2024年7月16日火曜日

新築住宅で三菱霧ケ峰エアコンの新設取付工事

初めてのお客様からエアコン取付けのご依頼をいただきまして、本日工事にお伺いしてきました。

エアコン機器は量販店で購入されたもので、お客様支給品です。

今回の建物は新築です。
まだ引き渡し前ですが、しばらく内覧会を行うそうで、先にエアコンを取付けておいてほしいとのご希望です。

今日は曇りの予報でしたが...
まずは2階の寝室から作業に掛かります。

位置決めをして、背面板を設置。

慎重に配管穴を開けていきます。

配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

ここで外を見てみると、どしゃ降りの雨...曇りの予報だったのに...
仕方ないので、1階リビングの室内機の取付けに掛かります。
室内機の位置はここですが、配管は収納側へ抜いてほしいと現場監督さんのご要望。

室内機左側へ、配管穴を開けていきます。

この収納、奥行きが31cmしかないので、通常のやり方ではドリルが使えません。

HILTIの特殊なアタッチメントを取付けて、狭い場所でもスルッと貫通できます。

こんな感じで貫通しました。

配管穴には、貫通スリーブを挿入しておきます。

外が小雨になってきたので、室内機を掛けて配管類を接続していきます。

収納内部も現場監督さんのご要望で、化粧カバー施工。

外はまだ小雨で室外機を繋ぐことができないため、2階寝室の室内機を。

配管を接続している間に、雨が上がりました。

外部配管は、ブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して2階寝室が完了。

1階リビングの配管も、ブラック色のスリムダクトで。
晴れ間が見えてきましたが、蒸し暑くなってきました...

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
当初の打ち合わせでは、室外機を置く場所には砂利を敷いてくれるとのお話でしたけど、なにか工程が変わった様で、ここだけ敷かれていませんでした。
後日、外構屋さんが施工されるそうですが、あまり室外機動かしてほしくはないんですけどねぇ...仕方ありませんね。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
内覧会があるのでお引越しはしばらく先の様ですが、これで新しいお家で快適にお過ごしいただけますね。

「きれいにしていただいて、ありがとうございました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年7月13日土曜日

ペット室のエアコン取替工事で完了したと思ったら...

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、ご自宅のペット室のエアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2223-W 霧ケ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機はパナソニックの自動掃除機能付き。
2014年製造で、10年目になります。
汚れているのと、10年経過しているので、そろそろ取替えておきたいとのご希望です。

一般住宅なのですが結構凝った造りの建物で、リビングからアクセスできる半地下部分にペット室があります。
室外機はここに置かれていました。

置く場所はいいんですけど、向きが...
これでは放熱が上手くいかないので、効率が悪いですね。

では作業に掛かります。既存機を撤去。

新しい室内機の背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管は既存のものを流用します。特に深い意味はありません。
既存機は問題なく動いていたので、隠蔽配管と同じ手法での流用です。
基本的には取替えた方がいいんですよ。

テープ巻きの部分は、古いテープをはいで新しく巻き直します。

室外機を取付けようと梱包をはいで愕然...

天板がへこんでいます...いや、ボディが上から押された様になっています...
かなりの台数を積み重ねていたか、かなり大きな圧力で押されたか...

即、仕入先に現状を報告。代わりの室外機を持ってこれないか調べてもらうと、2023年モデルが売り切れで在庫なし...
いや、洒落にならないんで探してもらう様に段取り。

今日の事にならない様なので、とりあえず目の前にある室外機を取付けます。
だって、ペットが暑さで...

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機の向きは既存機とは反対向きに設置しました。
この方が放熱しやすいですし、室外機の後ろのスペースが有効に使えます。

作業が完了すると試運転。ピッ。

しばらくして室外機が動き始めたと思ったら...

 ガンガンガンガンガラガラガラガラ!!!!!!

ええっ!!??

慌ててエアコンを停止して室外機を点検すると...

ファンが破損しています。

室外機の天面が押し潰されていた影響で、ファン周辺のベルマウス部分が歪んでいた様で、ファンが破損して外装に当たっていました...

もう踏んだり蹴ったりです...
それから一時間ほど、狭いスペースで大汗かきながらボディとベルマウスを修正して、ファンが接触せずに動作できる様にして、なんとか運転できる様にしました。
とりあえずでも運転しないと、ペットが...

はぃ。ここまでの話が今週始めの出来事でした。
週中頃に2023年モデルの室外機が到着しましたが、もう工事予定がパンパンでずっとお伺いできていませんでした。
本日も予定が入っていましたが、雨で他の予定が延期になったので、このチャンスを活かさずおくべきか!と、午後から取替えにお伺いさせていただきました。
雨だったんでシート張ってやろうと思っていましたが、作業を始めると雨が上がりました。

新しい室外機を取付けて、しっかりと真空引きを行います。

こんな感じで。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
何回もお伺いしてすみませんとお伝えすると、「阿部さんの方が大変でしょ。これで安心して使えます。また他の部屋もあるんで、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年7月12日金曜日

残念ながら7年でガス漏れの霧ケ峰FZを最新のJXVへエアコン取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-JXV7124S-W 霧ケ峰ハイスペックモデルをお買い上げいただきました。

既存機も三菱霧ケ峰。
2017年にお買い上げ、設置させていただいた、霧ケ峰プレミアムモデルです。
まだ7年しか使われていませんが、お客様がメーカーサービスに点検してもらったところ、室内機内部からのガス漏れで、部品交換での修理となるとかなりの高額になる様で、それならいっその事取替えてしまおうという事です。
もったいない話ではありますが、お客様の判断が最重要です。

1階リビングなので、室外機は地上置き。

撤去しました。
このFXタイプは内部構造が斬新すぎて、実は少し不具合が多発している傾向があります。
なので、最近アベ冷熱技研としてはあまりお奨めはしていません...

新しいエアコンを取付けていきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管化粧カバーは、既存のものを流用。
外壁塗装の際にダクトも塗られた様で、割れない様に外すのが苦労しました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
夏本番が来る前に取替えができて良かったです。
「ありがとうございました。これで安心して使えます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。