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2018年12月22日土曜日

異音がして不安なガス給湯器からエコキュートへ取替えてオール電化住宅に

ご夫婦でFB友さんであり、いつもご依頼いただく大切なお客様のお宅で、エコキュート取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 SRT-S374UA フルオートW追い焚きハイパワー給湯タイプをお買い上げいただきました。


既存の給湯器は都市ガスの給湯器でした。

キッチンはIHクッキングヒーターをお使いで、以前から「これって一番光熱費が掛かる組み合わせですよねぇ。」とかお話していました(^_^;)

ご主人さんがFBで、給湯器の調子が悪いという投稿をした際に、阿部が冗談半分で「エコキュートに替えてオール電化に!」とコメントしたところ、本気モードにスイッチが入った様で、あれよあれよと言う流れで決まりました(*´艸`*)

と言うか、ずっと給湯器の異音が気になっていて、ガス供給会社へ点検依頼を掛けたところ、しばらく音沙汰がないとか、来たら来たで担当が違うとか、あまり対応が良くなかった様で、かなりご立腹でした。

ご依頼いただきましたので、まずは現地調査と見積り、電力申請の手続きに入ります。
実はこのガス給湯器、床暖房システムも絡んでいます。

床暖房をどうするか...

エコキュートとは別に、エコヌクールという床暖房システムを設置するか、もう床暖房は使わないか、難しい決断をしていただきました。

今回、床暖房システムは止めてしまおうという事に決まりました。
冬しか使わないし、キッチンでたまに奥様が使う程度のものに、何十万円も投資するメリットがないからです。
確かに床暖房は温かいんですけどね。
費用対効果で考えると...
配管は残しておくので、将来考えが変われば接続は可能です。

お見積りをさせていただき正式にご依頼いただきましたので、四国電力へ電化申請を行います。


ガスや灯油給湯器からエコキュートや電気温水器に取替える場合には、コンクリート基礎が必要です。
基礎を作る前に排水管を通しておこうと、ちょっと掘り下げたところでバルブボックスが顔を出しました...(´・ω・`)


うわぁ...ちょうどタンクユニットのアンカー打つ場所にバルブがきます。
移動しないといけないのでさらに掘り進めると、たくさんの残材(パイプの切れ端)が出てきました...


酷いですね、この業者さん。
土があまりにも湿っているので、給湯器の接続部を確認すると...漏れてますよぉ...


バルブの位置を変えて、配管の立ち上げをエコキュート用に合わせました。

ガス給湯器は取替え当日まで使うので、仮接続しておきます。

やっと排水管が埋設できました。


コンクリートを流し込むための型枠を作成して、内部にメッシュ筋を入れます。


コンクリートを流し込んで、二週間ほど寝かせます。


電源は浴室の点検口から、洗面所の分電盤へアクセスします。


分電盤から分岐して、エコキュートまでケーブルを通しました。

こちらのお宅は、電力量計がスマートメーターに替わっているので、電力量計の取替作業はありません。

ヒートポンプユニットへの配管も設置しておきます。

これで当日までの準備完了です。

はぃ。本日、取替え当日です。
残念ながら、またまた雨のスタートです(T_T)
ガス機器の撤去は、ガス供給会社へ依頼しなければなりません。
朝8時半にガス屋さんが撤去に来てくれるハズだったのに、来たのは9時半...

かなり遅れましたが、ガス給湯器撤去完了。


タンクユニットの位置確認をして、アンカー位置を決めます。


アンカーを3箇所、しっかりと打ち込みます。


タンクユニットを搬入。

さくっと書きましたが、かなり狭いルートと、お隣様の敷地も通らせていただいて、4人掛かり(ご主人様含む)で搬入しました。

足元はしっかりとアンカーボルトで留めておきます。


今回、古い浴槽アダプタを取替えます。


このゴム製チューブは痛みやすいので、パイプも取替えます。


アベ冷熱技研が使用するのは、断熱材付きの三層管です。


三層管は高耐熱ポリエチレンにアルミパイプを挟み込んだ配管で、高温に強く、配管内部からのイヤな臭いがしません。
保温性に優れていて、エネルギーロスが少ないのが特徴です。


浴槽の点検口から配管を通していきます。


新しい浴槽アダプタが付きました。


午後からは晴れ間が見えてきました。
黙々と配管類を接続していきます。

配管接続完了後、注水を行い、水漏れ箇所がないか確認。

漏れがない事を確認して、接続部もしっかりと断熱保温します。


リモコンを取替えて、電源投入。
初期設定を行い、沸き上げが始まります。


試運転で湯はりを行います。


勢い良く浴槽に注水が始まりました。

異常がない事を確認して作業完了。
あとは、取扱説明を行ってお引き渡しです。

お客様にはご夫婦で、FBの方に労いのコメントをいただきました(*^^*)


ほぼ一人の作業で、早く接続して沸き上げして今晩お風呂に入れる様にしてあげないとって、必死でやってましたから、ホント無口で黙々とやってました(^_^;)

Mさん、お土産にビールまでいただきまして、ホントありがとうございました(^^)

さて、四国電力ではこんなキャンペーンを開催中です!

