2014年4月11日金曜日

マンションでシステムマルチエアコン取替工事

昨日・本日の2日間掛けて、マンションの一室に設置されているシステムマルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

【三菱電機製システムマルチエアコン】
MXZ-682AS 室外機×1台・MLZ-RX562AS-IN 室内機×1台・MLZ-RX282AS-IN 室内機×1台・MSZ-222BXAS-IN 室内機×1台・MAC-D01PW 化粧パネル×2個・MAC-430PW ワイドパネル×2個

このマンション、以前にもこのBlogに掲載しましたが、今までにも数件他のお宅でも施工させていただいています。
口コミでご紹介いただいている様で、大変ありがたいです<(_ _)>

既存機は三菱重工(ビーバー)製で、天井カセット形1方向吹き出しタイプの室内機×2台、壁掛形×1台、室外機×1台のマルチエアコンです。

タイマーランプ点滅で、電気系統の不良でした。

部品は既にメーカーに無いため、システムごと取替えとなります。



以前の工事同様、室内機~室外機の操作ケーブルが使えません。

手前が既存ケーブル、奥側が通常エアコンに使用するケーブルです。
ご覧の通り、太さも違えば、本数も違いますね。
屋内用警報用ケーブル0.9mm×2芯。
当時のビーバー製品は、室外機との通信は高負荷にならないため、細いケーブルでもOKだったんです。
現在、各メーカーから発売されているエアコンは、写真下側の「2.0mm×3芯」でなければなりません。
と言う事で、今回も既存の配管は流用しますが、ケーブルは入替えとなります。

まずは既存室内機を撤去。

この開口部を利用して、新しくケーブルを通していきます。
高さ30cmしか無いので、頭が入る程度のスペースで作業します(+_+)

奥の部屋までには数カ所の梁を貫通しているのですが、点検口が無いところはダウンライトを外して点検口代わりにして見たり・・・


ユニットバスの点検口も利用して、ケーブルを通していきます。


ベランダ側へは、予備配管のための貫通穴を利用して通します。

3系統のケーブルが無事貫通です(^^)v

室外機までの立ち下げは、モールダクトを使って美観仕上げにします。


エアコン取付けに掛かります。
既存冷媒配管流用なので、配管内部の残留オイルを追い出すため、窒素ガスで配管内をブローします。


一系統づつ、しっかりとブローします。


室内機を吊る吊りボルトの位置が違うため、新たにアンカーを打ち直します。


既存のドレン管はVP25の塩ビ管なので、安心して流用。
冷媒配管のフレア加工を行い、吊り込みの準備を進めます。


室内機を吊り込みます。


冷媒配管を、トルクレンチを使って適正トルクで締め付けます。


ケーブルとドレン管を接続して、パネルを取付けます。


壁掛けタイプの設置はこんな感じです。

相変わらずの右側ドレンでやりにくいです。。。

室外機への配管接続が完了すると、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行なって、異常がない事を確認してお引き渡しです。

今回は慣れたせいか、今までより早く、2日掛かっていたところが1日半で完了できました。
まだちょっと朝晩冷え込む季節ですから、早めに取替えができて良かったです。

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2014年4月9日水曜日

電工組青年部役員会&花見会

夕方から、「松山電気工事協同組合青年部4月定例役員会」に出席してきました。

役員会の内容としましては、総会開催についての打ち合わせ、今後の講習会などについて話し合いが行われました。

花見時期と言うこともあり、花見会&青年部を卒業された先輩を招待しての送別会も開催。
今回卒業された先輩は、自分が以前勤めていた会社(電材屋)ではお客様だった方で、大変お世話になった先輩です。
K先輩、長い間お疲れ様でした。
青年部のみんなにかなり飲まされていたけど、真っ直ぐ帰れたのかは定かではありません。。。(^_^;)

三菱電機製 霧ヶ峰BXVタイプ新設工事

ご注文いただいていたエアコンが入荷しましたので、取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 MSZ-BXV254-W ムーブアイ搭載ハイブリッド霧ヶ峰です。


