2012年12月14日金曜日

三菱電機製 天井カセット形マルチエアコン取替工事

昨日と今日の2日間掛けて、マルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

【三菱電機製システムマルチエアコン】
MXZ-682AS 室外機×1台・MLZ-GX282AS-IN 室内機×3台・MAC-460PW 化粧パネル×3個・MAC-430PW ワイドパネル×3個


既存機は東芝製。 電気系統の故障で動きません。

1994年製。約18年お使いでしたので、取替えのお見積りをご依頼いただいていました。
今回、他社にも声を掛けていらした様ですが、当社Blogをご覧いただきまして、アベ冷熱技研にご依頼いただきました<(_ _)>

まずは既存機を撤去します。
室内機側。


室外機側。


この室外機が2階ベランダにあった訳ですが、非常に重い上、かなり長い距離と階段を通って搬出( ´Д`)


で、新しい室外機も同じ経路で搬入。。。

この時点で足はガクガク、腕はプルプル震えて、既にやり切った感になってました( ´Д`)=3

でもここからが大変なんです。
室外機側は社長に任せて、室内機×3台は自分の担当。。。

室内機の縦幅はスリムになるのですが、横幅が広がるため少々開口を広げます。
既存機の周りを丁寧に補強されていたので、ノコで切断するのに苦労します・・・×3台分。。。

既存のドレンパイプは25Φだったので、安心して流用できそうです。


既存配管を流用する訳ですが、既存機が通常とは逆側に接続されているタイプだったため、3台とも冷媒配管とドレン管を逆方向へ延長します。。。

ドレンパイプは断熱材を巻いて結露を防ぎ、反対側へ延長していきます。

冷媒配管は溶接機が使えるスペースがないため、ユニオン継手を使って接続延長します。


室内機へ接続するため、フレア加工。


室内機を吊り込みます。

そうですよ、一人で吊り込みました。。。×3台。
危ないので、良い子は真似しない様に(^_^;)

配管類を、室内機に接続していきます。


毎回書いてますが、この接続部の断熱処理の必要がないのは三菱だけ。

このカバーのお陰で、施工性がグンと高くなりましたし、数年後に配管が露出して露たれが起こる可能性もなくなりました。
こう言う見えない所の気遣いが、設備屋さんにウケる理由でしょうねぇ。

脚立に上がったり、降りたり。。。
休憩する間もなく、作業は続きます。

すべての配管接続が終わると、配管内部を真空乾燥させるために、電動式真空ポンプを使って真空引き作業を行います。


真空引きを行なっている間に、室内機の水平レベルを調整し、化粧パネルを取付けていきます。


すべての作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認します。


今回はリニューアルなので、ワイドパネルを使っています。

既存の開口寸法の縦幅が少し大きいため、通常のパネルだと2cm程隙間ができてしまうので、少し大きめのワイドパネルを間に挟んでいます。
どうです?違和感はないでしょ(^^)v

配管の取り回しに時間が掛かりましたが、何とか2日間で完工できました。
新しくなったエアコンで、快適に新年を迎えることができますね(^^)v

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2012年12月12日水曜日

三菱電機霧ヶ峰AXVタイプ取替工事(室外機壁面置き)

今日は、社長が講習会の受講で居なかったため、一人でエアコンの取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-AXV252-W 霧ヶ峰 汎用機です。


今回は、今までお使いだったエアコンの故障で、機器込みの取替えをご依頼いただきました<(_ _)>

室外機は壁面置き。
1m程下がったお隣の土地からの作業。
その上、足元には植え込み。。。

室外機の重さは34kg。
ちょっと一人では危険なので、撤去は一昨日の月曜日に行なっていました。

脚立2つに道板を掛けて、既存機を降ろしました。
どちらにしろ、道板には一人しか乗れなかったので、一人で降ろした様なもんですが。。。(^_^;)

壁面置台も錆びていたので、撤去しました。


新しい壁面置台を取付け。

ここまでが、月曜日の作業でした。
月曜日にエアコンを手配したところ、「一週間掛かる」との回答を、無理言って本日午前中に入れてもらいました(^_^;)
ホント、仕入先には頭が下がります<(_ _)>

