2009年9月1日火曜日

伊予市で新築移設&分解洗浄

自分が講習会を受講していた週末、お世話になっている家電店さんから移設・洗浄をご依頼いただいて、久々に社長が分解洗浄を行っていて、本日それを取付けにお伺いしてきました。

写真撮影は社長が行ったため、部品ごとの写真はありません。

洗浄前です↑
ファン・ドレンパン・ボディ内部は、びっしりのホコリとカビが見えます。
熱交換器は、裏側にもカビが回っています。
これらのカビは、ここまで分解しないときれいに落とせません。

洗浄後です↓

熱交換器・ファン・ボディ内部、共にピカピカに輝いています(*_*)

室外機の吸込側も目詰まりしていたので、こちらはブラシと水洗いで清掃しました。


新しいお家へ取り付けです。


室外側の配管は、スリムダクト仕上げ。

外溝工事中だったので、室外機の周りだけ整地していただき、ブロックを敷いて泥跳ね防止しておきました。
きれいなお部屋にきれいな空気、快適にお過ごしください。

2009年8月30日日曜日

玉掛け技能講習会 2日目

昨日に引き続き、玉掛け技能講習へ参加してきました。

小型移動式クレーンの資格を持っている方(15時間講習)は、午前中1時間だけ座学を行い、後は1日徹底的に実技の訓練です。
実際にいろんな物を吊って訓練を行います。

まずは、溶接されT形になったH鋼↓

これで約0.6t。
クランプやシャックル・ワイヤーロープ・繊維ベルトなどを巧みに使い、バランスを取りながら移動させます。

直径0.2mの丸鋼↓

これで約0.63t。
2本の繊維ベルトを巻きつけて、バランス良く、かつ滑らないように移動させます。

最後に、コンクリート詰めのドラム缶↓

さて問題、これで何トンあるか解かりますか?

この写真に出ている3点、目測試験に出ました。(実際はもう1点あります)
「目測」とは書いて字のごとく、目で見てその質量を当てます。
メジャーを使わず、自分の体を使って縦・横・高さを測定し、計算した体積にコンクリートや鉄、あるいは水などの比重を掛けて、およその質量を導きだします。

この目測を誤ると、それを吊るためのワイヤー太さの選定も誤り、重大事故になる可能性もあるため、この問題を間違えると減点も大きく取られるそうです。

さて試験ですが、昨日のBlogで「学科試験」と書き、確かに昼1時から学科試験は行われたんですが、、、
15時間講習は本日で終了のため、「実技試験」も最後にあるのを忘れてました。。。(^_^;)

実技試験は一番最初の写真のように、コンクリート詰めのドラム缶を横にし、ワイヤーロープ2本を使っての水平移動でした。
3回練習できたのかな?
毎回、何かしら確認を忘れていて注意されていました(^_^;)
が、、、本番には深呼吸して、ゆっくり落ち着いてやると・・・

無事、合格できました(*^^)v
もちろん、全員合格です。

資格証は即日交付され、「玉掛け」の資格が増えました。

ん~、今度は「高所作業車」が欲しいなぁ~、なんて考えてます。

自分たち15時間講習(2日間)の方は本日で終了です。
19時間講習(3日間)のみなさん、来週日曜日になりますが、頑張って全員合格を目指してください(^^)v

2009年8月29日土曜日

玉掛け技能講習会 1日目

本日から空港通りのコマツ愛媛にて、松山電気工事協同組合青年部 情報委員会 企画の「玉掛け技能取得講習会」が開催されています。

前回の「小型移動式クレーン技能取得講習会」に続いて、通常、西条市のコマツ教習所で行われている技能講習会を、青年部が中心になって人数集めをし、コマツ教習所さんご協力のもと、松山市のコマツ愛媛で開催できることになりました。

初心者の方は本日8月29日(土)・30日(日)・9月6日(土)の3日間、「小型移動式クレーン」等の資格保持者は8月29日(土)・30日(日)の2日間、朝8時~夕方6時までみっちり講習があります。

「玉掛け」とは、建設現場などでワイヤーロープやチェーン・その他の玉掛け用具を用いて、荷物(建設資材など)をクレーン等の吊り具に取り付けたり取り外したりする作業を言います。

「なぁんだ、フックに輪っかを掛けるだけか」と思ったら大間違いです。
吊り上げる荷物の重さを計算したり、吊り位置・吊り角度などの知識も必要で、安全確認をしながらクレーンの誘導指示まで行うのが「玉掛け技能者」の仕事です。

そう、前回受講した小型移動式クレーン技能者の資格では、この作業ができません。
玉掛け技能者が現場に居なければ、クレーンがあっても荷物を吊り上げることができないんですねぇ。
なので今回、この講習会を早期に開催したかった訳です。

明日は学科試験があります。
Blog書いている場合じゃないんです。
だって、自分が段取りした講習会で、自分だけ落第するなんて洒落になりませんから。。。(^_^;)