このキャンペーン、四国在住の方で、期間中にオール電化にした方にしかチャンスはありません。
という事は、かなりの確率で当たりが出ますよね(・∀・)

念願のオール電化。来月からの電気代も楽しみですね(^^)

アベ冷熱技研は、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2018年12月6日木曜日

ダイキンアクアシンフォニーを撤去して三菱エコキュートへ取替工事

早朝から一日掛けて、エコキュートの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 SRT-S464UA エコキュート フルオートW追い焚きハイパワー給湯タイプ お客様支給品です。


手前のタンクは軟水器です。
既存機はダイキン製の電気温水器でした。

どうもタンク内から水漏れしている様で、取替えのご依頼をいただきました。

なんか配管がゴチャゴチャしてますね...
出湯圧力が低いのか、加圧ポンプが給湯側に取付けられています。

あれ?エアコンの冷媒配管っぽいのが、温水器に繋がっていますね???

冷媒配管はマルチエアコンの室外機に接続されていました。


これ調べて見ると、アクアシンフォニーという名前で、エアコンの暖房機能を使って沸き上げができるシステムだそうです。

エコキュートとは違って、フロンガスの冷媒配管をタンクユニットに接続して、タンク内の熱交換器で沸かす様です。
現在この製品は販売されていませんが、今ダイキンが発売しているネオキュートの走りみたいですね。
エアコンと同一システムになるので、故障時はすべてダメになるという恐ろしいシステムです(・_・;)
当時は、新築時の割り増し融資が受けれた製品ですけど、マルチエアコン同様、メリットは感じられません。

という訳で、室内機もこのシステムに2台ぶら下がっています。

今回、エコキュートへ取替えるに当たって、このエアコンも取替えをご依頼いただいています。
これはまた後日、取替工事を行います。

電気温水器からエコキュートへ取替えを行いますから、四国電力へ電力申請を行います。
申込みが受理されると工事に掛かります。
今日は生憎の雨模様...

日程は変えれないので、作業に掛かります。

この冷媒配管、フロンガスが充満しているので、エアコン同様にポンプダウン運転を行い、フロンガスを室外機側へ回収します。

あ、ここにあった軟水器は、提供業者さんが撤去されました。

室外機を撤去しました。
エアコンの既存配管は隠蔽配管で2部屋へ繋がっているので、後日流用します。


温水器も撤去して、新しいタンクユニット設置のためにアンカー位置を決めます。


3箇所しっかりと打ち込みました。


既存温水器は、水を抜いた状態で131kgあります。
さすがに親父と2人で塀を乗り越えるのは無理なので、いつもお世話になっている向井電気工事の向井社長にお願いしました。

なんと!雨の中、最新のハイブリッド建柱車で駆けつけてくれました(*^^*)
作業中は電気で動くので、排ガスもないし、モーター音のみで、市街地でも心置きなく作業ができます。

撤去ついでに、新しいタンクユニットも吊ってもらいました。

いやぁ良かった。助かりました(*´ω`*)
やっぱり青年部の横の繋がりは大切ですね。

アンカーでしっかりと留めて設置。


配管類を接続していきます。


ヒートポンプユニットは、足元のマスやバルブ、配管類を避けて溶融亜鉛メッキ製の架台へ乗せています。

配管接続終了頃には日が暮れてしまいました...

注水を行い、水漏れが無いか入念にチェック。

リモコンを新しいものに取替えて、電源投入。
沸き上げが始まり、初期設定を行います。


浴室側のリモコンで動作確認。


勢いよく給湯が開始されて、異常なし。

今回、追い焚き配管と浴室アダプターは既存のものを流用しています。

後日写真ですが、こんな感じで完成です。

エアコン取替えはまた後日お伺いします。

「寒い中、丁寧に工事していただいてありがとうございました。またエアコンの方もよろしくお願いします。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>