2021年10月21日木曜日

富士通ゼネラル・三菱霧ヶ峰 黒いツブツブが飛んで来るのでエアコン分解洗浄作業

FB友さんから、ご実家のエアコン分解洗浄を2台ご依頼いただだき、本日再取付けにお伺いしてきました。

1台目はリビングでお使いの、富士通ゼネラル AS-M56E2W(2015年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。

エアコンを運転すると、吹出口から黒いツブツブが飛んで来るそうです...
外装はキレイですけど、内部はなかなか凄い事になっていますね...(^_^;)
黒いツブツブはこれが原因ですね。

さて、取外しに掛かりますが、配管カバーを外すとパテがめくれています。
経年でこんなにキレイにはめくれないので、人為的にされたものですね。
ドレンの断熱もいい加減です。

左側の配管取出口がカットされています。
このエアコン、移設してきたのかと思ったら、新品で取付けたそうです。
なぜ左側をカットしたのかは意味不明。

考えられるのは、このエアコンに取替える前に元々付いていたエアコンは、このエアコンの右側に設置されていたそうです。
ハヤトチリしたんですかね?

で、室内機の稼働パネルが天井面に当たらないように目一杯下げて取付けているため、窓枠に室内機がぴったりくっついていて、取外すのにかなり苦労しました...
後の事を全く考えていない、Y電機の施工クオリティですね。

2台目は寝室でお使いの、三菱電機 MSZ-GM223-W(2013年製) スタンダードタイプです。

こちらは問題なく、サクッと取外しました。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

富士通G 熱交換器↓

富士通G ボディ内部↓

富士通G ドレンパン↓

富士通G ファン↓

三菱霧ヶ峰 熱交換器↓

三菱霧ヶ峰 ボディ内部↓

三菱霧ヶ峰 ドレンパン↓

三菱霧ヶ峰 ファン↓

洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、

異常がない事を確認して、お引渡しです。
ビフォーアフターの写真をお渡しすると、「うわぁ、こんなに汚れてたんですか!キレイにしていただいてありがとうございます。孫が来るんで気になっとったんです。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2021年10月20日水曜日

パナソニック・富士通ゼネラル製カビがいっぱいのエアコン分解洗浄作業

いつもお世話になっているお客様から、エアコン×3台の取外し分解洗浄をご依頼いただき、本日再取付けにお伺いしてきました。

1台目は寝室でお使いです。
パナソニック CS-28RAE2-W(2014年製)フィルター自動掃除機能付きタイプです。

取外してみると、配管穴を開けそくった様で、スリーブは入っていますが気密性が保たれていません。

隙間をパテで埋めておきました。
家電量販店の施工ですかね?

2台目はリビングでお使いです。
パナソニック CS-364CF2-W(2014年製) スタンダードタイプです。
こちらの建物は借家で、エアコンは元々設置されていたものです。
オーナーさん、もしくは不動産屋さんに許可をいただいての洗浄です。

外して見ると、スリーブは入っていません。
配管穴が通気口の役目をしてしまって、壁にホコリがいっぱい付いていますね。

こちらには気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

3台目は、2階子供部屋。
富士通G AS223PGY(2003年製) スタンダードタイプです。
こちらに関しては、18年経過しているため洗浄はお奨めしなかったのですが、お客様の思い出が詰まっているエアコンとの事で、「壊れるまで使いたいです。分解していて壊れても費用は払いますから。」との強いご希望でお預かりさせていただきました。

このエアコンは、7年ほど前にアベ冷熱技研で移設させていただいたものなので、きちんと貫通スリーブが入っていますね。

お預かりした室内機を分解していきます。
以前のパナソニックの自動掃除機能付きはまったく掃除できていなくて、熱交換器にびっしりとホコリが付いていましたが、この年式くらいから改善されましたね。

