2023年9月16日土曜日

簡単そうで地味に時間が掛かるエアコン工事&屋根上直射でフラフラ

数年前の新築時にエアコン工事をご依頼いただいたお客様から、2階の二部屋にエアコンを新設したいとの事で、本日取付工事にお伺いしてきました。

エアコン機器は既に購入されていて、お客様支給品です。
まず1台目。
コンセントの位置から、窓の上に室内機を取付けますが、室外機は地上置きではなく左側のベランダに置く様にご希望です。

では作業に掛かります。
位置決めをして、背面板を設置。

慎重に配管穴を開けていきます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続。

室外機はベランダ置きですが、ハシゴを使っての作業となります。

ベランダ置きなので簡単そうに思うでしょうが、ハシゴで2階壁面を横引きするのは、地味に大変です。

こんな感じで、配管はスリムダクト仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認して1台目完了です。

お昼休憩を挟んで、2台目に掛かります。
こちらのコンセントも窓上です。

位置決めをして、背面板を設置。

慎重に配管穴を開けていきます。

先ほど同様に、貫通スリーブを挿入しておきます。

さて、こちらの室外機周りはこんな感じです。

アクリル板を抜いて地上置きでいいですよと言われていましたが、あまり屋根を貫通したくはありませんので、室外機の壁面置きをご提案させていただきました。

さすがにそのままでは屋根上に上がれないので、コンパネを敷きます。
南側なので直射日光が激しいのと、コンパネが重くて敷くだけでも時間が掛かります...

外周りの準備ができたら、室内機を掛けて配管類を接続していきます。

外部配管は、アイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

ドレン排水は、塩ビ管を使って雨水管へ接続しました。

室外機周りは、こんな感じで完成です。
作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引き渡しです。

はぃ。もう暑すぎて意識がモウロウとしていましたので、室内機周りの完成写真が一枚もありませんでした...
水筒も空っぽになって、お客様にいただいた飲み物がなければ、間違いなくぶっ倒れていましたね。

「暑い中、キレイに取付けていただいて、ありがとうございました。また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2023年9月15日金曜日

お客様DIYのアンテナから4K対応BSとUHFアンテナ新設工事

まだ暑い日が続いていますね。
さすがにエアコン工事は落ち着いてきました。

本日は午後から、アンテナ新設工事にお伺いしてきました。

今回は、先月エアコン取替工事のご依頼をいただいたお客様です。
エアコンの取替えの際に、もの凄く気になっていたアンテナ...
お客様が大手量販店にアンテナ工事の見積り依頼をしたところ、とんでもなく高額な見積りを提示されたそうで、その量販店でアンテナ部材だけ購入されて、ご自分で設置されたそうです。
案の定、風が強い日にはアンテナが動いて映らなくなるし、雨の日には濡れながら方向調整をしなければならないという状態でした。
エアコン工事の際、「阿部さんはアンテナもされるの?お願いできない?」とご依頼いただいていまして、本日お伺いさせていただきました。

ベランダからは目視で松山本局の送信塔が見える、いいロケーションです。

アンテナを高いところに設置する必要はないので、美観を考慮して玄関から見えないこの位置に設置することにします。

位置決めをして、取付金具を設置します。

アンテナを取付けて、衛星と松山本局を狙います。

天気もいいので、エラーフリーのいいレベルが出ました。

天井裏にある分配器のところへ。


今回、ブースターを取付けたので、電源部を分配器のと脇へ設置。
既存の分配器が古いタイプでしたので、4K8K対応の分配器に取替えておきました。

部屋のテレビユニットのところで受信レベルを測定しながら、、

ブースターの出力レベルを適正値に調節していきます。

いい感じのレベルで収まりました。

あとは映り具合をご確認いただいて、お引渡しです。
リビングの大型テレビは4K対応でしたので、4Kのボタンを押して差し上げると、「えっ?4Kが映るの?いや!嬉しい!対応のテレビ買ったのに映らなくて残念な思いをしてたんです。ありがとうございます!」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2023年9月9日土曜日

ボロボロになったテープ巻き仕上げの配管をスリムダクトで化粧仕上げに

いつもお世話になっているFB友さんから、エアコンの配管が劣化しているのでどうにかならないかと言うご相談をいただきまして、やっと本日お伺いしてきました。

はぃ。「やっと」と書きました。
ご相談いただいていたのは7月です。
「阿部さん忙しいやろうけん、手の空いた時でかまいませんから。」とのお言葉に、空いたら絶対一番に行こうと思いながら、雨や台風で予定がズルズルになる中、やきもきしていたら9月になってしまいました...ゴメンナサイ

