2023年11月11日土曜日

エアコン洗浄の受付再開と同時に2023年年内の工事受付を終了いたします

誠に勝手ながら、年内のエアコン工事・分解洗浄などすべての工事の受付を終了させていただきます。



当社販売品・当社施工物件の修理対応は、通常通りできるだけ迅速に対応させていただきますので、ご連絡いただければと思います。
修理対応は阿部一人で行っていますので、ご希望に添えない場合もございますが、何卒ご容赦ください。

たくさんのご依頼をいただきまして、年内の予定が埋まってしまいました。
新築のエアコン工事が数件、リフォームの現場も数件遅れてこの時期に...
Blogには書いていませんが、CATVの光ケーブル化工事もどんどん入ってきます。
例年より一ヶ月も早く受付終了しなければならないのは、自分でもビックリです。
気の早いお客様は、年明け1月、2月のご予約をいただいている方もいらっしゃいます。
ご依頼いただくご予定がある場合は、お早めにお声掛けください。

毎年のことながら、12月最終週は年末のご挨拶回りで空けています。
カレンダーをお届けさせていただくためと、年末は急な修理依頼が多くありますので、大切なお客様が寒くて辛い思いをされない様に。

さて、外壁塗装を行っていた事務所建物ですが、昨日足場が取れました。
まだ細かいところの塗装作業は続いていますが。
「足場が取れたらエアコン洗浄の受付を再開する」とBlogに書いていましたので、約束通りエアコン分解洗浄の受付を再開いたしますが、上に書きました通り年内はどうする事もできません。
年明け以降でのご予約の受付を行います。
ただし、しばらくはアベ冷熱技研でお買い上げいただいたエアコン、もしくは当社で取付けさせていただいたエアコンに限らせていただきます。
たくさんのお客様に分解洗浄の良さを体感していただきたい思いはありますが、分解洗浄はとても手間が掛かります。
どうしても一人でお受けするには、負担が大きいのです。
誠に申し訳ございませんが、ご容赦ください。

たくさんのご依頼をいただきまして、心より感謝申し上げます。
今年は暖冬の様相ですが、みなさまには健康で良いお年を迎えられます様ご自愛ください。

それでは、年末まで頑張ります!

2023年11月4日土曜日

古くなった隠蔽配管のエアコンが故障する前に取替工事

昨日から夏に逆戻りした感で暑かったですね。
初めてのお客様のご依頼で、昨日から二日間掛けてエアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MLZ-W5022AS・MSZ-JXV2523-Wの2台をお買い上げいただきました。

まず1台目は、LDKに設置されている天カセ2方向吹出しのハウジングエアコン。
松下電器産業製ですが、ダイキンのOEMっぽいです。
まだ動いていますが、隠蔽配管なので故障する前に取替えておきたいとのご希望です。

こちらのお宅は、すべて隠蔽配管で施工されています。

では作業に掛かります。
動作するのでポンプダウン運転を行い、室外機側へフロンガスを回収して取外します。

外した流れで、新しい室外機を接続しておきます。

既存の室内機を撤去していきます。

実は事前調査にお伺いしてパネルを取外した際に、パネルとクロスが固着していてクロスが破れてしまいました...

経過年数が長いパネルを外す時は、かなり慎重に外すのですが、今回は接着剤で接着されてるのかと思うほどカチカチに固着していて、数箇所破れてしまいました。
これは後ほど補修します。

室内機を撤去した天井裏を覗いて見ると、ドレンが...
断熱ソフトドレンホースは、横引きに適しません。
ホースが波打ってトラップ状態になって、内部でヘドロが溜まってしまうからです。
触ってみると、細い塩ビパイプに添わせて粘着テープで巻きつけてある様です。
なぜVP25で施工しなかったんですかね。
どうにもならないので、できるだけ内部滞留しない様に修正して流用します。

吊り寸法が変わるので、吊りボルト位置を変更します。

新しい室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

真空引きしている間に、破れたクロスを補修します。
補修のプロじゃないので、これが精一杯です。
お客様には、「え?下から見ると見えませんよ。言われないと気が付きませんね。」とフォローいただきました。

パネルを取付けます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認して1台目完了です。
初日はここで終了です。

持ち帰ったエアコンは、フロン排出抑制法に基づいて機器内のフロンガスを回収します。
天カセなどのハウジングエアコンは家電リサイクル法の適用外のため、フロンガスを回収してから廃棄処分となります。

さて、本日二日目は、2階寝室のルームエアコンです。
ムーブアイセンサーが出る前の懐かしい霧ヶ峰ですね。
前に住まわれていたところで使われていたものなので、部屋の広さの倍の能力のエアコンで、200V仕様です。
新しく取付けるのは、8畳用に能力を落とします。

こちらも隠蔽配管です。

ポンプダウンして、既存機を撤去。

新しい室内機を接続しておきます。

室内機を外していきます。
ドレンは右側から接続されていました。
これもホース内部でヘドロが詰まるので、あまりいい施工ではありません。

既存機を撤去しました。

新しい室内機の背面板を取付けて、短い配管を延長します。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

ドレンは左側で接続。
これでドレン水がホース内へ滞留することはありません。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

コンセント電圧が200Vなので、、、

100Vへ切り替えました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
「前の家から霧ヶ峰使っててとても快適だったんで、霧ヶ峰に取替えができて良かったです。キレイにしてもらって、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2023年11月1日水曜日

11年前に室外機の移設をした事を完全に忘れていたエアコン取替工事

本日午後からは、初めてのお客様のご依頼とずっと思っていたエアコン取替工事にお伺いしてきました。
え?(^_^;)

ダイキン製 お客様支給品です。

既存機は日立製。
まだ動きますが、古いので取替えをご希望です。

室外機はこちら。

現地調査にお伺いした際、立ち下がり部分のダクトはLDタイプなのに、

ジャバラ以降、基礎の横引きはSDタイプを使ってるのは、なんでだろうと思ってました。

室外機は駐車場に置くと邪魔なので、ここに置かれたんだろうなというくらいにしか思っていませんでした。

実は本日工事を終えて、帰社して、お客様情報をパソコンに入力している途中で気が付きました...
11年前に室外機だけ移動した履歴が出てきたんです。
完全に、一切、まったく覚えていませんでした(^_^;)
いやぁ、初めての様な対応でお客様には失礼をいたしました...

お家がキレイなので11年も経過しているとは。
配管断熱材の痛み具合を見ると、年月が経っているのが理解できますね。

今回、玄関側なので、この際に配管化粧カバーもすべて新しく取替えます。

既存機を撤去しました。

スリーブが入っていなかったので、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けます。

新しいダクトを取付けて、配管類を接続します。

アイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

ジャバラは紫外線に弱いため、配管ルートを変えてジャバラを使わない施工方法にしました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

途中、お客様に「取外したホースの先に虫除けが付いていたと思うんですけど、あれを新しいホースに付けておいてくれませんか。」とお願いされましたので、とりあえず取付けました。
アベ冷熱技研では虫除けキャップは付けません。
詰まるからです。
お客様ご自身がいつもチェックされて、定期的にお掃除されるのであれば問題はありません。
一応、ご説明はさせていただきました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
これで今年の冬から快適にお過ごしいただけますね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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