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2018年3月25日日曜日

病院診察室の天井カセット形ハウジングエアコン取替工事

日曜日ですが、いつもお世話になっている作道クリニック様のご依頼で、診察室に設置されているエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MLZ-GX5617AS 1方向吹出しタイプ天カセハウジングエアコンです。


既存機も三菱電機製でした。
すごい年代物です(^_^;) 仕様書見ると1989年って書いてありました...
29年...さすが三菱(*^^*)


もちろんまだ全然現役で、ガンガン動いていますが、、、
「焦げ臭い臭いがする。」という事で、取替えのご依頼をいただきました<(_ _)>


手前に見える室外機は、以前アベ冷熱技研が取替えさせていただいたものです。
今回取替えの室外機は...

作業はお隣の敷地からアクセスさせていただくため、先に許可をいただいています。

重いのに、まぁまぁ大変な場所に設置されていました。
隠蔽配管流用なので今回もここへ置きますが、搬出が大変...

業務用パッケージエアコンなので、フロンガスの回収作業が必要ですが、元気に動いているので室外機へポンプダウンして撤去。
フロンガス回収は、持ち帰って行います。

今回も電動リフトが活躍です(*^^*)

と言うか、壁にピッタリ付かないので、結構危険な思いをして下ろしました。

診察室で、室内機の撤去に掛かります。
パネルを外したところで、ん???

あれ?ドレン管が断熱されていませんね。
よく結露しなかったもんだ(^_^;)

重たい室内機を撤去しました。


うわぁ、このドレン管、ずっと向こうまで断熱されていません...
忘れていたのか、何も考えてないのか...

しかも逆勾配になっていて、たっぷり水が溜まっていました。
え?もしかして29年分?(・_・;)

とりあえず押し込めるところまで断熱材を巻いて、勾配を付けておきます。


取付位置を決めて、型枠を設置。
アンカーを打つ場所を決めます。


アンカーを打ち込んで、吊りボルトを設置。


既存配管を流用しますが、配管サイズが3分・5分とワンサイズ太いため、異径ユニオンを使って3分→2分、5分→4分へサイズダウンします。

配管のサイズダウンがOKかどうかは、メーカーに確認済みです。
ただし能力が落ちるため、エアコンの能力はワンランク上げています。

冷媒配管をフレア加工して、ドレンも段取りしておきます。


室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


既存の開口部が大きすぎて、ここをどうしようかとずっと考えてたんですけど、こんな感じで天井ボードを取付けました。

天井面は総クロス貼りなのと、かなり変色しているため、阿部がして差し上げれるのはここまでです。
これ以上を望まれる場合は、その道のプロにご依頼ください(^_^;)

パネルを取付けて、作業完了です。


あとは、外れかかっていた他社施工のモールを留めなおして、試運転開始。
異常がない事を確認してお引き渡しです。

「お休みなのにすみません。これで快適に使えます。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました。
焦げ臭い臭いもなくなって、不安な思いをする事もなくなりましたね(*^^*)

さて持ち帰ったエアコンは、フロン排出抑制法に基づいて、機器内のフロンガスを回収します。

回収ボンベに回収したフロンガスは、破壊処理業者へ持ち込み適正に破壊処理されます。
この様に、業務用エアコンは家庭用エアコンの家電リサイクル法とは違い、フロン排出抑制法の扱いになります。

アベ冷熱技研は「第一種フロン類回収業者登録店(愛媛県)」、「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工です。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年3月21日水曜日

プレハブ現場事務所へ5HP床置形パッケージエアコン×21台取付(2期工事)

今月2週目から行っていました、3階建てプレハブ事務所に、21台の床置形パッケージエアコンを取付ける工事が完了しました。

1月に完了した1期工事の続きで、隣に同じく3階建てのプレハブ事務所が建ち、今回が2期工事となります。

前回同様に、安全対策にはかなり厳しい現場ですから、高所作業は基本的に高所作業車を使います。


基本は高所作業車なんですが、今回は作業車が入れない所もあり、ハシゴでの作業もありました。
もちろん安全帯を装着して、転落防止が当たり前です。


水分が大敵の配管接続作業中は、ほとんど晴れか曇りだったので、サクサクと作業が進みましたが、終盤の真空引き作業中に少し雨に降られました...
まぁ、濡れない様にシート掛けるので支障はありませんが、足元は泥だらけになります(T_T)


