2017年10月19日木曜日

9年使用のシャープ製フィルター自動掃除機能付きエアコン分解洗浄作業

エアコン分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

シャープ AY-W22SE-W(2008年製) 寝室でご使用です。

いつもこれ見て思うんですけど... カッコ悪いですよねぇこれ(^_^;)
この前面のパネルというか、フラップですけど、これを動かすための部品が両サイドに入っているんですが、これのせいで重量が増えている感が否めません。
本当に必要なシステムなんですかね、これ...

寝室で使われているので、内部はこんな感じ。
年式の割にはそうでもありませんね。


...と思ったら、フィルターが目詰まりしているじゃないですか...


酷いもんだ。自動掃除機能が故障してるのかと思ったら...


リモコンでOFFにできるんですね(^_^;)
自動じゃないじゃんって感じです。

お客様はこの使い方を理解されていなかったそうで、「自動で掃除してくれてると思ってました」と。
普通はそうですねぇ(p_-)
ONにすると、ちゃんと動作しました。

お預かりした室内機は、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


このシャープの自動掃除機能は、パナソニックのものと同様に、かき集めたホコリは排気ホースを通して、外部へ排出される仕組みです。
マンションの場合いつも思うんですけど、外に排出されたホコリは下の吸気口から部屋の中に吸い込まれてるんじゃないかと(^_^;)

ね、嫌な感じですよね。
やっぱり外部排出形より、ダストボックス形の方がいいですね。
まぁ、自動掃除機能自体、必要ないと思いますが。

それからこのダクトカバー。

気になったので外して見ると、案の定です。
外部排出形は、この網の部分をカットしておかないと目詰まりします。
普通に考えたら分かると思うんですけど、結構ここカットしてない業者さん多いです。
ここもカットしておきますね。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「わぁ、結構汚れてたんですね。お願いして良かったです。これで気持ちよく使えます。」と、とてもお喜びいただきました(*^^*)

今回の機種を含めて、3台の分解洗浄をご依頼いただいています。
一気に3台ではなく、1台づつのご希望ですので、帰りに次回の分をお預かりしました。

洗浄後、来週また取付けにお伺いさせていただきます。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2017年10月18日水曜日

日立製フィルター自動掃除機能付きエアコン2台分解洗浄工事

エアコン分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

日立 RAS-S63A2(2011年製)リビング設置と、日立 RAS-S22Z(2010年製)寝室設置です。


まずは室内機を取外しにお伺いする訳ですが... どうしました?これ。

設置した業者さんの仕業の様ですが、あまりにも素人っぽい施工に吹きました(^_^;)
ここは再取付時に手直しさせていただきます。

室内側の配管は、MDダクトで化粧仕上げしているところを見ると素人でもない気がしますが、この端末ゴムカバー使ってる時点で初心者っぽいのがにじみ出ていますね...


この端末ゴムカバーはクセモノなんです。
剥がすと、まぁ凄いことになります...


粘着性が凄いので、手に付いたらなかなか取れません。

アベ冷熱技研ではお客様のご希望がない限り、この部材は一切使いません。
と言うかこの部材、もうカタログにも載っていません。
粘着性のないタイプに替わっていますが、ほとんどのメーカーに合いません(^_^;)
この部分はしっかり磨き上げて、再取付け時には突き合わせとなり、隙間ができる事をご了承いただいています。

お預かりした室内機を分解していきます。
この頃の日立のフィルター自動掃除機能は、こんな感じです。

ブラシでフィルターを擦っているだけ。
ダストボックスにはほとんどゴミが溜まっていませんでした...
現在発売されているタイプは改善されている事を、切に願います。

電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


リビング 熱交換器↓


リビング ボディ内部↓


リビング ドレンパン↓


リビング ファン↓


寝室 熱交換器↓


寝室 ボディ内部↓


寝室 ドレンパン↓


寝室 ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


はぃ、ここも手直しですね。
室内側の配管穴をパテ埋めしていません。


しっかりとパテ埋めを行い、気密性を確保。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


転がしてあったドレンホースはカットして、塩ビ管でまとめて排水溝へ流れる様に手直ししました。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

寝室の方は、以前水漏れがあったそうなので点検しておきました。
配管穴の中で、ドレンホースが逆勾配になっていたので、そこも手直しさせていただきました。
なんか、手直しが多かったですねぇ...

「わぁ、結構汚れてたんですね。キレイにしてもらってありがとうございます。また何かあったらお願いしますね。」と、とてもお喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2017年10月17日火曜日

事務所移転に伴うエアコン移設工事&専用コンセント増設工事

いつもお世話になっているマジカルサイトさんのご依頼で、エアコン移設と専用コンセント増設工事にお伺いしてきました。

何をされている企業さんか興味のある方はコチラ↓(p_-)
「株式会社マジカルサイト」 http://www.magicalsite.co.jp/

3年前に「分室」と呼ばれる別の事務所へ、霧ヶ峰を2台設置させていただいていました。
こちらは、MSZ-AXV564S-Wの5.6kw200Vタイプ。


こちらは、MSZ-GV404S-Wの4.0kw200Vタイプ。

こちらの分室を閉鎖して一箇所へ統合されたため、この2台を移設します。

早速取外して、松山支店へ移動。
こちらの事務所にもエアコンが2台設置されていますが、広い事務所に2.2kw100V 6畳用が2台?(^_^;)

2台の内、1台が調子悪いとのことで、1台は撤去処分。元気な1台はサーバー室へ移設することにします。

既存機を撤去。


100Vから200Vへ電圧切り替えを行います。


移設で持ってきた4.0kwを、サクッと取付けます。


既存機はこんな感じでした。


吹き溜まりになっていたため、室外機後ろにゴミやホコリが吸い込まれていつもお掃除されていたそうなので、こんな感じに仕上げました。

これならゴミを吸い込む事もなくなります(^^)v

こちらは調子の悪い既存機。


これもサクッと、移設してきた5.6kwへ取替えました。


さて、サーバー室にしようとしているお部屋です。
ここへ取外したパナソニックの2.2kwのエアコンを新設します。


まずは位置決めをして、配管穴を開けていきます。


埋込形の照明器具を外して、開口部を点検口代わりにして、エアコン専用コンセントを増設します。


配管穴を利用して壁面にコンセントを取付けたかったのですが、鉄骨があって泣く泣く天井面に設置。


室内機を取付けて、配管類を接続していきます。


しとしとと小雨がずっと降り続いていますが、シートを張って、配管内に水分が入らない様に作業を行います。


いつもの様に、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


コンセント増設工事を進めます。
分電盤近くの照明器具も外して点検口代わりに。


天井裏はこんな感じです。

ずっと向こう側にあるケーブルを、ケーブルキャッチャーで引き寄せます。

エアコン専用回路と、サーバー専用回路の2系統を増設します。
エアコン専用回路は外壁側のため壁内に通りませんでしたが、サーバー専用回路は内壁なので、天井裏から穴を開けてケーブルを落とし込みます。


はぃ、足元にケーブルが出てきました(^^)


コンセントを取付けて、電圧測定で電気工事完了。


エアコンも試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

これで快適空間でお仕事も捗りますね(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
この様な工事も、お気軽にご相談ください。