2015年6月9日火曜日

三菱電機 ERタイプ天吊形パッケージエアコン取替工事

ネット検索で当社を見付けていただいた設計事務所様のご依頼で、天吊形パッケージエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 PCZ-ERP40SKLH ERタイプ天吊形パッケージエアコン


既存機も三菱電機製。


たまにエラーが出て動かなくなるとの事でしたが、拝見した時には症状が出ませんでした。

どちらにしろ、年式が古いので取替えをご希望されていて、お見積りをさせていただきました。
高性能省エネの壁掛形ルームエアコンもご提案させていただきましたが、最近壁のクロスを貼り替えたところで、クロス跡が見えるのがNGなのと、配管穴を開け直す事に難色を示されていたので、同タイプの天吊りタイプでご依頼いただきました。

既存機を撤去します。

業務用エアコンですからフロン回収作業が必要ですが、まだエアコン自体が動くので、ポンプダウンして室外機側へ一度ガス回収しておきます。

室内機を吊っている吊りボルトを撤去するため、天井裏へ入ります。


既存機はこんな感じで吊っていました。


ダメですね。。。 ダメですよ、こんな事しちゃ。。。

梁から直接下ろしているので、寸法が合わないから、吊りボルト曲げて無理矢理吊ってたんですね。
このボルト類は撤去。

新たに取付ける機種は、旧機種とボルトピッチが違うので、位置決めをして下ろしなおします。


アングルを使って、吊りボルトを真っ直ぐ下ろします。


めくれていた断熱材も、キチッと敷き詰め直しました。


室内機を吊り込みます。


配管類を接続していきます。


スリムダクトは既存のものを流用。


室外機周りも配管接続し、真空ポンプを使って配管内をしっかりと真空乾燥させます。


外周りはこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


フロン回収作業は持ち帰って行いました。

この回収作業、回収量にもよりますが、1時間程度の作業時間が掛かります。
ポンプダウンできる場合は、こちらの方が現場作業が捗ります。

梅雨時期で雨が心配でしたが、降っても小雨程度で作業に影響はありませんでした。
これでこの夏は、エアコンが止まる心配も無くお仕事ができますね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2015年6月8日月曜日

三菱霧ヶ峰フラッグシップモデルZXVエアコン取替工事

梅雨時期は天気予報から目が離せません。
エアコン工事に雨は大敵ですから、基本的に工事延期ですが、毎年この時期は予定が詰まっているので、シート張ってやれる現場はどんどんやっていきます。
本日も雨模様の中、エアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-ZXV565S-W ムーブアイ極搭載ハイブリッド霧ヶ峰フラッグシップモデルです。


今回のお客様は初めてのご依頼で、他の業者さんにも見積り依頼されていて、アベ冷熱技研もネット検索で見付けていただき、見積りのご依頼をいただき、比較検討されて当社へご依頼いただきました。

既存機は天カセ2方向吹出しタイプ。

まだ動きますが、省エネ性の高い壁掛形ルームエアコンをご希望でした。

壁掛形の室内機が設置できる壁は、ここ。

角に棚があり、天井面から棚上が40cm。

室内機幅から見ると、棚上に設置してできるだけ右寄りに取付けないといけませんね。


ただし、あまり右寄りにすると、柱があります。。。
足元にコンセントがあったので、外して壁内の柱の位置を確認。

配管穴の位置は、右から11cm以内には開ける事ができませんね。。。

大体の位置決めを背面板を使って行います。


穴の位置を決めて、慎重に開けていきます。


おっと、右側には鉄骨柱。

あと1cm右寄りだと危なかったですね。。。

あら、左には筋交い。

棚が無ければ、もう少し穴の位置を下げる事ができるので、そこまで慎重になることもありませんが、今回は自分なりに「よくやった」と思いました(^^ゞ

配管穴を利用して、電源ケーブルを挿入。


配管保護、小動物侵入防止のため、配管スリーブを挿入。


穴の位置が左に寄っているため、背面板を一部カットして、できるだけ本体を右へ寄せます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。


室外機が置けるスペースには床下通気口があるため、平置台を使って通気口より上に上げます。


室外機も接続して、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


真空引きをしている間に、床下へ潜って電源工事を行います。


鉄骨造でケーブルをステップルで留めれないため、PF管内にケーブルを通してコロガシ配管。


電圧を確認して電気工事完了。


既存の室内機を降ろします。

写真撮り忘れましたが、天井開口部は後日お客様がDIYで塞がれるそうで、とりあえずお客様がご用意されたコンパネで蓋をしておきました。

既存室外機も撤去。

プラロックも処分したかったんですが、コンクリート内に埋まってしまっているため断念。。。

真空引きが完了し、外周りが完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

2年連続省エネ対象受賞品のZXVですから、既存の天カセに比べたら省エネ効果バツグンです。
この夏から、快適にお過ごしいただける様になりましたね。

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2015年6月6日土曜日

三菱霧ヶ峰GVタイプ×2台エアコン新設工事

ご依頼いただいていたエアコンが入荷したので、取替えにお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV224-W(2014年モデル) 汎用タイプ×2台です。


今回初めてのお客様で、既存機2台が故障で動かないため、取替えのご相談をいただいていました。

建物は公団タイプで、4、5年で県外転勤になられる予定のため、できるだけ安価機種をご希望され、昨年度モデルをご選択いただきました。

まずは既存機を撤去。


スライド金具は流用。背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


室外機を接続して、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ベランダ周りはこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

これで今年の夏も快適にお過ごしいただけますね。

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、5年延長保証をご依頼いただきました。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。