2019年10月23日水曜日

腰の激痛に耐えて参加した愛媛県高圧ガス保安大会

本日は一日、東京第一ホテル松山に缶詰状態でした。

毎年開催されている、高圧ガス保安大会へ出席するためです。


Blogの記事にも少し書いていましたが、ここ一週間ほど腰痛に苦しんでいます。
それも、今朝は靴下も履けないほどの激痛になりまして、欠席しようか寸前まで悩んでいました。
腰がある角度になると、ビキッ!!!っていう感じで激痛が走ります。
なんとかスーツを着込んで、痛止薬を飲んで参加。
いやぁ、薬もまったく効かず、脂汗出まくりです...(。>﹏<。)

胸にお花が付いていますが、それは後ほど。

保安大会は午後からなんですが、全員が集まる機会なので、愛媛県冷凍空調設備工業会の理事会を、11時からスタート。

この会も、いろいろと行事が山盛りです。

理事会終了後は、理事全員で和気藹々と昼食。

みなさん、ウチの数倍の売上高を誇る企業の社長さんばかりですから、いろいろと情報収集ができます。
現場の話から、表の話、裏の話...まぁ楽しいです(*^^*)
むっちゃ腰が痛いんですけどね...(´;ω;`)

さて、午後からは愛媛県高圧ガス保安大会。

我らが愛媛県冷凍空調設備工業会をはじめ、高圧ガスを扱う関係5団体が集結し、保安功労者や優良者の方たちの表彰式が行われます。

はぃ。阿部が表彰されました(*´艸`*)

まぁ、大したアレじゃないんですけどね(u_u*)

この表彰式があるために、無理して出席した訳ですが、代表の方が賞状を受け取るのかと思ったら、個人個人が演台に上がって受け取るとか...
まぁーーー死ぬかと思いました。
名前呼ばれて、立ち上がる時にビキッ
演台上がる前に左右の来賓席へ一礼づつで、ビキッビキッ
賞状受け取る時に一礼でビキッ
後ろを振り返って会場のみなさんに一礼で・・・
激痛に気を失いそうになりながらも、なんとか役目を終えて着席...
脂汗半端なかったです(;´Д`)

賞状持った写真の額がテカってるのはそのせいです。
笑顔も微妙に引き攣っていますね...

その後は記念講演。

演 題: 自主的な安全活動の推進について
講 師: 安全工学グループ代表(保安力向上センター会長) 伊 藤 東 氏

最後に大会宣言を決議して閉会。


表彰いただいてありがたい反面、長く、辛い一日でした(´;ω;`)
さて、明日からまた予定はパンパンです。
このカラダ、持つかどうか・・・

2019年10月22日火曜日

エアコンの引っ越しついでにエアコン分解洗浄で気持ちよく

本日の午後からは、エアコン分解洗浄が完了したので、取付けにお伺いしてきました。

富士通ゼネラル AS-251NE8(2011年製) 標準タイプです。


当初のご依頼は洗浄ではなく、お引越しに伴うエアコン移設工事でした。
取外す前は、賃貸マンションで使われていました。


移設のため取外しにお伺いしたところ、内部がかなりカビだらけだったため、お客様にも中を覗いていただくと...

「わぁ、結構汚れとるなぁ。急がないんで、洗浄してください。」との事で、お預かりすることになりました。

室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
モルタル壁なので、スライド金具を使って背面板を取付けます。


位置決めをして、配管穴を開けていきます。


配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管は化粧テープ巻き仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

移設先で運転してみて「うわぁ、カビ臭い」とか経験ありませんか?
今回の様に、お引越しついでに洗浄すれば、移設先で気持ちよくお使いいただけますね。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2019年10月21日月曜日

22年目の天カセ2方向吹出しタイプハウジングエアコン取替工事

同級生の友達からの依頼で、天カセエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MLZ-W5017AS 5.0kwタイプをお買い上げいただきました。


既存機はダイキン製です。
吹出フラップが故障で、常に開きっぱなしの状態です。


先月、実家の商店に設置してあるエアコンの取替えに伺った際に、「うちのリビングのエアコンも同じ機種なんで、そろそろヤバいよねぇ... 見積もりしてもらえる?」という事で。

見積もり提出後、FBのメッセンジャーでいろいろやり取りした訳ですが、既に22年経過しているので、

・いつ壊れてもおかしくない
・既に部品はないので、修理は不可能
・壊れるのは暑い時か寒い時の運転時期
・繁忙期に突然壊れても、すぐに取替えできない
・最悪はメーカー在庫切れで1ヶ月待ちとか
・猛暑でそんなになったら耐えれる???

と、結構脅かしました(^_^;)

と言うか、これ現実です。
この夏もそんな辛い思いをされたお客様が、たくさんいらっしゃいますから。

という訳で、「他のお客さん優先で、空いてる時に取替えて。」とご依頼いただき、本日お伺いしてきました。(全然空いてないんですけどね)

まずは既存機の撤去から。
室内機は3階リビングに設置されていて、室外機は2階のベランダ壁面に取付けられていました。

いやぁ...壁面置きですかぁ...(´・ω・`)

うわぁ...44kgもありますよぉ...(´;ω;`)


実は阿部、先週から腰を痛めております...(T_T)
分解洗浄の時期になると、腰が悪くなります。どうしても中腰で洗う時間が長いので...

