2010年6月23日水曜日

松前町で床置形PAC新設工事

午前中、松前町のとある作業場へ、床置形パッケージエアコンの新設工事にお伺いしてきました。


田んぼの真ん中に、ポツンと建っているプレハブ造の建物です。
建物を支えている基礎部はブロックになっていて、室内側にも見えています。


床置形は、配管穴の高さが床面から100mmなので、このままではブロックに穴を開けなくてはならないため、こんな物を作ってみました。

耐水性のコンパネを使って、室内機を乗せる据置台を作りました。
床面と壁面へビスでしっかり固定してあります。

位置決めが完了すると、壁面へ配管穴を開けます。

あれ?断熱材が入ってない。。。

室内機を設置します。

室内機下部と据置台は、ビスでしっかり固定。

上部も転倒防止のため、壁面へビスで固定


冷媒配管をフレア加工し、接続の準備を行います。


室内機側の配管をつなぎ込みます。


つないだ所は、きっちりと断熱材を巻きつけます。

結露防止の意味もありますが、フレアナットのナット割れを防ぐ効果もあります。

電源は単相200V機種なので、既存分電盤内へ漏電遮断器を増設して分岐配線します。


電源線は室内機内部を経由して、室外機まで送ります。


ドレンは、屋外の手洗いの排水管を分岐して接続。

汚水管だと悪臭や腐食ガスが上がってきますが、どうも雨水管の様なのでこれに接続しました。

室外機に冷媒配管を接続して、真空引き作業に掛かります。

もうこの世の中に、この作業を省く業者さんのいないことを願います<(_ _)>

作業が完了すると試運転を行い、取り扱い説明をしてお引き渡しです。

三菱電機製 スリムR 床置形パッケージエアコン 単相200V 2.5馬力 MPSZ-RP63SKN


室内機も室外機もコンパクトです。


今回のお客様は、広い意味での同業者さんです。
タウンページとホームページで業者さんを探しておられて、アベ冷熱技研を選んでいただきました。
いくつもの業者さんの中で当社を選んだ理由は、「ホームページが充実していて、一番信頼できそうやったから」・・・<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
お客様のこう言ったお声が自分を支えてくれています。
なので、今日も夜な夜なBlog更新中です。

アベ冷熱技研では、冷凍機・空調機に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が責任を持って施工いたします。
エアコンに関する事なら何でも、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2010年6月22日火曜日

マンションの地デジ改修工事

蒸し暑い一日でしたねぇ。
今日はお昼から、千舟町にあるマンションの、テレビ共聴設備の地上デジタル放送対策工事にお伺いしてきました。

今回は、いつもお世話になっている一色電機さんからのご依頼です。

既存設備は下の写真の右側で、左側はこの建物裏にあるお宅への「ビル陰共聴設備」になります。

今回はアナログ用BSアンテナを撤去して、長めのポールに取替えて、デジタル対応のUHFアンテナとBS・110CSアンテナへ取り替えます。

アンテナ部分は社長に任せて、自分は建物内の弱電盤をいじります。
え?日陰だから涼しいだろ?・・・今日は蒸し風呂状態でした。。。(^_^;)
盤内部はこんな感じでした↓

ブースターは屋内・屋外合わせて4台設置されています。
2分配器が5個あって、もう何がなんだか解らない状態です。

上部ボックスには古いブースターと、最近のデジタル対応ブースターが。

広島局受信用のブースター電源部が手前に見えます。

下部ボックスには、複雑に分けられた配線類が乱雑に設置されています。
この中だけでも、かなりのレベル損失になっていますね。

左右に見える黒いボックスは、アナログのBSチューナーです。
これのお陰で、BSチューナーを積んでいないテレビでも、BS放送(BS1とBS2のみ)を見ることができます。

しかし、これが邪魔をしてデジタル放送に影響が出ています。
どちらにしろ、来年にはBSアナログ放送も終了してしまい、このチューナーも使い物にならなくなるため、この際に余計な物をすべて撤去してしまいます。


全部外れましたが、裏に挟まれているケーブルが気になるので木板を外してみます。

裏には配管からケーブルが出ていました。

ケーブルの種類を見てみると、、、5CFVA・・・?

見せていただい図面の表記は「5C-FB」なのに。。。
アンテナからここまでのケーブルを、「S-5C-FB」タイプに張り替えました。
この張り替えがキツくて、また腕が痛くなりました。。。(>_<)

