2022年5月6日金曜日

メルセデス・ベンツ高容量普通充電用ウォールユニット電源工事(EVコンセント)

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、EVコンセントの取替工事にお伺いしてきました。

充電機器はお客様支給品で、ベンツ製です(ㆁωㆁ)

既存のEVコンセントは、河村電器EVコンポライト。
これも2019年に施工させていただきましたが、高容量の充電タイプに取替えたいとのご希望です。

当初、パナソニック製でご検討されていましたが、これも半導体不足の影響からかなりの納期が掛かるとの事で、お客様がネットで調べられてメルセデス・ベンツ製の物をご用意いただきました。

高容量充電タイプにするには、ケーブルもブレーカーも容量UPが必要です。

新たにケーブルを通していきます。

壁内はケーブルが通らなかったため、立ち下げは塩ビ管を使ってケーブルを保護します。

ウォールユニットを設置して、ケーブルを接続していきます。

当然ですが、内蔵されているブレーカー類はすべて海外製。
日本では見ない色使いですねぇ(^_^;)

ケーブルをブレーカーへ接続。

はぃ。この時点でブレーカーは既存のまま。
ここまでの作業は4月の初め頃に完了していました。

そうなんです。ブレーカーも半導体不足の影響をモロに受けていますから、注文しても一切納期が出てきません。
特に今回のブレーカーは、漏電遮断器2P40Aで感度電流15mAなので、余計に納期が掛かります。 
当初、パナソニック製で注文してみましたが、仕入先も一切見通しが立たないという事で、各メーカー探してもらったところ、日東工業製なら6月くらいに仕上がる予定という情報から、日東工業で手配していました。

ところが、6月を待たずして先週いきなり入荷(^_^;)
早速、今朝取替えにお伺いしてきました。

あとは充電方法の設定を変更して、設置工事完了です。
注文されている乗り物は、これまた6月に入荷予定だそうです(^_^;)
待ち遠しいですねぇ。

「いつも丁寧にしていただいて、ありがとうございます。」と、お土産をたくさんいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2022年5月4日水曜日

梅雨に入る前に古いエアコンを省エネタイプへ取替工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-BXV2222-W フィルター自動掃除機能付き霧ヶ峰を2台、お買い上げいただきました。

以前、エアコン工事をご依頼いただいた息子さんのご紹介で、ご実家のエアコンの取替えです。
高齢のご両親がお二人で住まわれているので、フィルター自動掃除機能搭載機への取替えをご希望です。

まずは1台目。
既存機は松下電器産業製。

室外機周りはこんな感じでした。

2003年製ですか。19年経っても元気に動いています。
この頃の松下製品は良かったですねぇ。今は...(^_^;)

配管化粧カバーも19年経過しているので、この際に取替えます。

既存機を撤去しました。
モルタル壁の上にベニヤ板を貼って、その上にクロスが貼られています。

スライド金具を新しいものに取替えたいんですけど、外してしまうと跡が残るし、ご丁寧にコーキングまでしてあるので、これはこのまま流用するしかありません。。。

スリーブは入っていませんね。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

配管穴に合わせて、背面板を設置。
新しい室内機は重量があるので、壁面側にもビスで留めてあります。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、新しいスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

既存のアース線があるんですが、ちょっと気になったので引っこ抜いてみましたら...
やっぱり...
アース棒ではなく、2分の銅管を使っていました。
量販店の施工品でよく見られる手法です。
埋まっているから、お客様にはわからないところです。
いわゆる材料をケチる、手抜き工事です。

新たにアース棒を打ち込んで、きちんと接続しておきました。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

あ、そうそう。既存機を外す時にコンセントが抜けにくかったんです。
これも19年経っていて、ずっと挿しっぱなしだったので少し黒ずんでいました。

取り替えようと思ってカバーを外すと...
これは電気工事士の資格剥奪ものですね。
いや、無資格者の施工かも知れません。

新しいコンセントに取替えました。
安心してご使用いただけますよ。

試運転を行い、異常がないことを確認して1台目完了。

2台目に掛かります。
こちらはシャープ製。12年お使いですが、吹出口のフラップが開きっぱなしの状態です。

しかしこの配管、相当心が歪んでる方が施工したんですかね?
まぁ酷いです。笑うしかありませんね(^_^;)

室外機は、玄関への通路に置かれています。

ここしか置くところがないので仕方ないんですが、ドレン排水を垂れ流しにしているので、玄関前が水浸しになりますね。

既存機を撤去しました。

室外機のところの排水は、雨樋の管へ接続しました。
これでこの周辺が水浸しになることはありません。

取付けに掛かります。
位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

こちらの配管化粧カバーは、比較的新しいので流用します。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して、すべての工事が完了です。

「丁寧にしていただいて、ありがとうございました。梅雨までにやってもらえるか心配しとったんですけど、これで安心して今年から快適に使えますわ。またお願いしますからね。」と、お土産までいただきました(〃∇〃)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年4月30日土曜日

天井カセット形ハウジングマルチエアコンを取外して完全分解洗浄

10年前に設置させていただいたマルチエアコンで、天井カセット形室内機の分解洗浄をご依頼いただき、本日お伺いしてきました。

三菱電機 MLZ-GX362AS(2012年製) 天井カセット形1方向吹出しタイプです。

特に臭いが出るとか、機器が悪いとかの不具合はありませんが、どうにも吹出口のカビが気になるとの事で、今回ご依頼いただきました。
ちょうど10年ですし、洗浄するチャンスは今年しかないでしょうという事でお引き受けいたしました。
実は昨年末頃に一度ご相談いただいていましたが、まだ暖房で使われているという事で、暖かくなってからお伺いする事にしていました。

今回のエアコンは、室内機2台、室外機1台のマルチエアコンです。
まずは、配管内のフロンガスを室外機側へ回収するポンプダウン作業から。

室内機を撤去しました。

2、3日お預かりするので、とりあえず段ボールで塞いでおきます。

持ち帰った室内機を分解していきます。
このタイプの室内機は、熱交換器の裏側にファンがあるため、目視ではファンの状態を確認できませんし、取付けたままではファンや熱交換器の裏側を洗浄することはできません。

熱交換器を外すと、ファンが出てきます。

吹出口ほどのカビは生えていませんね。
なんか期待外れです(^_^;)

室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

吹出口裏側↓

ファン↓

洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。
さくっと書いてますけど、一人で降ろしたり吊り込むの結構大変なんですよ...

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「いやぁ、簡単に考えてましたが、結構大変な作業ですな。キレイにしてもらってありがとうございます。また他の部屋のもお願いすると思うんで、よろしくお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。