今回のご依頼は、ボロボロになったエアコンの配管を補修してほしいとの事です。
テープ巻き仕上げは、直射日光が当たる場所では劣化が激しくなります。

直射日光だけでなく、酸性雨の影響も大きいです。

何かに齧られた訳ではなく、年数を掛けてテープがボロボロになって飛んでいき、銅管に巻かれている断熱材も、こんな感じでボロボロになります。
断熱材が剥がれると、その部分で熱が逃げてしまうため、能力ダウンや消費電力が高くなったりします。

ドレンホースは腐ちてしまって、途中でちぎれていました。

あ、ちなみにアベ冷熱技研の施工品ではありません。

まぁ年式が年式ですから...
三菱霧ヶ峰ですけど、ゆうに20年以上は経過していますね。

配管の断熱材を補修して、スリムダクトを付ければ見た目はキレイになります。
ただし、明日故障して動かなくなるかも知れないエアコンのために、お金を掛けてそこまでやるのはどうなんですかね?
そろそろ寿命ですから、エアコンを取替える時に配管もスリムダクトも一緒にやる方が、余分なお金を掛けなくて済みますよとご提案させていただきましたが、「このエアコンは、故障しても取替えないと思うんで、まぁやってくださいや。」という事で(^_^;)

で、本日お伺いです。
作業は、お隣の畑の地主さんに許可をいただいて、ハシゴを立てての作業です。

配管がまっすぐ降りているので簡単かなと思いきや、配管穴から真っ直ぐ下がったところに丁度パイプ支持金具が...
これを交わして、スリムダクトを取付けていきます。

スリムダクトが付いたら、古い断熱材を剥いで、他の現場で撤去した配管の断熱材を被せていきます。
新品じゃないのか?って思われると思いますが、新品でこんな断熱材はありませんので。
あったとしても、これこそ余分なコストを掛ける必要はありませんから。

通信ケーブルも被覆が劣化しているので、粘着テープで劣化が進まない様に保護します。

室外機のバルブの根本まで断熱材を巻きました。
この後、断熱材も粘着テープで保護しています。

一台目はこんな感じで完了。
配管を外さずにスリムダクトを取付けるのは、簡単そうに見えてなかなか時間が掛かります。

はぃ。実は二台目があります。
太陽が回ってきて、地獄の様な暑さがやってきました...
こちらは先程のものに比べたら年式が若いので、そんなに劣化は進んでいませんが、この際に一緒にやってほしいとの事です。

日が当たる場所や酸性雨が掛かる場所は、劣化が進んでいますね。

室外機への接続部分も、触るとボロボロと崩れてしまうので、、、

粘着テープでしっかりと保護しておきます。

地獄の暑さでしたが、なんとかやり切りました。
室外機の取付け方が何とも言えませんが、そこは目を閉じて(u_u)

これで見た目や漏電の心配をする事なく、エアコンをご使用いただける様になりましたね。
作業が終わる前にお客様はお出掛けされてしまいましたので、感想をお聞きできずでした。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2023年9月8日金曜日

3年使用のエアコンの効きが悪くなったのでエアコン分解洗浄修理

最初に書いておきますが、エアコン分解洗浄の受付は再開しておりませんので、悪しからずご了承ください。

いつもお世話になっているお客様から、「3年前に阿部さんに取付けてもらったエアコンが、全然冷えないんで見てほしい。」と点検修理のご依頼をいただきまして、一昨日点検にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2819-W(2020年製) スタンダードタイプです。

お伺いして室内機の吹出口のところに手をかざすと、微妙に風が出ている感じで、強風設定にしても音が高くなるだけで風量が変わりませんでした。
運転を止めてファンを確認すると...
いやいや、そりゃ風も出ませんよね...
ホコリとカビがビッシリとファンにこびり着いていました。

さて、これは洗うしか手立てがありませんね。
洗浄の受付はしていませんが、リビングでエアコンが効かないとか耐えられないので、「修理」ということで室内機をお預かりさせていただきました。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

取付けが終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
「おぉ、風の音が全然違う!かなり汚れとったんやねぇ。これで安心や。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。