2015年6月23日火曜日

太陽光発電用 売電電力量計(電力メーター)取替工事

午前中、バタバタと太陽光発電システム用の売電力量計の取替工事にお伺いしてきました。

写真右が「買電力量計(四国電力持ち)」、左が「売電力量計(お客様持ち)」です。
電力量計には有効期限があり、満期を迎えるまでに取替えなければなりません。
買電力量計は、四国電力が定期的に取替えてくれますが、売電力量計はお客様の持ち物ですから、取替えはお客様負担となります。

通常、満期を迎える3ヶ月前くらいに、四国電力から取替えのお知らせが届くのですが、今回のお客様はお仕事がお忙しく、今まで忘れていたそうです。
お問い合わせいただいたのが先週。。。
中古の電力量計を再検定するには、3週間以上は必要なので間に合いません。
また、新品の電力量計も、太陽光発電システムの需要が増えているため、通常手配すると一ヶ月掛かります。。。
そこで頼れる仕入先にお願いして、まだ納期が先の物件用に保管していた電力量計を回していただける様になりました。
いい仕入先があると、ホント助かります。

で、当社も予定がパンパンで、いつお伺いできるかわからない状態でしたが、急遽本日、予約されていた工事日の変更がありまして、早速取替えにお伺いしてきました。

まず、主開閉器を遮断して宅内を停電(無負荷状態)させます。
宅内側は通電されていませんが、電力量計側は通電された状態(活線状態)なので、電線同士を短絡させないように既存の電力量計を取り外します。


また出ました・・・ 撚り線をそのまま。

電力量計への接続は、端子ビスをねじ込んで接続する訳ですが、撚り線は締め付けるとどんどんバラけて締まっていき、最悪は素線が折れてしまいます。

撚り線は棒端子を使うか、半田あげが基本です。
今回は棒端子の持ち合わせがないので、ガストーチを使って半田あげしました。

撚り線の隙間に半田を流し込むことで、棒端子の様になります。

新旧交代です。

こちらのメーターボックスは、化粧ボックスのため防雨性がありません。
なので、電力量計自体も「強化耐候性」の電力量計を使います。

有効期限も10年後となります。


新しい電力量計を取り付けて、端子に接続します。

感電防止のために低圧用ゴム手袋で安全対策を行い、トルクドライバーを使い規定トルクで端子を締めます。

送電前にテスターで電圧測定を行い、主開閉器を入れて送電します。

正常に電力量計が動作しているか確認を行い、フタを閉めて作業完了です。
後は、指示数や品番などを四国電力へ報告して完了です。

今回は仕入先の協力もあって何とか間に合いましたが、次回からはお早めのご相談をお願いいたします<(_ _)>

アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
この様なご依頼も、お気軽にご相談ください。

2015年6月22日月曜日

新築住宅で三菱霧ヶ峰標準タイプエアコン分解洗浄&移設工事

仕事上お付き合いのある方が新築されると言うことでご相談いただいていまして、今回完成・お引っ越しに伴い、エアコンの分解洗浄・移設工事をご依頼いただきました。

三菱電機 MSZ-GM284-W(2013年製)
三菱電機 MSZ-J229-W(2009年製)


お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
コンセントが右側にありますが、右側の壁に取付ける訳ではありません。

押入れの上に設置します。

位置決めをして背面板を設置。


配管穴を開けていきます。


配管穴には、小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入。


外壁側にも同じ様に配管穴を開けます。


室内機を掛けて、配管類を接続します。


押入れ内もMDダクトを使って化粧仕上げ。


外部配管は、スリムダクトで化粧仕上げ。

今回はお客様のご希望で、外壁に合わせたホワイト色を選択。
※ホワイト色は取り寄せ品になりますので、事前調査が必要です。

配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


この2台以外にも、リビングへ支給品の8.0kw霧ヶ峰を設置させていただきました。

Hさん、ご依頼ありがとうございました<(_ _)>
今日から新しいお家で快適にお過ごしいただけますね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2015年6月20日土曜日

新築マンションで日立白くまくんエアコン新設工事

いつもお世話になっているお客様からのご紹介で、新築マンションへご入居されたお客様宅へ、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