2009年8月28日金曜日

HPの写真を転用させて

午前中、事務所でエアコンの組み立てをしていると、電話が。。。

「ホームページ拝見させていただいたのですが、”阿部くんの研究室”に掲載されているフレアナットの、応力腐食割れの写真を転用させていただきたいと思いまして、今回お電話させていただきました。」と・・・

[emoji:v-109]「冷媒配管接続部分(フレア面)への冷凍機オイル塗布について」:阿部くんの研究室

そう言えば、そんな写真も掲載していたなぁと思いながらお話をお聞きすると、
社団法人日本冷凍空調設備工業連合会 冷媒回収推進・技術センターのご担当者様でした(*_*)

こんな片田舎の弱小企業のホームページをご覧になって、「この写真が欲しい」とお電話頂くなんて、改めてホームページの威力を痛感しました(^_^;)

「応力腐食割れ」についてはあえて書きませんが、この写真を「冷媒回収時のフロン大気排出削減ガイド」に掲載したいとの事でした。
各メーカーにも問い合わせを入れたそうですが、いい物が見つからなかったそうです。

もちろんOKです(*^^)v
環境対策の一助になるのであれば大歓迎です。
ホームページに掲載している写真では小さいので、いろんな角度から撮った写真を7枚ほど送らせていただきました。
どの写真が、どんな風に掲載されるのか楽しみです。

使われなかったりして。。。(^_^;)

2009年8月26日水曜日

久万ノ台でPAC分解洗浄

以前務めていた会社の後輩からの依頼で、空手道場に設置されている天吊形パッケージエアコンの洗浄にお伺いしてきました。
吹出風量が少ないとの事でメーカー出張修理を依頼したところ、熱交換器の目詰まりとファンへのホコリ付着が原因と解かったそうです。
サービスの方が言うには、室内機を取り外して分解洗浄しないと無理とのことで、値段を聞くと・・・

��3万円!!!(*_*)

確かに2階に設置されている上、足場が悪いので、外して再取り付けを考えると、当社でもその位は掛かるだろうなぁと言うところです。

という事で、室内機を取り外す事なく分解洗浄するアベ冷熱技研の技術力が買われました(*^^)v

室内機をバラしていきます。

ボディと熱交換器、ファンケースが残っているだけです。

もう少しバラすこともできますが、これで十分汚れが落とせますから無理をしません。

電気系統やドレンパンなど、外したパーツは屋外で洗浄します。


室内機周りをビニールシートで養生します。

下部にはポリタンクを設置して、廃液を溜めるようにします。

高圧洗浄機を使って、薬品洗浄を開始します。

かなり目詰まりしているので、汚れがなかなか落ちませんでした。。。

取り外したパーツ類は、屋外で丸洗いします。


熱交換器↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、各パーツを拭きあげ、乾燥させて組み上げます。

後は試運転で異常が無いことを確認し、作業完了です。

吹出風量も回復し、機器内部まできれいになりました。
ここまでの作業内容で、メーカーサービスが作業した場合と比較して約3分の1の価格で復旧でき、大変喜ばれていました。

そろそろ涼しくなってきました。
ルームエアコンの分解洗浄再開も、そろそろ考えないといけないかな?

2009年8月25日火曜日

電気工事士失格ですぞ!

「洗面所のコンセントが使えないんで見てほしい」とご依頼いただき、夕方から点検にお伺いしました。

最初、「ブレーカーだろう」と安易に考えていましたが、ブレーカー異常なし。
その後、洗面所付近のコンセントを全部外して点検するも、原因が解からず。。。
壁の中で突然ケーブルが切れる訳ないし。

後は天井裏を見てみるしかないなと、天井裏へ。
この洗面所、2階にあるので天井裏に入れるんです。

ちょうど洗面所の上辺りで、リングスリーブを使ったジョイント箇所を発見。

絶縁キャップを外して、配線を引っ張ると・・・ スポッと抜けました。。。(*_*)

はぁ???
圧着されたリングスリーブを良く見てみると、圧着工具で圧着されていません。

2本の圧着跡から推察すると、圧着機能付き電工ペンチを使った様です。
これでは完璧な圧着接続ができないため、接続本数が多い場合、中の方の配線が緩んで抜けてしまいます。

ここは切断し、圧着工具を使って直します。


圧着工具で圧着されると、リングスリーブに刻印が入ります。

今回は「大」のリングスリーブを使用したので、「大」の刻印が入りました。

絶縁テープで絶縁処理をして修理完了です。

洗面所のコンセントは使えるようになりましたが、このお宅、いったい何箇所この様な接続箇所があるんでしょう?
今回は点検できる場所で見つかったから良かったものの、1階の天井裏だったらどうしようもできませんから。。。
お聞きすると、施工された電気工事屋さんは辞められたそうです。
もし何かあった時の責任はどうなるんでしょう。。。

2009年8月24日月曜日

松末町店舗で天吊形PAC取付工事

先週バタバタと行っていた、中古パッケージエアコン取付工事。
本日、四国電力の低圧電力引込工事が完了したので、夕方から試運転調整にお伺いしてきました。

ダイキン製 天吊形PAC 4馬力タイプです。
10年前のエアコンですが、ほとんど使われず倉庫に眠っていたので結構きれいです。

「何か取り付け方が変じゃない?」と思われました?

