2015年7月4日土曜日

BSをCATVに混合して全部屋でBSを見る工事

「現在、リビングのみでしか見れないBS放送を、各部屋で見れる様にしたい。」と、ご依頼いただき、本日工事にお伺いしてきました。

地デジはCATVを契約されていて、BSアンテナはご自分で設置されていました。


2階ベランダに設置されていたBSアンテナから、直接リビングまで配線されている様です。


レベルを測ってみましたが、今日は雨天ということもあり、あまり良くはありませんね。


2階納戸にある点検口から、分配器があるであろう天井裏へ。


ありました。6分配ですね。
CATVのブースターも設置されています。


BSのケーブルが近くを通っていたので、ここでカット。


レベルを測ってみると、結構いいレベルが出ています。

CN値は雨天なので、こんなものです。

CATVのブースターを撤去して、BS/CATVブースターへ取替えて、各ケーブルを接続します。

これでCATVとBSが混合され、各部屋へ流れます。

お部屋のテレビユニットでレベルを測定しながら、ブースターの出力レベルを調整していきます。


いい値が出ましたね。


CATVの方は入力レベルが大きすぎたので、ブースター手前で-10dBのアッテネーターを入れています。


ケーブルが1本になったので、テレビ手前でセパレーターを使ってCATVとBSを分けます。


後は映りを確認いただいて、お引き渡しです。

後日、他のお部屋にもテレビを設置されるそうです。

アベ冷熱技研ではアンテナ工事だけでなく、ケーブルテレビなども、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2015年7月3日金曜日

「地デジが映らなくなった」ので点検修理作業

「だんだんとテレビが映らなくなくなってきて、今映っているのはNHKだけ。」と、点検のご依頼をいただき、お伺いしてきました。


こちらは砥部町。
アナログ時代はUHFを2本使って受信していた地域です。

リビングのテレビ脇で、レベルを測定してみます。

あら、全然レベルが出ていません。。。

屋根上に上がって、ミキサー出力で直接レベルを測ってみます。


お?エラーフリーですよ。


あら?いい受信レベル出ていますね。

アンテナ自体が悪いのではなさそうですね。

ケーブルに目をやると・・・ あっ!

繋ぎ目発見。
でもしっかりテープが巻かれているので、水が入った感じはありません。

天井裏で分配器を探します。


この分配器の入力側を外して、レベル測定。


あぁ、やっぱりあの繋ぎ目が怪しいですね。。。
レベルが下がりすぎです。


また屋根上へ戻って、繋ぎ目をカットして繋ぎ直します。


屋根裏へ戻って測定すると、バッチリレベルが上ってます。


原因はここでしたね。

しっかりと接続して、自己融着テープで防水処理。

使われていないBSケーブルに添わせて、少し浮かせる形にしました。


あとはリビングのテレビで受信状態を確認。

完璧ですね。

全チャンネル映る様になりました。

「助かりました。ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました。
アンテナ自体もそろそろ取替え時なので、将来的にご検討いただける様お奨めさせていただきました。

持ち帰った繋ぎ目をバラしてみました。

これは施工不良ですね。。。
もうちょっとでコネクタからケーブルが抜けるところでした。
アンテナ工事では、このコネクタ加工が重要な作業になります。
ここを見るだけで、施工者の腕前が判るわけですね。

2015年6月30日火曜日

換気扇のないトイレに換気扇新設工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、トイレ換気扇の新設工事にお伺いしてきました。

パナソニック FY-08PTE8D 100Φ高気密形換気扇です。


もともと、トイレに換気扇がなく、今までは窓を開けて換気されていました。

しかし、リフォームされた際に窓を二重サッシに変えたところ、気密性が上がり、キッチンで換気扇を使うと、トイレの臭いがキッチンに流れ込んでくる様になったそうで、「できればトイレに換気扇を付けて常時換気したい。」とのご希望で、ご依頼いただきました。

まずは100Φの穴を外壁面へ開けます。


電源ケーブルを、ユニットバスの点検口経由で通していきます。


先ほどの穴から天井裏へ。


通線が完了すると、スリーブを挿入します。


換気扇本体を取付けます。

高気密型なので、停止時はシャッターが閉まって、気密性を確保できるタイプです。

屋外側は、アルミ製のパイプフードを取付けます。

虫が入らない、網付きタイプです。

スイッチも必要なので、ここから天井裏へ入線。


照明と換気扇と2つのスイッチに分けました。

タイマー式とか、消し遅れ式とかもありますが、お客様のご要望で、単独入り切りにしています。

あとは天井裏で、100V電源と結線して作業終了です。

スイッチを入れてお見せしましたが、「え?これ動いてるんですか?えぇ?かなり静かですねぇ。最近の換気扇はいいんですね。」と、大変お喜びいただきました。
今日から快適にトイレをお使いいただけますね。

2015年6月29日月曜日

UHFフラットアンテナ・BS/110CSアンテナ取替工事

午後から、アンテナ取替工事にお伺いしてきました。


既存設備はアナログ時代のもの。

当初、「地デジが日によって映ったり映らなかったりするのと、BSが映らない。」との事で、事前に点検にお伺いしていました。

テレビのところでレベルを測ると、BSは全くダメ、地デジは映っているのが不思議なレベル。。。
屋根上に上がって既存設備を見ると、、、

え?ミキサー(混合器)だけしかない。。。
BS受信で、数カ所分配しているので、普通はブースター入れますよねぇ。
原因はこれかなと思いましたが、不具合が出るまでは映っていたということなので、ここじゃない。

BSの金具は腐食しまくって固着しているので、方向が変わったとかじゃない。


ふっと、ケーブルに目をやると・・・ ここだ!

ケーブルが経年劣化で被覆が剥げて、ここから水が侵入した模様。
日によって映ったり映らなかったりは、ここが原因ですね。
屋根上でグレー色のケーブルを使うと、長年してこんな感じになります。

ケーブルだけ張り替える方法もありますが、腐食が進んで屋根上も汚していますので、そろそろ取替え時期ということをお伝えし、今回ご依頼いただきました。


既存アンテナを撤去。

屋根上がスッキリしました。

お客様のご意向もあり、屋根上でなく壁面取付けにします。
ちょうどケーブル引き込み箇所が南西の外壁面だったので、ここに新しいアンテナを取付けます。


壁面金具2つで防錆ポールを保持します。


UHFフラットアンテナで松山本局を狙います。


正面に道路を挟んで建物がありますが、エラーフリーのいい値がでました。


BSアンテナで衛星を狙います。


これも晴天でいい値が出ました。


ブースター本体をポールに取付け、UHFとBSを混合・増幅します。


宅内のテレビ脇へブースター電源部を設置し、レベルを測りながらブースターの出力調整。

適正レベルになると、作業終了。

後は映りを確認いただいてお引渡しです。


こんな感じですっきり収まりました。

雨の日が多かったのと、エアコン工事が混んでいるため、取替えにお伺いするまで結構日数が掛かってしまいましたが、仕上がりに大変ご満足いただきました。

アベ冷熱技研ではアンテナ工事だけでなく、ケーブルテレビなども、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>