年末ですね。
毎年のことですが、どんどん仕事のご依頼をいただいて、もう完全にお手上げ状態です...
今年はカレンダーのお届けが遅くなりますので、何卒ご了承ください<(_ _)>
さて今日は、日曜日から取り掛かっていた新築住宅のエアコン新設工事が完了しました。
三菱電機 MSZ-ZXV5620S-W×1台・MSZ-GV2220-W×5台を、お買い上げいただきました。
ご依頼いただいたのは初めてのお客様で、以前からアベ冷熱技研のBlogをご覧になられていたそうです。
9月に一度、現地調査にお伺いしていました。
エアコンを取付ける位置が、図面通りでいいかどうかのご相談でした。
現場へお伺いすると、知り合いの電気工事屋さんがいました。
お聞きすると、外壁材が特殊で、配管穴は先にその電気工事屋さんが開けて、きちっと防水処理をしてくれるそうです。
図面通りの位置では配管穴が上手くいかないところがあるため、少し変更しました。
12月に入って足場が外れたので、外壁の様子を見に再度現場へ。
おぉ...これは...
少し聞いてはいましたが、樹脂製で柔らかく、押すとペコペコします。
少し聞いてはいましたが、樹脂製で柔らかく、押すとペコペコします。
大工さんが教えてくれたんですけど、この外壁材はコーキング処理をしてはダメなんだそうです。
樹脂で柔らかいので、直射日光や気温で伸縮するため、コーキングで押さえてしまうとマズイそうで。
確かにサッシ周りも一切コーキング処理されていません。
防水処理は、内壁で完璧に防水されているそうです。
とりあえずスリムダクトを外壁に当てて見ましたが、これは留めるのに手間が掛かりそうです...
という訳で、建物のお引渡しが20日の日曜日という事でしたので、定休日ですが、後が押しているので作業に入らせていただきました。
建物の引き渡しは済んでいますが、外構工事は継続中です。
スリムダクトを外壁に留めるのが大変そうなので、一日掛けてスリムダクトだけ外壁に留めていきます。
垂直を当たるポイントが外壁にないので、レーザー墨出し器を使って垂直を当たります。
これ頂きものなんですけど、今回の現場で大活躍でした。
値段見てびっくりですけど(^_^;)
ビスを留める位置は、横から見た時にビスが見えない様に、外壁材の山のところを狙って留めています。
そのため定尺では継ぎ手が浮いてしまうところがあるため、合わせてカットしながら取付けていきます。
通常の倍くらいの手間が掛かっています。
特に2階はハシゴ作業なので、結構大変です。
冷たい風が吹きさらしなので、涙と鼻水が止まりません...
こんな感じでまっすぐに。
こちらはサッシに当たるので、こんな感じに交わします。
一箇所、室外機を置く予定のところに水道のバルブが...
こちらはサッシに当たるので、こんな感じに交わします。
一箇所、室外機を置く予定のところに水道のバルブが...
どう考えてもここに室外機は置けないので、位置変更しなければなりません。
少し延長して、床暖房機の隣に置く様に変更。
ドレンはコンクリート上に垂れ流しにせず、エコキュートの排水管まで延ばしました。
他にもコンクリートの犬走りのところは、外構屋さんが先行で埋めてくれていた排水管へ接続。
室内機だけでなく、室外機のドレンも取っておきます。
さて、この隙間にコーキングは塗れません。
大工さんにお聞きすると、換気扇のフード周りなどはスポンジをはめているそうで、同じ感じの防水スポンジシールを用意しました。
横から見るとあまりいい感じではありませんが、ダクト内への小動物の侵入は止めることができます。
2日目からは室内機の取付けと、配管工事を行っていきます。
さて、この隙間にコーキングは塗れません。
大工さんにお聞きすると、換気扇のフード周りなどはスポンジをはめているそうで、同じ感じの防水スポンジシールを用意しました。
横から見るとあまりいい感じではありませんが、ダクト内への小動物の侵入は止めることができます。
2日目からは室内機の取付けと、配管工事を行っていきます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管穴にはパテをしっかりと詰め込みます。
永年して、パテが収縮して隙間ができない様に、パテの表面だけコーキングしておきました。
お引越しが済んで既に生活されているので、リビングの室外機は接続して運転できる様に。
床暖房があるのと、日が差し込んでエアコンなくても日中は暖かいリビングです。
月曜日はいつもの事ですが、ひっきりなしに携帯電話が鳴って、作業が前に向いて進みません。
でも淡々と、室内機を取付けていきます。
3日目の午後からは他のお客様から緊急の修理依頼が入り、現場を離れて半日飛びました...
そのため、5台の室内機取付けと、配管を降ろす工事で2日掛かっています...
3日目の午後からは他のお客様から緊急の修理依頼が入り、現場を離れて半日飛びました...
そのため、5台の室内機取付けと、配管を降ろす工事で2日掛かっています...
なにせ1人でやっているので、申し訳ないです。
そして本日4日目。
室外機を一気に接続していきます。
今日は携帯電話は1回しか鳴りません(^_^;)
順調に作業が進みます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
淡々と焦らず確実に。
南側3台、こんな感じで完成です。
北側3台、こんな感じで完成です。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
淡々と焦らず確実に。
南側3台、こんな感じで完成です。
北側3台、こんな感じで完成です。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
これでクリスマスも、暖かくお過ごしいただける様になりましたね(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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