先日も休日出勤で洗浄していたので、余計に悪化したみたいで、今日はいつもはどんなに痛くても飲まない痛み止め薬を飲んで、消炎鎮痛クリームと、腰にコルセット、ふくらはぎにサポーターをしての強行です。

降ろしました...44kg...悲鳴は上げませんでしたが、気を失うかと思いました(;´Д`)
そんな感じです。まだ工事は始まったばかりです。


室内機は17kg。なんとも無ければ一人で担いで降ろせる重量ですが、安全作業のため電動リフトで。

ハッキリ言って、この電動リフトの方が鬼の様に重いんですけどね。
室外機降ろすより、このリフト運ぶ方が地獄です...

脂汗かきながらも、なんとか既存機撤去。


あら?天井裏に水漏れ跡が。

冷媒配管の断熱が甘かった様ですね。
断熱材を少し手直ししておきましょう。

既存の隠蔽配管を流用しますが、サイズが2分4分なので、4分を異径ユニオン継手を使って3分へサイズダウンします。


吊りボルトも吊り位置が違うので、位置決めをして吊り直します。


新しい室内機を吊り込みます。


配管類を接続していきます。


新しい室外機も設置して、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

もうこの時点で腰の痛みはマヒしていて、痛みを感じません。。。
たぶん明日、大変な事になりそうな予感がします...(^_^;)

室内機にパネルをセット。


作業が完了すると試運転を行なって、異常がない事を確認してお引き渡しです。

友達は仕事で不在でしたが、一日立ち会いいただいた奥さんは、「丸一日大変でしたね。キレイにしてもらって、ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年10月15日火曜日

テレビが映らなくなったとのご依頼でアンテナ設備の点検修理作業

かなり前にエアコン工事をご依頼いただいたお客様から、「数日前からテレビが映らなくなったんですけど、阿部さんとこでも見てもらえるんですか?」とお問い合わせいただき、点検にお伺いしてきました。

お電話で事前に状況をお聞きしていたので、大体の目星は付いています。
ブースター電源部の赤いランプが点灯しています。

このランプの点灯の仕方で、何が起こっているかの判断ができます。
今回はケーブル断線の表示。

とりあえず、2階屋根上にあるアンテナのところへ登ってみましょう。


軒先に壁面金具を使って、地デジとBSのアンテナが設置されています。

あ、言っておきますけど、他社施工ですよ。
ずっとCATVに加入されていましたが、アナログから地デジ化されたタイミングで、アンテナ受信に切り替えたそうです。

しかしこの状態で、まともに受信できていたのも不思議ですけど(^_^;)

新設後はしばらくキレイに見えていたそうですが、しばらくしてタマにブロックノイズが出るようになって、ここ数日は全く映らなくなったそうです。

原因を探っていきます。
ブースターはそんなに劣化していませんね。


でも、電源ランプが消えています。

ブースターの故障か?ケーブルの断線か?

ケーブルを辿っていきます。
ここで大体の原因が見えてきました。

先へ進んでみましょう。

ありました!ここですね!


拡大するとこんな感じです。

このケーブル。もともとは薄いグレー色の同軸ケーブルなんですが、黒いケーブルに比べると格段に耐候性が劣ります。
まして、ここ数年の気温上昇と酸性雨の影響で、こんな感じになってしまいます。
屋外でこのケーブルを使用する業者さんは、経験不足で間違いありません。

被覆が剥げてるだけで、断線していないじゃないかって思いました?
被覆が剥げると、そこから雨水が侵入しますね。
そうすると、既存のケーブルと繋いでいたコネクタに雨水が侵入して・・・

芯線が腐食してしまって、断線しているのです。
これではブースター本体まで、電圧が掛かりませんね。

既存のケーブルも結構古いです。
5C-2V。。。


これも引き替えたいなぁと思ったんですけど、隣との境界が狭く、ハシゴが立ちません。
上からも手が届く訳もなく...

これはこれで流用するしかありませんね。

とりあえず、ここまで電圧が掛かっているか調べます。

大丈夫ですね。

ここからアンテナまでのケーブルを取替えることにします。


接続するコネクタは、CATVの工事で使っている、防水タイプのコネクタにします。

ゴムのパッキンが付いているので、ネジ部から雨水が侵入しません。

しっかりと既存線と接続します。


コネクタは防水ですけど、その上から自己融着テープでしっかりと防水処理。


またその上に、ビニールテープでしっかりと保護します。


ブースターへ接続すると、ランプが点灯しました。

ブースターは大丈夫そうですね。

さて、ここで終了してもいいんですけど、BSアンテナのケーブルも・・・


黒いケーブルに取替えました。


もちろん地デジアンテナのケーブルも・・・


黒いケーブルに取替えて、耐久性UP。


屋根上作業はこれで終了。


宅内のテレビで、受信レベルを確認。


お客様に映りをご確認いただいて、修理完了です。

「あぁ、助かりました。これで今晩からラグビーが見れる。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合った施工が可能です。
今回の様な点検修理も、お気軽にご相談ください。