2020年1月22日水曜日

引きヒモスイッチの照明にスイッチ回路増設工事

午後からは、スイッチ回路増設の電気工事にお伺いしてきました。


ダイニングテーブルの上にペンダント照明が付いているのですが、電源は近くのコンセントから取っている状況で、他の器具に取替えたいと思ってもできない状況でした。


実はこの器具、以前は隣にある照明器具と親子式になっていたそうです。

親の方をLED器具に取替えた際に、ペンダント器具が使えない事がわかって、プラグを付けて今まで使用されていました。

昨年年末にカレンダーをお届けさせていただいた際に、「これどうにかなりませんか?」とご相談いただいていました。

では作業に掛かります。
親の器具のスイッチがここにあるので、子の器具のスイッチもここへ増設します。


ケーブルを通すために、呼び線を天井裏へ向けて挿入。


少し離れたところにある点検口から、天井裏へアクセスします。


左に階段があるのと、土壁で竹組みが立ち上がっているので、かなり難しいです。。。


どうにも先が見えないので、土壁と梁の間に無理矢理カラダを入れ込んで引き寄せます。

なんとかスイッチ側のケーブルが通りました。

照明器具を外して、天井面に穴を開けます。
穴から天井裏へ向けてケーブルを挿入。


これまた難しいところから、必死で引き寄せます。。。

なんとか通りました...

さて、電源はどうしようか...(^_^;)
反対側にあったスイッチを外してみると、ラッキーな事に100V電源が取れます(^^)

同じ照明回路なので、ホントラッキーです。
ここからも天井裏へ向けてケーブルを挿入。

電源、照明、スイッチの3本ケーブルを天井裏で接続。


器具を取付けるところには、引掛けシーリングを取付けます。

これならどんな器具でも取付可能です。

なので、ペンダント照明は処分して、以前取外して保管されていたLEDシーリングライトを取付けました。


スイッチはコスモシリーズに取替えて、親と子の各スイッチを取付けました。
夜間でもスイッチの位置がわかる様に、上段はOFFで点灯するホタルスイッチにしています。


あとは点灯することを確認して、作業完了です。

「良かった。これでスッキリしました。コードが垂れてるんは見苦しいけんねぇ。ありがとうございました。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

時々動かなくなる浅井戸用ポンプの取替工事

午前中はポンプの取替工事にお伺いしてきました。

テラル多久 THP6-V150S 浅井戸用ポンプをお買い上げいただきました。


昨年年末にカレンダーをお届けさせていただいた際に、「あ、そうや。阿部さんとこ、ポンプもやりよったわぃねぇ。ちょっとポンプの調子が悪いけん、古いし取替えてもらえんやろか。」とご依頼いただいていました。

既存機はエバラ製でした。

時々止まるので、止まる度にリセットして使っていたそうです。


既存機を撤去します。


配管の取り回しがかなりタイトでしたが、なんとか接続。

呼び水を入れて運転開始。
水漏れがない事を確認します。

凍結防止のために、配管に断熱材を巻いて完了です。

「前のは凄い音がしよったけんねぇ。音が静かでええわぃ。これで安心して使えます。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研ではこの様なポンプ取替工事も行なっていますので、お気軽にお問い合せください。

2020年1月21日火曜日

石油機器技術管理士の再講習を受講しました

今日は丸一日、「石油機器技術管理士」資格の再講習の受講に行ってました。

石油機器技術管理士は、(財)日本石油燃焼機器保守協会が認定する資格です。
この資格保持者は、ボイラー・ストーブ・ファンヒーターなど、主に灯油などの燃焼機器の設置・点検整備を行うことで、機器の安全性・信頼性の確保に努めます。

法改正など、機器に関する技術動向・知識の向上・点検整備の技術向上のために、5年以内ごとに「再講習」を受講しなければなりません。

屋内でストーブやファンヒーターなどの燃焼機器を使用される場合は、きちんと換気を行いましょう。
特に最近の高気密高断熱のお部屋内でファンヒーターなどの燃焼機器を使用するのは大変危険です。
悲しい事例を増やさないよう、機器の定期的な点検も行いましょうね。

