2021年9月2日木曜日

厚生労働省ものづくりマイスターに認定されました

阿部はこの度、厚生労働省若年技能者人材育成支援等事業(ものづくりマイスター制度)の、「ものづくりマイスター」に認定されました(^^)


【 ものづくりマイスターの認定要件 】

・技能検定の特級・一級・単一等級の技能士またはこれと同等の技能を有していると認められる者
・ 実務経験が15年間以上ある者
・技能の継承や後進者の育成に関して意欲を持って活動する意思及び能力がある者
 
以上の3つすべてに該当する優れた技能、経験を有する者を「ものづくりマイスター」として認定されています。

厚生労働省が推進する「ものづくりマイスター制度」とは、ものづくりに関して優れた技能、経験を有する方を「ものづくりマイスター」として認定・登録し、技能競技大会の競技課題などを活用し、中小企業や学校などで若年技能者への実践的な実技指導を行い、効果的な技能の継承や後継者の育成を行うものです。

例えば、愛媛県冷凍空調設備工業会と地元工業系高校と行っている「匠の技教室」などの講師としての活動もそうです。

ものづくりの楽しみを体で体験してもらって、将来進む道の選択肢に「空調業界」も加えてもらう活動を行っています。
建設業界は人材不足で苦労をしています。
興味を持ってもらえる活動を、これからも続けて行きたいと思います。

それから、国家試験でもある技能検定のお手伝いも。
この業界のレベルアップに向けた活動にも、チカラを入れていきたいですね。

この制度について詳しくは↓

2021年9月1日水曜日

リフォームされた借家へ三菱霧ヶ峰エアコン新設工事

いつもお世話になっているFB友さんのご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV4021S-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

FB友さんは、本業とは別に数棟の借家を持っているオーナーさんでもあります。
今回の現場は中古で購入されて、フルリフォームを掛けて貸し出すと言うことで、6月に電気工事の方のご依頼もいただいたのですが、その頃は阿部の予定がパンパンで、知り合いの業者さんを紹介させていただきました。

リフォーム前の状況はこんな感じでした。

それが,,,何ということでしょう!全く違った明るいリビングに生まれ変わっていました(・∀・)
ところが、元々エアコンがあった場所は、クローゼットの扉を開けると、室内機が当たってしまいます。

外側は穴が開いていますが、内側はボードが貼られているので、既存の穴は流用せず、他の場所に取付ける事にします。

既存の穴には、キャップを付けておきました。

では取付けに掛かります。
位置決めをして、背面板を取付けます。

慎重に配管穴を開けていきます。

配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成。
床がタイル貼りなので、ドレンは近くの洗い場まで塩ビ管で導きました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

途中でオーナーさんが来られて、「いっつもお世話になっとるけん、持って帰ってくださいや。」と、箱入りぶどうをいただきました(*´艸`*)
Mさん、ありがとうございました!

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2021年8月30日月曜日

リビングのエアコンが効かない?のでもう一台追加でエアコン取付工事

2年半ほど前にエアコン取付工事をさせていただいたお客様から、リビングへ追加で1台エアコン取付工事にお伺いしてきました。

ダイキン製うるさらX、お客様支給品です。

取付ける場所は、リビングと向かい側のダイニングへ。
2年半前に取付けさせていただいた、リビングのエアコンの効きが悪いとの事で、対面側へもう一台設置するという事です。
リビングのエアコンは、後ほど点検してみることにします。

室外機が設置できる場所はここ。
いやぁ...狭いですねぇ...

室外機をキッチンスペースのドアから出すんですけど、うるさらなので図体がデカイ上にクソ重たくて頭にきます!
梱包に手を掛けて運ぶ訳ですが、自重で梱包が歪むほどの重さです。

何キロ???
いやぁ...梱包込みで60kgとか、マルチエアコンか業務用のパッケージエアコン並ですよ。
他メーカーは室外機を軽くコンパクトにする流れですが、ダイキンは時代を逆行してますね。
たぶん、開発能力がないんだと思いますよ。

すみません、嫌いなもので(u_u*)

では取付けに掛かります。
位置決めをして、背面板を設置。

あ、そうそう、この加湿ホースも余計ですね。
今はこれを使って「換気もできます!」とか言ってますけど、こんな細い管で換気するとか、この広いリビングの空気を入れ替えるのに何時間掛かるんですか?って話です。
誇大広告に騙されてはいけませんね。

すみません、嫌いなもので(u_u*)

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

ホント、この余計なホースのせいで、施工性が悪くて...

狭いスペースで、西日をサンサンと浴びながら配管を接続して、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ベランダ周りはこんな感じで完成。

電源は100Vから200Vへ切り替えます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

さて、設置後2年半で効きが悪くなったと言われる、リビング側のエアコンを点検してみます。

まずはガス圧測定。

一応既定値で問題ありません。
ガスが抜けているとかではなさそうです。

室内機に手をかざしてみても、吹出温度は低いです。
でも、風量が少ない???
エアコンを止めて、内部を覗いて見ると・・・
あぁ、ファンにホコリとカビが付着していますね。
風量が少ないのは、これが原因です。

とりあえず今回、ダイニング側に一台増設しましたから、秋にエアコン洗浄の受付再開をした際に洗浄させていただく事になりました。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2021年8月27日金曜日

軽量鉄骨造タイル外壁のお家でエアコン新設工事

今日は、中古住宅を購入されたお客様のお宅へ、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

取付ける場所は、広いリビングの一角です。
リビングの反対側に8.0kwのエアコンが設置されていますが、軽くL字形になっているこの一角に風が届かないため、この位置へ6畳用のエアコンを新設します。

建物は軽量鉄骨造で、外壁はタイル貼り。
しかも、エアコン用の配管穴は空いていません。
通常、この手の建物は配管穴が開いてるんですけどねぇ...

仕方ないので、配管穴開けから作業に掛かります。
室内側で位置決めをして、内壁側を開けていきます。

内側から開けるので、タイルはこんな感じで剥がれます。
まぁこれは想定内です。
寸法取りして外側から開ければいいじゃない?と思うでしょうが、軽量鉄骨造ですから、壁内から何が出てくるか判りません。
外壁側を先に開けてしまって何か出てくると、どうにもならなくなりますから、最小のリスクで作業を行います。

もちろん、タイル貫通は外側から開けます。
これを内側からやると、タイルがバキバキに取れてしまいますから...(^_^;)

こんな感じでキレイに開きました。
剥がれているところは後ほど。


配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


位置決めをして、背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。
他のお部屋のダクトがホワイト色のLDダクトでしたので、同じものをチョイスしています。

穴開けの際に外れてしまったタイルは、元の位置へ。
コーキング剤で貼り付けていますから、防水もバッチリです。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


淡々と書いてますが、今日は昨日に引き続き、熱中症警戒アラートが出ています。
南側で隠れるところがないので、まぁまぁな地獄です。
デジタル温度計が暴走してしまいました...


スマホも高温で壊れそうです...


倒れない様にコマメに水分補給をして、室外機周りが完成。
霧ヶ峰の室外機がコンパクト過ぎて、ダクトの端末が見えちゃってますね。
建物の基礎が高いのと、水切りが特殊なので仕方ありません。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
あ。今回のエアコンはお客様支給品です。

「暑い中、ありがとうございました。秋になったら、他の部屋の分解洗浄をしたいので、またお願いしますね。」と、エアコン洗浄のご依頼もいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。