ボックス内で、すべてのケーブルを接続完了。


ブースターは、既存のBS/UHF/VHFブースターを流用します。

このブースターは、デジタル対応のマスプロ製オートブースターなので再利用できました。

各部屋へ分ける分配器は、帯域の広いものに取り替えました。


外部のアンテナ工事が完了すると、レベル測定器を使ってブースターの出力調整を行います。


工事前の受信状態です↓

7.78E-2でぜんぜんダメでしたが、

工事完了後は、0.00E0(エラー無し)できれいな電波を送れる様になりました。


受信レベルも良好です。

各部屋での測定はできませんでしたが、十分なレベルが出ているので大丈夫でしょう。

既存のアンテナは、VHFアンテナでアナログを受信しているため、来年のアナログ終了まで置いておくことにしました。

左右のアンテナと、ブラ~ンと横引きになっているケーブルも無くなると、スッキリきれいになりますね。

今回新設したUHFアンテナが少し右を向いているのは、この方向に建物があるためです。

ちょっと右に振ってやると、一番いいレベルが出ました。

地デジ対策はお済みですか?
アンテナ工事やケーブルテレビなども、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2010年6月18日金曜日

伊予市下吾川でエアコン分解洗浄

本日2件目のエアコン分解洗浄です。
夕方から取り付けにお伺いしてきました。

一昨日、取り外しにお伺いしたときに吹出口をのぞき込んで見ると、

ファンにホコリが付いていますが、ボディはキレイだったのでお聞きすると「自分で拭いてみた」とのこと。
子供さんがアレルギーをお持ちで、気にされているそうです。

こう言う場合も、アベ冷熱技研の分解洗浄はメリットがありますね。
すべて分解するので、機器の内部やすみっこの汚れやカビまでキレイ洗い流すことができるからです。

三菱電機 MSZ-J22T-W(2006年製)


完全分解して、高圧ポンプで薬品洗浄を行います。

完全にバラしてすみずみまで丸洗い。
しつこい汚れは入念に手洗いします。

熱交換器↓


ボディ内部↓

洗浄前の写真左側が吹出側ですが、奥の方までは拭き取れていないのがよく解りますね。

ドレンパン↓

ドレンパンには、こんなに黒カビが。。。

ファン↓


機器背面↓

この背面部は、室内機を取り外さないと拭き取ることすらできません。

洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。

取付けが完了すると、試運転をして工事完了です。

アベ冷熱技研では、洗浄前・洗浄後の写真をお渡ししております。
どのお客様も、この写真をお渡しすると「えっ?これホントにうちのエアコン???」って言われます。
そうなんですよねぇ。。。 エアコンは外見だけじゃ汚れ具合は解りませんから。

ムシムシした季節になりました。
きれいなエアコンで、快適にお過ごしくださいませ<(_ _)>

分解洗浄の動画が見れます↓
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

北斎院町でエアコン分解洗浄

雨ですねぇ。梅雨だから仕方ないんですが、現場仕事には差し支えます。
お預かりしていたエアコンの洗浄が完了したので、お昼から取付けにお伺いしてきました。

今回は、以前にも他の部屋の洗浄をご依頼いただいたお客様です。
子供部屋に設置されているエアコンですが、「嫌なにおいがする」と言うことで今回のご依頼です。

東芝キャリア RAS-225PD-D(2001年製)


完全分解して、高圧ポンプで薬品洗浄を行います。

完全にバラしてすみずみまで丸洗いするので、嫌なにおいも完全に取れます。

熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


分解中に発見したのですが、ドレンパンの排水口がヘドロが乾燥して詰まっていました。。。

早めに洗浄して良かったですね。
このまま使っていると、水漏れの原因になりますから。

洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。

取付けが完了すると、試運転をして工事完了です。
運転していると、「はぁ~、やっぱり違うわ。阿部さんとこに頼んで良かった。」とお褒めいただきました。

実は、買い替えようかと悩んでおられたそうで、家電屋さんに聞いたら「そんなん、外して洗浄なんかしよったら壊れるよ。」と言われたそうです。。。
お客様も笑いながらお話してくれました。

ホント大笑いですね(^_^;)
まだまだ使えますよ、このエアコンくん。
寿命まで大事に使ってあげてくださいね。


分解洗浄の動画が見れます↓
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2010年6月17日木曜日

冷空会青年部 小グループ会議開催

夕方から、愛媛県冷凍空調設備工業会青年部のエリア別小グループ会議を開催しました。


前回の役員会で、エリア別に集まっていろんな意見や情報交換をしましょうと言う事で決定した会議です。
松山中予南地区は自分がまとめ役をさせていただく事になり、みなさんの都合のいい日時をお聞きして、今日の開催となりました。
招集依頼の時には「嫌な思い」もしましたが、自分を含めて4人の方々が集まっていただき、コーヒーを飲みながらいろんな情報交換をさせていただきました。

議題がいくつかあったのですが、ほとんどが情報交換(井戸端会議)でした。
でも良かったです。
面白いお話もいっぱいお聞きしました。

これから議事録を作らないといけないんですが、書けることが無い。。。ははは(^_^;)
はぁ、見積りが山盛りあるし、どうしよう。。。
あ、また頭痛が(>_<)

2010年6月15日火曜日

緊張型頭痛?