でも、ファンやボディにはかなりのカビが生えています。

室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

パナソニック2.8kw 熱交換器↓

パナソニック2.8kw ボディ内部↓

パナソニック2.8kw ドレンパン↓

パナソニック2.8kw ファン↓

パナソニック3.6kw 熱交換器↓

パナソニック3.6kw ボディ内部↓

パナソニック3.6kw ドレンパン↓

パナソニック3.6kw ファン↓

富士通 熱交換器↓

富士通 ボディ内部↓

富士通 ドレンパン↓

富士通 ファン↓

洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、

異常がない事を確認して、

お引渡しです。
今週に入って、急に冷え込み出しました。
キレイに洗浄できたので、快適に暖房シーズンへ入れますね(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2021年10月16日土曜日

賃貸マンションでボロボロになった引込盤の取替えとブレーカー更新電気工事

一週間Blogの更新してませんでしたが、すみません、11月中旬までエアコン洗浄や取替工事のご依頼でいっぱいいっぱいな状況です...
いつもたくさんのご依頼、誠にありがとうございます。

そんな中、本日は、いつもリフォームの電気工事に入っているマンションで、老朽化した引込開閉器盤の取替工事に行っていました。

オーナーさんからご相談いただいたのは、2年前。
「阿部さん、これは大丈夫かな?」と見せていただいた引込開閉器盤は、外装がボロボロになっていて、中にあるCKSに雨水が掛かっている状態でした...
いやこれ、大丈夫じゃないですよ!
CKSだから電源が切れずに持ってますけど、水が掛かってるんですから漏電の可能性もあるし、とてもじゃない見てみぬ振りはできない状態です。

これは重症ですね...
補修するとか言うレベルではありません。
取替えないと...

底面も腐食して、コネクタもズッポリ抜け落ちて、IV線が露出していて危険な状態です。

取り急ぎ、オーナーさんがシートを巻いて、これ以上雨水が入らない様に対策をされてから2年が過ぎました。
今年の4月に再度ご相談いただきまして、この秋に改修工事をやろうと言うことになりました。

簡単な工事ではありません。
マンション全体を一斉停電にして作業を行う工事です。
さすがに阿部には手に負えないので、いつもお世話になっている向井電気工事さんにお願いしました。
まぁいわゆる丸投げです(^_^;)
阿部はお手伝いという形で現場へ入りました。
朝9時から全停電。
4時間の予定で作業開始です。

引込側周りは向井さんところにお任せして、阿部は各階にある計器盤のところへ。

各階の主幹開閉器はCKSが使われています。

このCKSというものは、内部にヒューズが入っていて、容量を超えると溶断して電源回路を切断する仕組みになっています。
昔はこのヒューズはどこにでもあったんですけど、今では松山市内でこのヒューズを手に入れるのは至難の業でしょう。
そのヒューズが切れるとどうなりますか?
ヒューズが手に入るまで、ずっと停電のままですね。

という訳で、一斉停電のついでに、各階のCKSを配線遮断器に取替えてしまいます。

CKSを撤去します。

ブレーカーの方がかなりコンパクトなので、端子のサイズが合いません。

スリム形の端子にすべて取替えます。
電動油圧式圧着工具で、しっかりと端子上げを行います。
え?うちのじゃありませんよ。向井さんの工具です。
いいなぁ(*´﹃`*)

こんな感じで、各階取替えます。
かなりコンパクトで、スカスカな感じになっちゃいましたね(^_^;)

引込側の方もサクサクと作業が進んでいました。

新しいボックスはステンレス製です。

一次側のケーブルも張替えです。

すべて繋ぎ終えたら、入念にチェックを行って送電です。
4時間の予定が3時間内で完了しました。
停電復旧を見守った後、向井さんのところにお任せして阿部は現場を離れさせていただきました。

これで安全に電気をお使いいただける様になりましたね。

アベ冷熱技研ではこの様な電気工事は、基本お引き受けできません。
今回の様に知り合いの業者さんをご紹介はできますが、初めてのお客様の場合はご遠慮させていただきます。