2022年7月26日火曜日

20年お使いのエアコンが故障したため三菱霧ヶ峰エアコンへ取替工事

以前、他のお部屋のエアコンをご購入いただいたお客様のご依頼で、居間に設置されているエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2522-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機はダイキン製です。

故障して動かなくなったとの事ですが、20年お使いですから、よくここまで持ったなと逆に褒めてあげたい気分です。
製造後10年超えるとほとんどの部品はありませんから、早め早めの取替えをお奨めします。
今年は特に中級機種以上は在庫がほとんど無いので、暑い盛りに故障すると辛いのはお客様ご自身ですから。

室外機周りは、こんな感じでした。

今回、このダクトも取替えをご希望です。
酷い施工ですね...

では作業に掛かります。
ダクトカバーを外すと大きな穴が開いていて、パテ埋めもされていませんでした。

すべて撤去しました。
竹組みの土壁にも関わらず、背面板は短いビスで数箇所留められていただけです。

ホント、酷いもんです。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、背面板を設置。
土壁なので、スライド金具でしっかりと固定しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

既存のダクトを外すと、塗装が塗られていなかったためこんな状態に...

元のルートに合わせるしかないため、仕方なくフリーダクトを使用して施工。

ドレン排水はコンクリートに垂れ流し状態だったため、塩ビ管を使って植え込みのところまで延長。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

あとは試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「ありがとうございます。暑い時に急に故障して大変やったんです。これで涼しくなるんで、助かりました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年7月25日月曜日

猫ちゃん専用の3階小屋裏部屋へエアコン新設工事

たくさんの猫を飼っているFB友さんのご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2821-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。 

設置する場所は、リフォームされた3階小屋裏部屋。

電気工事屋さんが、「この辺でいいでしょ」と設置されたエアコン専用コンセント。
う~ん、床置形エアコンでも設置するつもりですか?

コンセント側の外壁を外から見上げると、この位置です。
なに?どうやってエアコン取付けるの?って感じですね。
屋根は急勾配。ハシゴを立てられるスペースは一切ありません。
どう考えても、こちら側にエアコンは無理です。

じゃぁどうしようかという事で、反対側しかスペースはありません。

外側から見るとこの位置です。
玄関側正面なので、ご提案するのももの凄く悩んだんですけど、「いいです。見た目なんか気にしませんから。猫のためなら全然大丈夫です。」と、お客様。
そこまで言われるなら、こちら側でいきましょうか。

しかしこの外壁がクセモノです...この凹凸と、不規則な並び...

では工事に掛かります。
午前中は日陰なので、そよ風が涼しい感じでスタートです。

この外壁が大変で、先にスリムダクトを取付けていきます。
真っ直ぐ下ろすのにも一苦労です。

穴開けは、ハシゴの上で外壁側から。
内側から開けると、貼り付けてある外壁材が外れてしまうからです。

この位置に貫通しました。
はぃ。ナント、ここまでの作業で午前中が潰れました...
ホント、この外壁嫌いです...

午後からは室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

午前中と打って変わって、ガンガンと直射日光が突き刺さります...
空調服を着てても、汗が吹き出てきてクラクラ。

配管ルートはこんな感じで。う~ん...

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

外周りはこんな感じで完成です。
阿部的にはまったく納得がいかず、モヤモヤ感満載のルート取りで、なんか恥ずかしいです。
この時点で夕方5時過ぎです。
もの凄い時間が掛かっています。

まだ電源工事が残っています。
反対側にあった専用コンセントから、化粧モールを使ってケーブルを延長。

室内機側に専用コンセントを取付けました。
ここまで1時間ほど経過。

あとは試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
これで20匹近くいる猫ちゃんたちも、快適に過ごせますね(^^)

「わぁ、涼しい!エアコン付かないのかと思って諦めかけてたんですけど、こんなにキレイに取付けてもらってありがとうございます。これから24時間つけっぱなしです。この子らも快適になりました。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年7月23日土曜日

新築住宅で三菱エコキュート460L取付工事

エアコン・CATVと共に依頼いただいた、Mさんの新築住宅のエコキュート取付工事にお伺いしてきました。

三菱エコキュート 460L プレミアムモデルPシリーズ フルオートW追いだきタイプ お客様支給品です。
※基本、エコキュートなどの重量物のお客様支給は受付できません。タンクユニット据付には人数が必要なため、お客様が搬入できる場合のみとさせていただいています。

新築なので、コンクリート基礎と給水・給湯の配管は建築側で施工済です。
ピンクの給湯管、もう少し向こう側にしてもらえてたら、こちら側を正面に設置できたんですけどねぇ...

配置決めをして、アンカーの位置を決めます。

アンカーはいつもの様に、HILTIのウエッジアンカーを使用します。
このアンカーは叩き込んだ後に、ナットを締めて引っ張る事で強度が増します。
引っ張れば引っ張るほど、コンクリートへ食い込む仕組みのため信頼性は抜群です。

浴槽循環用のホースも、先行で仕込んでもらっています。
ただし、今回のエコキュートはホットあわー仕様のため、もう一本空気チューブが必要です。

この黒いチューブが空気チューブなんですけど、吹付け断熱材が分厚くて、かなり手こずりました...

こんな感じで、専用の循環アダプタへ接続します。

リモコンケーブルは、ユニットバスの天井裏へ転がしてあるので、リモコンを取付けるところまで通します。

リモコンと循環アダプタの取付け完了です。

エコキュートの搬入です。
90kg近いタンクユニットを、狭い通路を4人掛かりで無傷のまま据え付けます。

足元をしっかりとアンカーに固定。

ヒートポンプユニットを置く場所には、止水栓と排水桝があるため、平置台を使ってユニットを上げます。

ヒートポンプユニットを設置して、配管類を接続していきます。

タンクユニットの方も配管を接続して、接続部分もしっかりと断熱しておきます。

通水試験完了後、水漏れなどの異常がない事を確認して脚部カバーを取付けます。

電源を投入して、初期設定。

あとは、湯はりが正常にできるか試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
これで引っ越し当日からゆっくりお風呂に浸かれますね(^^)

アベ冷熱技研は、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
エコキュートやオール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>