「天吊形」なので、通常は天井面から吊り下げるのですが、この天井裏、吊り下げ用のアンカーが打てないのと、天井面の強度が不安だったので、特注の壁面架台での設置をご提案し採用されました。
架台の設計はわたくし、製作はいつもお世話になっている荏原鉄工所さんの作品です。
しかしこの壁、実際はブロック仕上げのため、架台を取り付けるのに半日掛りでした。。。(-_-;)

配管長12m程引っ張って、建物裏側へ室外機を設置しました。


動力電源は以前使われていた設備が残っていたので、ケーブル類を一部流用し、メーターボックス・ブレーカーボックス・ブレーカー等を取替えます。


既存設備はCKSを使用していたのでこれを撤去し、漏電遮断器に取り替えました。

電力量計を取り付けて工事完了。

本日、試運転調整作業を行いましたが、長期間保管していたせいかガスが少なかったため追加補充し、異常の無いことを確認後お引渡しいたしました。

2009年8月23日日曜日

第59回三津浜花火大会



今年も行ってきました、「三津浜花火大会」(*^^)v
四国最大級8000発の打ち上げ花火は圧巻です。

夕方、雨が降り出したのでどうなることかと思ってましたが、近くのフジで傘を買ったら・・・雨が止みました。。。(-_-;)
カメラも何も持って行ってなかったので、携帯カメラで撮影してみました。
結構きれいに撮れていたので、YouTubeにアップ。
最後は周りのみなさんの拍手喝采で終わってます。

朝晩、涼しくなってきました。
夏も終わりに近づき、秋の気配ですね。

2009年8月22日土曜日

電工青年部家族親睦会

Blog見直すと、何か今週ほとんど仕事してない様に見えますね。
実は物凄いバタバタした1週間だったのですが。。。
そんな中、今日はお休みをいただき、毎年恒例の「松山電気工事協同組合青年部 家族親睦会」に、家族一同で参加してきました。


今年の開催場所は、「北条鹿島キャンプ場」。
鹿島は、旧北条市の西方海上400mに浮かぶ周囲1.5km、標高113.8mの小さな島です。


別名「伊予の江の島」とも呼ばれるこの島は、自然が豊富でキャンプ場や海水浴場、山頂までの遊歩道などがあり、1日飽きずに楽しめる島です。


「鹿島」の名前の由来ともなった、野生の鹿も見ることができます。


昼食はもちろんバーベキューです(*^^)v

食べきれるか不安なくらいの大量の肉と野菜でしたが、ほとんどたいらげてしまいました。。。

いい親睦会になりました。

また来年も集まってワイワイやりましょう!(^^)!



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2009年8月20日木曜日

伊予市下吾川で電気容量増設工事

今日は1日、エアコン増設に伴う電気容量増設工事を行いました。
盆休み明けから急いで図面を描いて電力申請を行い、材料の段取りなどバタバタしながら、本日無事竣工できました。

今回は、家電店さんからの依頼でエアコンを2台新設するため電気容量が足りず、容量アップのための電気工事を行います。

既存の分電盤は4回路しかありませんでした。
左の大きなブレーカーは、主幹ブレーカーではなく、漏電遮断器を分岐ブレーカーとして使っていました。

既存の分電盤は水屋の上に設置されていて、荷物の影に隠れてしまっていました。

今回設置する分電盤は水屋の上を避け、勝手口の上へ設置することにしました。

引込点でケーブルを切断し、停電工事開始です。

既存分電盤を撤去しました。

穴を塞ぐようにボックスを取り付け、4回路分の配線を新しい分電盤へ導入します。


新設エアコン2台分の専用コンセント回路も増設し、分電盤周りが完了です。

主幹容量50A 分岐回路×10回路の分電盤に替わりました。
この間、外周りの配線工事は社長が行っています。

停電復帰まで時間があったので、1台だけエアコンを設置しました。


既存の電力量計周りです。

以前、電気温水器を使われていた様で、タイムスイッチと深夜電力用メーターボックスが残っていました。
この場所は、通りから敷地に少し入ったところにあるため、検針がしにくい場所でした。

これもケーブル張替えと電力量計取替えのついでに、敷地に入らなくても検針できる場所へ移動しました。
こちらは海が近く塩害地区に指定されているため、電力量計はメーターボックス内へ収めます。
主幹ケーブルは既存の8sqから14sqへサイズアップし、許容電流を増やしました。
電柱から引込点までのケーブル張替えは、後日、四国電力の引込工事班が行います。

絶縁抵抗測定、接地抵抗測定、電圧確認、点灯試験完了後、お引渡しです。
あ、あと1台エアコン設置が残っていました。
今日は時間切れなので、また来週お伺いすることとなりました。