アベ冷熱技研では、「石油機器技術管理士」がボイラーの設置・点検を行っております。
「燃焼音が高い」「臭いがきつい」など異常があれば、お早めにご相談ください。

2020年1月20日月曜日

子供部屋へ2階ベランダ置きエアコン新設工事

いつもお世話になっているお客様から、「子供が成長したので、そろそろ部屋にエアコンを付けてあげたい」とのご依頼で、本日取付けにお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2219-W 霧ヶ峰標準タイプをお買い上げいただきました。


取付けるお部屋は、2階の子供部屋。
エアコン専用コンセントが変な位置に付いていますが、室内機はここへ取付けます。


室外機はベランダ置きです。


では取付け作業に掛かります。
位置決めをして、背面板を取付けます。


背面板の据え付けは、水平器を基本にして設置します。
理由は、新築でもこういう事が起こるからです。

廻り縁が傾いていますね...
水平器を使わず、廻り縁にメジャーを当てて取付けてしまうと、水の流れが逆になって水漏れの原因にもなりかねません。
でも見た目も大切です。
水平に取付けるのも大切ですが、あまりにも傾いている室内機も変です。
この微妙な勾配と、見た目の取り合いを治めるのもテクニックの一つだったりします。

慎重に配管穴を開けていきます。


気密性確保と小動物侵入防止のため、配管穴に貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ドレンは塩ビ管を使って、排水口まで導きました。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「相変わらずキレイに取付けていただいて、ありがとうございます!もう一つ子供部屋が残ってるんで、またその時はお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2020年1月16日木曜日

20年近くご使用のエアコンを結構苦労して取替工事

年末にカレンダーをお届けさせていただいた際に、「2階のエアコンがそろそろ取替えんといかんけん、年明けにお願いしますわ。」とご依頼いただいていたお客様宅で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2219-W 標準タイプをお買い上げいただきました。


お部屋は2階。室外機は屋根置き。室内の天井は斜め天井になっています。


阿部の脳で2000年製と見ると、なんだそんなに古くないじゃないかと一瞬思うんですけど、ハッと我に帰ると今年2020年ですもんね(^_^;)

笑ってやってください(u_u*)

室外機は屋根置き。
屋根置き???


屋根置台もなく、防振ゴム敷いて、ホントの屋根置きになってます(^_^;)

配管のぐるぐる巻きも凄いですね。
これ、銅管の両端末を最初からフレア加工してある配管セットを使った施工ですね。
施工時間を短縮する量販店下請けの仕業です。
まぁ20年近くこれで動いているのですから、見た目を気にしない方なら「これでいいんじゃね?」って感じですかね(^_^;)

さて、室内機なんですけど、斜め天井でかなり嫌な感じです。
左側ほぼビチビチで、嫌な感じしかありません...(´;ω;`)


とりあえず既存機を撤去します。
室内機を外すと、バラバラバラバラ...えっ?

黒い糞がいっぱい出てきました...(・_・;)

ネズミかな?と思ったんですけど、配管をかじってないので恐らくコウモリですね。


外側はしっかりパテ埋めされていたので、配管穴から侵入したのではなくて、天井裏から壁の間を通ってやって来た感じです。
ここへは小動物侵入防止のために、貫通スリーブを挿入しておきます。


さて、嫌な感じはコレです。

配管穴の位置は、メーカーや機種によって違います。
通常、取替えの場合は、既存の穴に対して本体を合わせて取付けるので、今回の場合は左に寄せればいいのですが、天井が左下がりなのでこれ以上寄せることはできません...
(背面板と天井面の間にスペースがありますが、背面板より室内機の方が横幅が広いので、それを考慮しなければなりません)

仕方ないので、できるだけ強度が落ちない程度に背面板をカット。


背面板を取付けます。
上下左右、、、まったく余裕はありません。


それでも室内機を掛けるのに、角度を変えたりいろいろしながら、何度も諦めかけてなんとか掛かりました...


左上はこんな感じです。
室内機を掛けたことのある方は、このスペースがどれだけ辛いかお解りいただけると思います(´;ω;`)
(お客様には解らない部分です)


室外機側へ移ります。
きちんと屋根置台を設置します。

溶融亜鉛めっき仕上げなので、高耐久性です。

室外機を乗せて配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

配管は長さを合わせて接続します。

外周りはこんな感じで完成です。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

いやぁ...取替えに4時間も掛かりました...(´;ω;`)

「結構難儀な工事でしたなぁ。お手数お掛けしました。うちはもぅ阿部さん信頼しとるけんな、丁寧にやってくれるし。。またなんかあったら頼みますよ。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。