2024年8月13日火曜日

床置き?壁掛け?日立JC製 床置形エアコン取付工事

初めてのお客様のご依頼で、床置形エアコンの取付工事にお伺いしてきました。

日立ジョンソンコントロールズ空調製 お客様支給品です。

今回のご依頼は取替えです。
既存の室内機は床下へ半埋め状態で設置されています。
ガス漏れしているそうで、全然冷えないという状況です。
とりあえず2階のエアコンをガンガンに効かせて、降りてくる冷気で暑さを凌いでいるそうです。

しかしここ数年、こういうの多いですよね。
床下の空間をダクトの様にして、1台のエアコンで全館空調を行うものです。
ビルトインエアコンを使えばいいのにと思いますが、これ補助金の対象になったりするので、省エネタイプのエアコンでないと申請が通らないという現状がある様です。
補助金もらうために、ここまで無理するのはどうかなぁと阿部は思うのですが...

で、今回は同じところに設置するのではなく、隣のスペースに床置形のエアコンを取付けたいとの事で、既にエアコンと部材は発注されていました。

室外機は壁裏に設置されています。

では作業に掛かります。室外機を撤去。

室内機も、ほぼ無理矢理撤去。

配管は、新たに据える室内機の下辺りから外部へ向けて出ています。

さて、今回お客様が支給された床置形エアコンは、日立製。
三菱かダイキンかなぁと思ってたんですけど...
日立は初めてです。

後ろを見ると背面板が...

施工説明書を見ると、足元のパーツを外して壁掛けにもできる様です。
日立は初めてなので、施工説明書とニラメッコしながらの作業になります。

位置決めをして、背面板を設置。
言っておきますけど、これ床置形エアコンですから。

床下へ向けて配管穴を開けていきます。

右下から配管を出す場合は、別売品の配管セットを使用しなさいと記載されているため、この部品も手配されていましたが、今回これは使用しません。
接続部分が増えるのはリスクが大きくなるし、機器裏で結露する可能性もあるため、できるだけ不具合が出ない工法で進めていきます。

こんな感じで直接下へ落とす様にします。

室内機を据えます。
背面板と足元を固定しているので、ビクともしなくなります。

床下貫通部分はしっかりとパテ埋めをして、気密性を確保。
とか言いながら、右側には大きな開口があるんですけどね。

やり辛いですが、配管は床下で接続します。
三菱やダイキンだと、この接続部分は室内機の内部にあります。

配管接続後はしっかりと断熱材を巻いて、床下での配管結露を防止します。

室外機へ取掛ります。
架台とベースもお客様支給品で、これを使ってほしいとのご希望です。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

用意されていた屋根も取付けて、こんな感じで完成。

取外した既存機が100Vだったので、新しい機器に合わせて200Vへ電圧切替。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

いやぁ...施工説明書見ながらの作業ですから、普段の2倍近くの時間が掛かりました。
次、同じの取付けてって言われたら、お断りしたい機種の仲間入りです。
「すみません、なんか大変そうなのがよく解りました。ホント、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただき、お土産までいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年8月12日月曜日

23年前に施工させていただいた三菱霧ケ峰×2台のエアコン取替工事

お世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2524-W 霧ケ峰スタンダードタイプを2台と、LED照明器具をお買い上げいただきました。

今月始めに「エアコンのランプが点滅して動かなくなったんで、また阿部さんに取替えてほしい」とご連絡いただきまして、とりあえず点検と下見にお伺いしていました。

1台は居間にあるエアコン。
もう23年前なのでどうやって施工したのか、覚えていません。
その頃はデジカメすら持ってなかったので、施工写真も残っていません。
親父と僕と、なぜか弟も手伝いに来てくれていたのは薄っすらと覚えている程度で、結構苦労した記憶は蘇りました。

室外機周りはこんな感じでした。

もう1台は、中2階の寝室。

こちらはかなり狭くてハシゴが立たず、泣きそうになりながら取付けたのを思い出しました。
そう言えば23年前も取替えでした。

どちらのエアコンも電気系統の不具合の様で、既に部品はありませんから取替えです。
予定がパンパンですからすぐには取替えにお伺いできません。
どうせ壊れて動かないので、取外しだけ時間の空いた時にお伺いしていました。

1階居間。正面のボードも一旦すべて撤去しました。

中2階寝室。

「ついでにこれも。」とお願いされたのは、Nationalのレトロなエアコン。

室外機も年季が入っていました。

このお部屋は物置として使われているため、取外し処分まで、

あと、中2階にあるシャンデリアが古くて重いので、「地震が起きたら落ちるかも知れない」とご不安だったので...