位置決めをして、背面板を取り付けます。

配管穴を開ける方にコンセントがあるので、取外して壁内に筋交いはないか、コンセントのケーブルはどうなっているか、内側の様子を確認します。

問題なければ穴開け開始。


こんな感じで開きました。

左側は柱、右側にコンセントケーブルが見えますね。
こういう場所は、一気に開けるとケーブルを切断しかねませんから、細心の注意を払って開けます。

配管保護、小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。


室外機へ配管を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

こちらのお客様、一昨年前に新築されてから毎年1台づつ新しいエアコンを追加ご注文いただいてます。
「阿部さん以外には頼まんけんな。」といつもお声掛けいただいて、大変ありがたいです<(_ _)>

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。
wm10.jpg
今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

ダイキン製 うるさら自掃付きエアコン分解洗浄工事

お預かりしていましたエアコンの分解洗浄が完了したので、取付けにお伺いしてきました。

ダイキン ATR28LSE7-W(2010年製)


まずは室内機を取外して、お預かりします。


室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


ドレンホースに圧力を掛けて噴射すると、何か飛び出てきました・・・

カナブン。。。
水漏れの原因で、よく見掛けるヤツですねぇ。

熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。


配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

今回のお客様は、昨年夏に室内機から水漏れがして、メーカー修理に来てもらった際に「洗浄した方がいいですよ。」と奨められ、洗浄の依頼をしようとアベ冷熱技研のHPをご覧いただいたら受付停止期間だったそうで、この時期までお待ちいただいていたそうです。
大変お待たせいたしました<(_ _)>
水漏れの根本原因はカナブンだったと言うことで。。。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
[emoji:v-109]エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2014年4月8日火曜日

愛媛県冷凍空調設備工業会 総会

お昼から、一般社団法人愛媛県冷凍空調設備工業会 通常総会に出席してきました。

今年も、東京第一ホテル松山にて開催。

 ・青年部会 総会
 ・愛媛県冷凍空調設備工業会 定時総会
 ・記念講演 「改正フロン法対応について」
 ・愛媛県冷凍空調設備技能士会 総会
 ・懇親会

毎年の事ながら、昼1時スタートで3つの総会、記念講演、懇親会と、、、かなぁ~りの長丁場です(^_^;)

記念講演の「改正フロン法対応について」では、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」について、今後の動向や対応について講演いただきました。

大きな改正点として、業務用冷凍空調機器(エアコン・冷凍機)に使用されるフロンガスの充填作業の登録制・再生業の許可制が導入されます。
今までは、フロンガスの回収作業を行う場合のみの登録許可制でしたが、今後は修理の際などに再充填や、追加充填する場合にも登録許可・充填量報告義務が課せられる様になります。

当然の流れですよね。
フロンガスが漏れているにも関わらず、修理もせず追加充填を繰り返している事は、大気開放しているのと何ら変わりはないのですから。。。
修理もせずに毎年メンテナンス業者さんに追加充填を強要しているオーナーさん、今後は法律違反となりますよぉ(^_^;)

さて、長い総会の後は懇親会。


今年もいっぱい喋って、いろんな情報を吸収してきました(^^)v

我々の業界の未来は明るい!

2014年4月7日月曜日

三菱電機製 霧ヶ峰ZXVタイプ取替工事

ご注文いただいていたエアコンが入荷したので、取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 ハイブリッド霧ヶ峰 MSZ-ZXV364S-W 2014年最新モデルです(^^)v


既存機は2004年製ZRタイプ。
ちょうど10年ですが、エラー表示がされて動きません。

エラー表示内容から、室外機側動力系の異常の様でした。
お客様は、既に10年経過している事から取替えをご希望され、省エネ性能の高いZXVをご選択されました。

まず撤去に掛かります。
既存のスリムダクトも変色しているので、今回これも取替えのご依頼をいただきました。


配管カバーを外して見ると・・・

パテ埋めをしてません。。。スリーブも入ってないし。。。
この様なところから、虫などの小動物が侵入して悪さをします。

既存機を撤去。


配管穴に貫通スリーブを挿入します。


位置決めをして、背面板を取り付けます。


室内機を取付け。


配管類を接続していきます。


配管穴はしっかりとパテ埋めし、コーキングで防水処理します。


外壁段差部分はジャバラタイプではなく、耐久性の高い段差継手を使って処理します。


こんな感じで化粧仕上げ。


室外機へ配管を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

作業中、ずっと側で工事を見ておられたお客様。
「とても丁寧に工事していただいて、ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(_ _)
こちらこそ高級機種をご注文いただきまして、ありがとうございますです(^_^;)

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。