日立製ルームエアコン 5.6kwタイプ お客様支給品です。


こちらのリビング、、、エアコンを取り付ける場所がこんな感じでした。

両方に梁があって、梁下にエアコンを取付けてしまうと、吹出口が顔の高さになってしまいます。。。

梁に取付けないといけない訳ですが、この梁高さが30cmしかありません。。。

最近のエアコンは一部メーカーを除いて、ほぼ高さ30cmです。
実際には、エアコン上部を5cm以上空けなければなりませんから、最低でも35cmは欲しいところです。

で、こんな感じで作業を進めていきます。

MDダクトで化粧カバーする訳ですが、MDダクトの厚み分、室内機設置位置を下げます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


後ろから見るとこんな感じです。

ここはもう仕方ありません。。。

外部配管もスリムダクトで化粧仕上げ。


室外機を接続して、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

ん~、、、このエアコン、黒い部分がもの凄い圧迫感を感じますね。。。
お客様もかなり気にされていました。
実はもう一台別の部屋に取付け予定だったんですが、ちょっと設置場所変更になり、また後日お伺いする事になりました。
とりあえずリビングが使える様になったので、「しばらくは大丈夫です。」と温かいお言葉をいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

三菱電機製 標準タイプエアコン分解洗浄&化粧カバー取替工事

お預かりしていましたエアコンの分解洗浄が完了したので、取付けにお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV250-W(2010年製)


取外し前はこんな感じでした。

屋外用のSDダクトを使っていて、洗浄するついでにMDダクトに取り替えてほしいというご依頼です。

室内機を洗浄するため、ダクトと一緒に取外してお預かりします。


お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
ダクトをMDダクトに変えて、配管類を接続します。


配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「すっきりしました。これで気持よく使えます。」と、お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
※2015年6月3日を持って、今シーズンのエアコン分解洗浄の受付を終了しております。 受付再開は、夏シーズンが終わった秋口を予定しておりますので、ご了承くださいませ<(_ _)>

2015年6月19日金曜日

松山電工組理事会&四国電力打ち合わせ・懇親会

ありがとうございます。
予定パンパンで、お待ちいただいているお客様、大変申し訳ございません。
先週開催された電気工事技能競技大会も、今年もまったくお手伝いできませんでした。
なんか昨年も同じ事書いた様な気がします。。。(^^ゞ

そんな中、昼過ぎから、松山電気工事協同組合理事会に参加してきました。

相変わらずたくさんの議題と、たくさんの行事予定でいっぱいです。
わたくし阿部は情報担当として、みなさんの活動を組合ホームページでお伝えする仕事ですが、他の担当理事さんたちは、実働しているので結構大変です。

理事会後、四国電力松山支店へお伺いし、電力さんと組合との年間行事打ち合わせ。

いろんな行事を行うこの組合。
四国電力さんとの絡みもたくさんあるので、年度始めのすり合わせは必須な訳です。

夕方からは理事だけでなく、青年部メンバーも交えて、毎年恒例の四国電力の各部担当者さんたちとの交流親睦会。

今回もいろんな情報交換をさせていただきました。
明日からも頑張ります<(_ _)>

2015年6月17日水曜日

マンションで三室用ダクト形換気扇取替工事

以前、エアコン工事をご依頼いただいたマンションにお住まいのお客様から、換気扇の取替えをご依頼いただき、お伺いしてきました。

パナソニック製 FY18DPKC1 三室用中間ダクトファンです。


既存機もパナソニック製。

浴室・洗面所・トイレの三室をまとめて、この1台で同時換気しています。
マンションの場合、この様な部屋には窓がないため、換気扇は必須です。
今回はスイッチを入れても動かなくなっていました。
年式も古いので、取替えをお奨めしました。

既存機を撤去します。


新しい機種は寸法が違うため、吊り位置を決めて、アンカーの下穴を開けます。

ここもこのHILTIくんが無ければ絶対無理ですね。。。

アンカーボルトを設置。


新しい換気扇を吊り込みます。


ダクトを接続して試運転し、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「え?今この換気扇動いてるんですか?もの凄い静かで、動いてないのかと思いました。」と、大変お喜びいただきました。
窓がなく湿度の高い浴室天井裏での作業でクラクラになりましたが、今日からまた快適にお過ごしいただける様になりましたね。