受けていましたが、やっと先月調査にお伺いしていました。
この部屋、なぜか天カセタイプと壁掛けタイプが設置されています。

両方ともあまり調子が良くなく、メインは天カセなんですけど、夏の暑い日には壁掛けタイプも運転しないと効かないという状態でした。
天カセは5.0kw、壁掛けは4.5kwなので、部屋の広さからいくと、どちらか1台でも十分効く能力なのではありますが...

今回、修理とかではなく、年式も古いので取替えをご希望です。
当初は天カセを取替える予定で調査にお伺いしていました。

室外機はどこにあるんだろうかと思ったら、裏の草むらの中に...(^_^;)
いやぁ、この配管の施工も凄いなぁ...
裏の方が土地が低いので、一般住宅の3階建てくらいの高さになります。

既存機はダイキン。
取替えをご希望なのは三菱電機。
阿部がダイキン嫌いなのをよく知っていて、オーナーさんも感化されています(^_^;)

しかし、天カセの埋込寸法がダイキンと三菱では違うため、大工工事も絡んでくる大工事になります。
予算的にも難があり、いろいろと検討した結果、壁掛けの方を取替えると言うことで決定し、本日お伺いしてきました。

壁掛けタイプの室外機は、隠蔽配管で駐車場の脇に設置されています。
なぜこんなところに置いたのかは意味不明です。

懐かしい三洋電機製です。
阿部はサンヨーの大ファンでしたが、パナソニックに吸収されてこの世から消えてしまいました...

取外しに掛かります。
とりあえず運転はできるので、ポンプダウンしてフロンガスを室外機側へ回収します。


既存機を撤去しました。
隠蔽配管は流用します。


コンセントが無いから嫌な予感はしてたんですけど、コード切って直結していますねぇ。
撚り線と単線と繋ぐのは、あまりよろしくありません。
接触不良で発熱する事があります。
特に200Vなので、危険ですね。

配管穴の位置が高すぎるので、少し下げて開口を広げます。
コンセントを取付けるための開口も新たに。


ここにコンセント開口を作ることによって、壁内のドレン管への接続確認も可能になります。


位置決めをして、背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りはこんな感じで完成。
冬場は室外機の底からドレン水が出るため、駐車場が水浸しにならない様に、塩ビ管を使って表の方へ導きました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。


三菱電機 MSZ-AXV5620S-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました。


さて、天カセをどうするかと言うと。


室外機と、外部配管のみ撤去します。


ポンプダウンをするためバルブキャップを外そうとしたら、バキバキ!!!
バルブを支持しているボディが腐っていて、もう少しでフロンガスが吹き出るところでした...(´;ω;`)
ダイキンは底の部分が弱いんですよねぇ...
特にここは湿気が多いので余計にです。

なんとかポンプダウンできて、配管撤去に掛かります。
ハシゴは貸してもらえるということでしたが、、、
届きません(^_^;)


「無理だったらいいですよ」のお言葉に甘えて、届くところまで撤去。
う~ん、うちのハシゴ持って来るべきだったか。

天カセの室内機はしばらく置いておくことになっています。
外してしまうと、天井を塞ぐのが大変だからです。

さて、これで終わりではありません。
他のお部屋の修理も承っております<(_ _)>
こちらのお部屋はまた雰囲気がガラッと変わりますね。

これまたダイキンの天吊自在形 ワンダ風流とか言う、特殊な室内機。
ファンモーターが唸って、もの凄い音を立てています。

ファンモーターの不具合ですね。
ダイキン、よくあります。
調査の際に確認して部品を手配していたので、修理に掛かります。
分解していきます。

ファンとファンモーターを繋いでいる軸受のナットを外しましたが、、、外れません。
油刺しても、ハンマーで叩いても、固着していてビクともしません。

仕方ないので、ファンを壊して外しました(^_^;)


ファン壊したら後で使えんじゃないかと思いました?
実はファンも一緒に取り寄せていたんですよね(*´艸`*)
ダイキンですから。
こんなことは想定内です。

新しいモーターに取替える前に、内部のホコリを掃除機で取っておきます。
熱交換器にはホコリが固着していて取れませんでした。
洗浄したらいいんですけど、今回はそこまで行いません。

ファンモーターを取付けて。


新しいファンも取付けて。


元通り組み上げて、試運転。

異常がない事を確認して、お引渡しです。
今日中に完工できるかヒヤヒヤで、昼休憩もまともに取らずに頑張ったので、4時過ぎには終われました(*´ω`*)

これで今晩から二部屋とも快適にご利用いただける様になりましたね(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2020年11月10日火曜日

ビデオ通話を快適に使いたいのでネット回線を光ケーブル化工事

バタバタしております。
今日も午前中の工事が押して、午後からのお客様のスタートが遅れるという失態。
詰め込みすぎるといけませんね...