で、本日。祝日でしたが、最終の試運転点検を行いました。


一台一台、しっかりと点検を行います。
吹出温度に異常はないか。


室外機の運転電流に異常はないか。
今日は雨が酷かったため、室外機のカバーを開けて漏電させるといけないので、分電盤の二次側で測定しました。

このエアコンはすべてリース品なので、ガス圧測定までは行いません。
このリース品は、出荷前にその辺の点検は済んでいる合格品ですから、きちんと動作するかの確認のみです。

運転に関しては、すべて異常なしで、お引渡し完了です。

この建物は、4月から使用されるそうです。
春から秋まで、現場事務所として使用され、秋にはすべて撤去されます(^_^;)
はぃ、秋にはまた、この現場で撤去作業が控えております<(_ _)>

2018年3月17日土曜日

事務所ビルの2階会議室へ三菱霧ヶ峰JXVタイプ新設エアコン工事

3月。ほとんどの企業さんや官公庁は、年度末でバタバタですね。
本日工事にお伺いした現場も、「3月末までになんとか...」というご依頼です。

三菱電機 MSZ-JXV5618S-W ムーブアイ搭載フィルター掃除機能付き霧ヶ峰ルームエアコンをお買い上げいただきました。


こちらの事務所ビル、昨年も2台ほど施工させていただきましたが、今回はこちらの会議室のエアコンが故障しているため、かなり前からご相談いただいていました。

この天カセ。同時ツインタイプ(室外機1台に対して室内機2台)で、パーテーションを隔てた隣の書庫兼更衣室で使われていました。
当初はこれの入れ替えでご相談いただいていまして、数パターンのご提案をさせていただいていましたが、どうもどのパターンも金額的に難しいとの事で...(^_^;)

最終的に年度末ギリギリになって、壁掛形ルームエアコンで行くことになりました。
当初ご提案させていただいていた冷房能力より2ランク下げたので、猛暑日には効きが悪いかも知れない事を念押ししてお引き受けしました。

取付けできる場所はここしかありません。
はぃ。外壁側のほとんどが窓という、能力選定には悩ましいお部屋です。


では工事に掛かります。まずは配管穴を開けていきます。

建物は鉄骨造ですが、外壁はALC壁なのでスルスルと開きます。(位置によっては鉄筋に当りますが...)

配管穴には貫通スリーブを挿入。


室内機の取付けに掛かる前に、外壁へスリムダクトを取付けていきます。

狭いのでハシゴの角度を確保するのが、なかなか大変でした(T_T)

室内へ戻って、室内機背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


真空引きをしている間に、電源工事を行います。

分電盤が近くにあるので、物足りないくらいサクッと専用コンセント増設(^^)

200Vの予備回路があるので、ここへ接続しました。


コンセントを取付けて、異常がないか電圧を確認して作業完了。


先ほどの点検口、「室内機に当たるんじゃない?」って思いました?(^_^;)
寸前5mm... なんとか納まりました<(_ _)>


後は試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

なんとか今年度中に完工できましたね。
「お忙しいところ無理をお願いしてすみません、きれいにしていただいてありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年3月15日木曜日

プレハブ現場事務所エアコン取付工事の進捗状況と工事ご予約について

先週から始まりました、プレハブ現場事務所2期工事の進捗状況です。

本日、とりあえずすべての冷媒配管接続が完了しました。

真空引きが2台残っているのと、電源ケーブル接続と室内室外通信ケーブルの接続作業が残っています。
今週はちょっと他の案件がありまして現場へ行けないので、来週月曜日に残工事を済ませて、水曜日には試運転を行いたいと思ってます。
前回に比べると少し台数が少ないのと、天気に恵まれたので順調に進んでいます。

3月いっぱいの工事ご依頼受付を中止していますが、うまく行けば早めに受付再開できるかも知れません。
ただし、お待ちいただいているお客様がたくさんいらっしゃいますので、順次ご連絡させていただいて、工事日程の打ち合わせをさせていただければと思います。

いましばらくお時間いただければ幸いです<(_ _)>

2018年3月11日日曜日

新築住宅で三菱霧ヶ峰×4台エアコン取付工事

昨日と本日、二日間掛けて、新築住宅のエアコン取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機製霧ヶ峰。7.1kw×1台、3.6kw×1台、2.5kw×2台。お客様支給品です。

今月末にこちらの新しいお家へ引越しをされると言うことで、今月末までに取付けをしてほしいとのご希望でした。
初めてご依頼いただくお客様でしたが、新しいお家が当社のお近くという事(歩いて行ける)と、当社ホームページをご覧いただいて「きちんと工事していただけるところに」と言うありがたいご希望でしたので、お引き受けさせていただきました。
ただし、今月は予定が埋まっているため後半は無理、この土日ならなんとか時間が取れたので、昨日から工事に掛からせていただいていました。

リビングです。

見て「え?」って思いました(^_^;)
柱の位置、筋交いの位置をマスキングテープで描いてくれています...