LEDシーリングライトへ取替えさせていただきました。
ここまでが先週の作業でした。

そして本日、2台のエアコン取付工事にお伺いです。
午前中は日が当たらない西側の寝室からスタート。(暑いですから...)
位置決めをして、背面板を設置。

ここが大変なんです。
配管とクロスする様に雨樋管が横引きされています。
狭い上にお隣のカーポートがあるため、ハシゴは入りません。

脚立を伸ばして、急な角度で作業することに。
狭いので、なかなか作業が捗りません。

さすがに急な角度の脚立の上で配管接続は無理ですから、室内側で繋いで配管を送り出します。

大体、一人でやる作業ではありません。
なんとか室内機を掛けました。

体をネジ入れて配管接続。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
日陰で良かったです。
日が当たっていたらどうなっていたやら。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して中2階寝室が完了です。

午後からは建物反対東側の居間へ。
配管が入れやすい様に、VU50を貫通スリーブ代わりに入れておきます。

新しいコンパネを貼って、背面板を設置。

こちらも配管は右後方接続のため、室内側を接続してから取付けます。

結構辛かったですが、なんとか室内機を掛けました。
そもそも一人でやる作業ではありませんね。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
配管化粧カバーは少し熱で変形していましたが、ペンキが乗っていて劣化が進んでいないため流用しました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「暑い中、盆前に取替えてもらって、ありがとうございました。いやぁ涼しい。これでまたしばらくは安心して使えます。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年8月10日土曜日

【お知らせ】2024年 お盆休み(夏季休暇)お知らせと工事混み具合について

日々、たくさんのご依頼をいただきまして、心より感謝申し上げます。

今年も、8月14日(水)~16日(金)をお盆休みとさせていただきます。
(※日曜日は定休日です)

8月10日現在の工事の混み具合としましては、8月は工事のご予約で埋まっています。
今日現在では、9月の予定は空いています。(どんどん埋まっていきますので、ご依頼はお早めに)

9月でもかまわないよというご依頼は、喜んでお引き受けさせていただきますので、お気軽にお声掛けください。
できるかぎりお断りすることのない様に頑張ってはいますが、一人で動き回っておりますのでご希望に添えないことも多々あろうかと思います。
何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。


【エアコン繁忙期の工事内容について】
毎年の事ですが、エアコン繁忙期のアベ冷熱技研の対応について掲載させていただきます。

・エアコン工事について
エアコン繁忙期は大変工事が混み合っており、ご依頼いただいてから長い期間お待ちいただいている状況です。
誠に申し訳ございませんが、夏本番の猛暑の中エアコン故障などで命に関わるお客様や、古くから懇意にしていただいているお客様を最優先に工事日程を組んで参りますので、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

・エアコン修理のご依頼について
当社施工品以外の修理につきましては、繁忙期につきお受けできませんので、施工された業者さんへ依頼されるか、メーカーサービスの方をご利用ください。
当社販売品、当社施工物件の修理対応は、通常通りできるだけ迅速に対応させていただきます。
お渡しさせていただいている名刺に記載の携帯電話へご連絡ください。
ただし、阿部一人で動いていますので、即日対応は叶わない場合もあろうかと思いますが、何卒ご了承ください。

・電気工事について
エアコン専用コンセント増設などの簡易的な電気工事については、エアコン工事と同時にお引き受けいたします。
電気容量を増やす分電盤改修やエアコン専用コンセント増設のみの電気工事は、繁忙期はお引き受けできません。
漏電調査・修理など緊急性のあるものについては、初めてのお客様は対応できません。
過去にアベ冷熱技研へご依頼いただいたお客様のみ対応させていただきますので、ご了承ください。

・CATVのお申込みと工事について
CATVの工事につきましては、アベ冷熱技研で契約お申込みをいただいたお客様のみ対応させていただきます。
現在、愛媛CATVの工事は、お申込みいただいてから宅内工事ができるまでに1~2ヶ月程度を要していますので、工事日程的には余裕がありますから大丈夫です。
※愛媛CATVへ直接申し込みされて、「アベ冷熱技研工事指定」をされた場合は、お引き受けできない場合がありますのでご了承ください。
ぜひ、アベ冷熱技研でお申込みくださいませ。

・工事にお伺いする際の新型コロナ感染対策について
阿部は、体調万全でお伺いさせていただきます。
対面でお話する際はマスクを付けさせていただきますが、作業中は熱中症対策のため、室内でもマスクを外して作業を行わさせていただきます。
作業中は窓を全開にしていただいて、できるだけ阿部から離れてください。
阿部は日々、たくさんのお客様と接していますので、お互いの感染を防ぐためにも何卒ご了承ください。