室外機の配管接続部分には、配管内部のフロンガスを開閉するためにバルブがついてます。
通常、このバルブは袋ナットでフタをされていて、サービスを行う人しか触りません。
この袋ナットの重要性を、ご存知無い業者さんが以外に多いのに驚かされます。 施工説明書を読めば書いてあるし、メーカー自身バルブの機密性は補償していない事からも解るとおり、バルブからフロンガスは漏れるものなんです。
それを漏れないようにフタをしているのが「袋ナット」なんです。
「手で回してあるだけ」「袋ナットが無い」・・・ガス補充にお伺いすると、フレア部分のガス漏れに次いでよく見かけるミスです。
新冷媒R410aは、旧来のR22の1.6倍の圧力があるので、当然漏れやすくなっています。
「エアコンのガスって、何年ごとに補充しないといけないの?」・・・・・・お客様によくされる質問ですが、いつも私はこう答えます。
「きちんとした工事をされていれば、機器の寿命までフロンガスが漏れることはありませんよ。」