図面と写真も、エアコン工事業者用として渡していただきました。

図面を拝見させていただくとか、スマホで撮影した写真を見せていただく事はよくありますが、壁にマスキングテープを貼ってるのは、初めてですf(^_^;)

取付けに掛かります。
ご覧いただくと解ると思いますが、サッシとサッシの中心に間柱があるのではなく、微妙に左に寄っていますね。
美観上、室内機は中心に取付けます。


規定の配管穴中心は目印から100mmのところです。
リビングに設置するエアコンは7.1kwで、配管サイズが2分4分と太いので、穴径65Φではなく75Φで開けます。

そうすると右の柱に当るため、穴の中心を10mmほど左へ寄せます。

「マスキングテープがなかったら、柱の位置が判らず、穴を開けてしまっていただろうね」と思いました?
いえ、マスキングテープ無くても上のコンセントの位置で大体の柱の位置は判ります。
大体の位置が判れば、下地探し工具を使って壁裏を探っていきます。

周辺に障害物が無ければ、先に付いている針が奥まで貫通し、障害物があれば途中で止まる仕組みです。
確かにマスキングテープの左側には、何も無さそうです。

次にもう少し長い工具を配管穴中心部へ突っ込んで、筋交いなどが近くに無いか探ります。


障害物が無い事が確認できると、穴開けを行います。


はぃ、こんな感じで貫通しました。
ホント、びっちり右側に柱がいましたね(*´ω`*)


マスキングテープ貼ってくれる親切な建築屋さんだなぁと思いました?
阿部的には全然思いません。
親切で丁寧な建築屋さんは、エアコンを取付ける壁裏には、きちっと下地を入れてくれているからです。

石膏ボードは、石膏を板状にして両側から紙で挟み込んでいるだけのものです。
ビスをねじ込むと、空回りして効きません。
重量物を壁に設置することが最初から解っている場合は下地を入れておく、と言うのが大工さんのポリシーだったりする話を聞いた事があります。
まぁ下地が入ってると、壁裏センサーも、先ほど使った下地探しも使えないんですけどね(^_^;)
下地が入ってるからセンサーとか使えないだろうと、マスキングテープを貼っていただいていたのなら、大絶賛だったんですけど残念です。

開けた配管穴には気密性確保と、小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入します。


はぃ。下地がありませんから、ビスを揉み込んでも効きません。
ボードアンカーと言うアンカービスを打ち込みます。


ボードアンカーでしっかりと背面板を取付けます。

壁裏の間柱とか、筋交いのあるところは木ビスでしっかりと固定しておきます。
ハッキリ言って、ボードアンカーに耐荷重性能があっても、石膏ボード自体が重さに耐えられなくなって割れると、ボードアンカーなんて何の役にも立ちません。

最近の室内機は重いんです。
ホント重いんです。ハンパないくらい(^_^;)

新築やってる大工さん。下地お願いしますね(*´ω`*)

では室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


冷房能力7.1kwと能力が大きいため、冷媒配管もそれなりに太いです。
4分の銅管は、手曲げすると簡単に潰れてしまうので、曲げる時はパイプベンダか座屈防止材を使って曲げます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機はぐるっと回ってこの位置に置きました。
手前は駐車スペースとして使いたいとの事で、この位置に。

室外機プラロックの下にブロックを敷いているのは、泥跳ね防止のためです。

他のお部屋はこんな感じで作業したところもありました。

ハシゴの傾斜があまり取れず、後ろに倒れない様にロープで固定。
更に隣が月極駐車場で、どちらの車分からない状況で、工具を落とさない様、必要なもの以外は身に付けずに作業しました。
高さとか角度とかは慣れてますが、車が近くにあるのがなんともやりにくいとことでした(´・ω・`)

こんな感じでスリムダクト完成(*^^*)


2階ベランダ置き。


こちらももう一台。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

なんとか土日が空いて、天気もよく、お引越しまでに工事が完了できて良かったです。
「キレイにしていただいて、ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。