お昼から「脳神経外科」へ行ってきました。

3年程前、行きつけのカット店でシャンプー(上向き洗髪)をしてもらっていると、後頭部を「ぐぅ~っ」と捕まれるような感覚に襲われ、店内は涼しいのにものすごく汗が吹き出してきて、頭がぐるぐる回る感覚が起こったので、洗髪をストップしてもらった事がありました。
それ以降も、洗髪中にはそれが起こっていました。
その頃は、その時以外に症状が出ることは無かったので、そんなに気にしていませんでした。

それがここ1年前くらいから、暖かい部屋に長時間居たり、緊張した状態が続いたりすると症状が出るようになってきました。

20年程前ですが、以前勤めていた会社で倒れたことがあります。
その時、生まれて初めて救急車で運ばれましたが、倒れるまでに、今回と同じ様な症状が出ていたのを思い出しました。
その症状は、1年程薬を飲んで完治しました。
その間、営業職なのに、車に乗る事も規制されて辛かったのを憶えています。

だから、嫌な感じがしてたんです。
早く病院で診てもらいたかったのですが、やる事が多すぎて今日になってしまいました。
昼から、ポンと時間が空いたので「ちょっと行ってみよう」と思い立ちました。

先生に、ゆっくり時間を掛けて今までの事をお話し、MRIを使って頭の断面も見ていただきました。

結果は・・・

異常なし。
「脳の断面も、血管も異常ないから安心してください」と。

じゃあなんで?とお聞きすると、、、

「疲れからです。 ゆっくり休むのが一番いい薬です。 ぼぉ~っとする時間を取ったり、首をマッサージする時間を取ってください。」と。。。

こうやってBlog書いてるのも良くないんでしょう(-_-;)
確かに、やらないといけない事はたくさんあるんですが、そのほとんどがお金にならない事で、気にしていない様でそれがストレスになっているんだと思います。
今思うと、日常的にホントいろんな事考えていて、脳みそを休ましていないなぁと思います。

でも、やらないと前に進めないんですよね。
なので、先生が筋肉の緊張を緩めてくれる薬を出してくれました。
「いっつもはダメですよ。 どうしても休めない時に飲むようにしてくださいね。」と念を押されました。

今回これをBlogに書いたのは、世間一般的にこの症状を持っている方が多いとお聞きしたからです。
確かに、行きつけのカット店の担当者さんも、「阿部さんと同じ症状のお客さんが何人かいます。」と言っていました。
心当たりのある方は、脳神経外科で診ていただくことをお奨めします。

はぁ、当分無理できませんねぇ。
これからは「人のお世話(仕事じゃない事)」は控えめにして、息子たちが成人するまではこの体を持たせないといけませんからね。
とりあえず、重症じゃなかったと言うことで<(_ _)>

2010年6月12日土曜日

町内会で救命講習開催

朝、道路清掃奉仕活動が終わって、昼食後すぐ八坂小学校体育館へ行ってました。
お昼から、東築山町町内会防災会主催の「救命講習」を開催するために。。。
だから今日は仕事になりませんでした<(_ _)>

自分は町内の「防災士」を務めさせていただいているので、今回もお手伝いをさせていただきました。
そう、お手伝いくらいしかできないんですねぇ。。。情けない(-_-;)

消防署からお二人の講師をお招きして、座学だけでなく実際に心肺蘇生法を体験しました。

自分は今回の講習会で3回目の受講になりますが、最後に受講したのが4年前ですから。。。
それに、近年では心肺蘇生の方法も変わってきているそうです。

今は心臓マッサージ(胸骨圧迫)を重視しているそうで、「胸骨圧迫を30回・人工呼吸を2回」になっているそうです。
以前は確か「15:2」だったと思います。
将来的には、人工呼吸も省略される可能性がある様ですよ。
やっぱり、最低でも2年に1回は受講しないといけませんね。

最近、至るところで見掛けるようになった「AED(自動体外式除細動器)」の使い方も教えていただきました。

これが近くにあれば安心ですね。
日頃から、AEDがどこに設置されているかを知っておくことも大切です。

実際に現場の状況を再現した方法で、実技が行われました。

消防の方が「パニック状態になっている人」を演じて、手当をしている人を邪魔する様なことまであり、とても解りやすく、楽しく講習会が行われました。

最後のあいさつでは自然に拍手が起こり、「いやぁ、今日は受けて良かった」とみなさん大変満足されていました。
頭で理解できていても、やっぱり体験しておく事は重要なことだと思います。

現在、松山市の救急車の台数は13台だそうです。
市内での1日の出動回数は約55件(+o+)
救急現場到着までに掛かる時間、最短で約7分。
その7分間、今回受講した救命措置を行うことで助かる確率がかなり高くなるそうです。

今回受講された方の中には、家族に心臓の弱い方が居たり、目の前で人が倒れた経験をお持ちの方もいらっしゃいました。
自分が一歩前へ出ることで、消えかけている命を救うことができるのはすばらしい事だと思います。
ぜひ多くの方に受講していただきたいですね。

松山市消防局警防課:応急手当てを学びましょう