で、本日お昼から、一人で取付けにお伺いしてきました。
既存機にはネズミの糞が一杯だったので、配管穴にはしっかりと貫通スリーブを入れておきます。

土壁ではありますが、壁内には空洞があります。

位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機を取付け。


フレア加工を行い、トルクレンチを使って適正トルクで配管を接続します。


ここからが大変です。
今日は一人。商品は新品。異様なプレッシャー・・・(・_・;)


えいっ!やぁ!で、何とか乗せました。

何事もなかったかの様に座っている室外機くん。。。
撮影する手はプルプル震えてます(ヽ´ω`)

乗せてしまえば、後はいつもの通りです。
室外機へ配管を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


暖房時は室外機からもドレン水が出るので、下部ドレンもしっかりと取っておきます。


外周り完成(^^)v


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

今回はご高齢のお客様のお部屋で、暖房はエアコンしか使われていなかったため、取替えを急がれていました。
ここ数日、急に冷え込んで来ましたからね。
早めに取替えができて、一安心です。

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2012年12月11日火曜日

新築住宅へエアコン×4台移設工事

本日は一日掛けて、新築住宅へエアコンを4台設置させていただきました。

シャープ製×2台・富士通G製×2台、いずれもフィルター自動掃除機能付きタイプです。

今回のご依頼は、お引越しに伴う移設でしたので、先週土曜日に取外しにお伺いしていました。

4台取外すにのも時間が掛かりますから、先に取外して置いて正解でしたね。

新しいお宅で取付工事に掛かります。
位置決めをして、背面板を取付け。

内壁がクロス仕上げではなく、珪藻土?の塗り壁なので、結構気を使いながらの作業です。

配管用穴を開けます。

この建物は筋交いの無いタイプなので、「どこでも開けて大丈夫ですよ」と建築屋さんに言われましたが、まぁ何が出てくるか判らないので、いつもの様に慎重に穴開けを行います。

穴には貫通スリーブを差し込んで気密性を確保すると共に、小動物に侵入を防止します。


室内機を取付ける前に、ホコリを取り除いておきます。

1~2年しか使用されていないので、カビ等はなく、ホコリを取り除くだけで綺麗になりました。

室内機を取付けます。


外部作業はこんな感じです。。。

本当は手前北側の外壁側を下ろす予定でしたが、カーポートがあってハシゴが立たないので、東側外壁になった訳ですが、エコキュートがある上に敷地が狭く、お隣の土地に許可を頂いてハシゴ作業。

もちろん配管は、スリムダクトで化粧仕上げ。

風は冷たいですが、天気がいいので順調に作業が進みます。

室外機へ配管を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

お引越し日の前に施工させていただきましたので、順調に作業が進み、一日で完工する事ができました。
また後日、CATVの工事にお伺いさせていただきます。

今回のお客様も、ホームページやBlogをご覧いただいて、アベ冷熱技研を選択いただきました。
「エアコンは信頼できるところじゃないとガスが漏れると聞き、できればアベ冷熱さんにお願いしたいです。」
・・・身が引き締まる思いです<(_ _)>
目立たない仕事ではありますが、お客様に安心してお任せいただける様、これからも努めて参ります。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2012年12月10日月曜日

松下電器産業製自掃付きエアコン分解洗浄作業

もう今年はないだろうと思っていた、エアコン分解洗浄のご依頼をいただきました(^_^;)
そうですよね、エアコンで暖房されない方は、この年末に洗浄されても不思議はない訳です。
・・・と言う事で、お預かりしていましたエアコンの洗浄が完了したので、取付けにお伺いしてきました。

松下電器産業 CS-28FAE-W(2006年製)


相変わらず、松下のお掃除ロボットの実力。。。


ホコリを吸い込むノズルも、ホコリが詰まり気味で、あまり役に立っていない模様。。。

これらのホコリも、分解してしっかりと取り除きます。

いつもの様に、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。

室内機を取付けて配管を接続。

電動式真空ポンプで、配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると、試運転を行ってお引き渡しです。

結構内部にカビが生えていましたが、スッキリ綺麗になりました。
これで気持よく新しい年が迎えられますね(^^)v

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
[emoji:v-109]エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研