2015年4月22日水曜日

職場休憩室へルームエアコン移設工事

以前、エアコン分解洗浄をご依頼いただいたお客様から、「自宅のエアコンを職場の休憩室に移設してほしい」とご依頼いただき、お伺いしてきました。


ご自宅で取り外したエアコンを職場の方へ運んで、作業に掛かります。
壁面にコア抜きをするため、壁内に鉄筋の無いところを探します。


ブロック壁ですが、湿式コアドリルで一気に開けます。


配管穴が開きました。


配管保護のため、貫通スリーブを挿入。


室内機の背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続します。


配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


外周りはこんな感じで完成。


電源は、分電盤から専用回路を増設。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

これ以外に2台、移設・取替えもご依頼いただき、計3台施工させていただきました。
これで今年の夏は、休憩室も快適にご使用いただけますね。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2015年4月21日火曜日

三菱重工製 標準タイプエアコン×2台分解洗浄作業

お預かりしていましたエアコンの分解洗浄が完了したので、取付けにお伺いしてきました。

三菱重工 SRK28ZE-W(2003年製)
三菱重工 SRK22ZJ-W(2008年製)

ご注意:基本的に10年以上経過しているエアコンの分解洗浄はお奨めしておりません。

今回、5台のエアコン洗浄をご依頼いただきましたが、うち4台が10年以上経過していたため、いろいろとお話させていただいた結果、1台洗浄・1台同一屋内移設洗浄のご依頼をいただきました。

では、同一屋内移設洗浄の模様を。
10年以上経過している4台のうち、キッチンに設置されている比較的新しい12年モノのエアコンを洗浄して、古いエアコンが付いているお部屋へ移設取替えする事にしました。


実はここ、隠蔽配管なんです。
12年経過しているエアコンを洗浄して、またこの隠蔽配管を流用するのはあまりにもデメリットが多いので、他の部屋へ移設です。

これ、ここによく設置したなぁと感心するほど、取外しに苦労しました。。。
上部スペースが3cm程度しかなく、室内機が持ち上がらないので、配管施工がやりにくかったです。

室内機を持ち帰って、丸洗いするため電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
移設先の部屋に設置されている既存機は富士通製1994年製。。。

さすがに20年選手は引退していただきます(^_^;)

撤去しました。


配管穴にスリーブが入っていないので、いつもの様に。


穴の位置に合わせて、背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続します。


こちら、木製のベランダなんですが、ドレンはこんな風になってました。


ドレンホースは永年すると、劣化して朽ちてしまうんですよね。


この様に塩ビ管を使って、2台分のドレンの手直しをさせていただきました。


配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


今回洗浄しなかった残り3台は、新しく取替えでお見積りのご依頼をいただきました。
快適なお住まいになる様、ご提案させていただきます<(_ _)>

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2015年4月20日月曜日

賃貸マンションのエアコン新設工事(室外機天吊り)

いつもご依頼いただいている賃貸マンションのオナー様からのご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV284-W 霧ヶ峰汎用機です。

いつもは入居される前に設置するのですが、今回は既に入居されていたので日程調整を行って施工です。

施工前。

奥に見えるのがベランダで、ベランダから一部屋置いてリビングキッチンにエアコンを取付けます。

天井点検口を開くと、15cmほどしかない天井裏に、75Φの塩ビ管が通っています。

この塩ビ管がベランダまで通っていて、この中へ冷媒配管を通します。

点検口脇に、配管穴を開けます。


配管を挿入。


室内機を取付けて、配管類を接続していきます。


電源コンセントがこの位置のため、、、


ドレンがこんな感じになってしまいました。。。

ドレン配管が床から立ち上がっていて、いつもそれに接続するのですが、今回は立ち上がりの位置がずれていたので、スリムダクト内に納まりませんでした(T_T)

室内側はこんな感じで完成。


ベランダ側は、アンカーを打って天井吊金具を取付け、室外機を吊り込みます。

配管接続後、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

いつもこのタイプは時間が掛かるのですが、半日お立ち会いいただいたご入居者様にもお喜びいただきました。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2015年4月17日金曜日

三菱霧ヶ峰GVタイプ×3台取替工事

以前からfacebookでお友達のSさんからご依頼いただきまして、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 霧ヶ峰GVタイプ MSZ-GV364-W×2台・MSZ-GV254-W×1台


既存機はこの3台↓

年式が古く、故障している物もあり、省エネ性を考えて取替えのご依頼をいただきました。

3台のうち、お部屋の間取りから設置場所を変更したこの1台の模様を。

左の既存機を撤去して、隣のお部屋も冷やせる様にと、設置場所を赤丸のところへ変更します。

外周りはこんな感じで、室外機の位置は変更しません。


まずは既存機を撤去。


電源はどうなってるのかと、棚を外してみたらこんな感じでした。。。

これは後で延長します。

位置決めをして背面板を取付けます。


配管穴を開けていきます。


小動物が侵入しない様に、貫通スリーブを挿入。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。


室外機を設置し配管接続、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。


真空引きしている間に、電源を延長してコンセントを設置。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

今回、汎用機のGVタイプですが、15年以上使われているエアコンに比べたら格段に省エネ性能は上がっています。
今日から快適にお過ごしいただけますね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。