さてその午後からは、愛媛CATVの光eねっとの工事にお伺いしてきました。


今までは、同じ愛媛CATVの同軸ケーブルサービスのイーネットをご利用でした。
速度的には問題なく使えていたんですが、コロナ禍の影響でビデオ通話が増えてきて、ちょっとコマ落ちする事があるため、光eねっとの100Mbpsコースへ乗り換えをご希望です。

先月お申し込みをいただいていて、約一ヶ月。
引込みが入ったので、宅内工事にお伺いしてきました。
保安器の横に、新しく光キャビネットが設置されました。

キャビネットから宅内へは電話の配管が通っているので、これを利用します。
通常、既存の同軸ケーブルは残置するのが基本ですが、今回は電話線も一緒に入っているため、同軸ケーブルを抜かないと通りません。

という訳で、同軸ケーブルを呼び線として使い、光ケーブルと入れ替えていきます。


引込側と宅内側のケーブルをメカニカルスプライスを使って接続。


ケーブルを折らない様に慎重にキャビネットへ収めます。


しっかりと蓋を閉じて、引込側完了。
既存の保安器は、後日引込班が撤去してくれます。

宅内側の光ケーブル末端に光コネクタを取付けて、異常がないか受光レベルを測定。


S-ONUへ接続し、持参のテスト用パソコンを繋いで速度測定。


いい値が出ました。100Mbpsのサービスで、上り下り共に90%以上の速度が出ています。


あとはお客様のWi-Fiルーターを接続して、きちんと繋がる事を確認していただいて完了です。

あ、乱雑に置いていますが、この後お客様が棚を作られて、その上にきちんと置かれるそうなので、今回はこの状態でお引渡しです。

あと追加で、トイレの換気扇工事のご依頼もいただきました。
お伺いできるのは年明けになりそうですが...(^_^;)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2020年11月9日月曜日

新築の倉庫兼作業場で電灯・動力回路新設電気工事

今までにも何度か電気工事をご依頼いただいていた保温工事屋さんのご依頼で、電灯・動力回路新設電気工事をご依頼いただき、本日完工いたしました。


「阿部さん、また倉庫建てたんで電気入れてもらいたいんですけど。」とご依頼いただいて、現地調査にお伺いしたのは9月後半でした。


平屋の大きな倉庫でうらやましいです(^_^;)


周りを見渡して見ると、トランス柱は近くにあります。
元々、住宅が建っていた土地なので、電灯のトランスはあります。
でも今回、動力も必要なんですが、近くに動力のトランスが上がっている電柱はありません。

これはちょっと、お引渡しできるまでが長くなりそうですね。
とりあえず図面を描いて、四国電力へ申請します。

付近にトランスがない場合、申込みをすると四国電力がトランスを設置してくれます。
ただし、トランスが上がるまでに、大体一ヶ月程度の日数が必要になります。

以前、お客様も同じ経験をされているので、想定内のご様子。
しばらく先になる事をご了承いただきました。

一ヶ月あるので合間を見つけて、動力用の分電盤を組んでおきます。


という訳で先週、無事トランスが上がったので電気工事にお伺いしていました。
晴天で最高の電気工事日和なのに、朝起きて支度をしている時に腰がピキッ!
湿布を貼って、コルセットを巻いてのスタートです...(´;ω;`)
ハシゴと脚立を降ろすだけで、脂汗が出てきます...

電力量計の位置決めをして、PF管を通しケーブルを入れていきます。


屋内側も分電盤の位置に合わせて、ケーブルを出します。


アース線も塩ビ管で保護して、アース棒を地中へ打ち込みます。


分電盤を設置して、ケーブルを接続していきます。


屋外側は引込点までケーブルを立ち上げていきます。
平屋で高さが低いので、引込みをどうしようかと悩んだんですが、耐食性の高いZAM仕上げのLアングルを組んで引込点を立ち上げました。

配線工事が完了するとケーブルに損傷はないか、絶縁抵抗計で確認を行います。


ケーブルに異常がなければ、四国電力から送られてきた電力量計(スマートメーター)を取付けます。
この作業は、四国電力計器認定店でなければ施工できません。

屋内側はこんな感じで完成。


屋外側もこんな感じで完成。
あとは、引込工事班が引込線を入れてくれるのを待ちます。

という訳で本日、引込みが入ったので、夕方から点検にお伺いしてきました。


動力用コンセント、200V異常なし。


電灯コンセント、100V異常なし。


今回の内容は、100Vコンセント×4箇所、動力用200V15Aコンセント×1箇所を設置させていただきました。
夜間作業はしないという事で、照明器具はありません。
動力用の分電盤に、20Aのブレーカーが2つ余っていたのはコチラのものです。

中古の天カセエアコンが2台あるそうで、ご自分たちで設置されるとのこと。
電源もご自分で接続されるとの事で、アベ冷熱技研の仕事はここまででお引渡しとなりました。

エアコン付きの作業場とか、ホントうらやましいです(*^^*)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気設備工事も、お気軽にご相談ください。