2020年7月18日土曜日

地デジしか見ないので既存CATVからUHFアンテナ新規取付工事

初めてのお客様のご依頼で、アンテナ取付工事にお伺いしてきました。


今まではケーブルテレビをご利用でした。
もう地デジ番組しか見ないという事で、テレビサービスのみ解約して、アンテナ受信をされたいとのご希望です。
ネットサービスの方は引き続きご利用されて、今後、光エリアに入れば、光サービスへ乗り換えもご検討中です。

アンテナを取付ける位置的には、送信塔の方向から、CATV保安器付近がベストです。


今日の天気予報は曇りだったんですけどねぇ...
南側。直射日光を浴びながらのスタートです。空調服は欠かせませんね(^^)


まずは位置決めをして、しっかりと金具を取付けます。


アンテナを取付けて、松山本局を狙います。


松山北西方面なので本局からはかなりの距離がありますが、ロケーションはいいです。


少しレベルは低いですが、エラーフリーできれいに受信しています。


CATV保安器に接続されているコネクタを抜きます。


このグレーのケーブル。劣化が早いんですよねぇ...


これ以上劣化が進まない様に、ビニールテープを巻いておきます。


UHFアンテナへ接続。


宅内のユニットバス点検口裏に、既存CATVのブースターが設置されています。


これを撤去して。


新しいブースター本体と電源部を設置。


ブースターの出力レベルを調整します。


メインのリビングでレベル測定。


いいですね。完璧です(*´艸`*)


最後に、テレビ3台のチャンネルを再設定して、すべてのチャンネルが映る事をご確認いただいてお引渡しです。
「暑い中ありがとうございました。またエアコン洗浄もお願いしますので、これからもよろしくお願いします。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2020年7月16日木曜日

目の前が山でアンテナ受信できないマンション1階へCATV新設工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、会社社長室へケーブルテレビの導入工事にお伺いしてきました。


建物は賃貸マンション。
今回のご依頼は、「会社にアンテナ端子がなくテレビが使えないのですが、アンテナ端子の工事をお願いできますでしょうか?」というお話でした。

会社はマンション1階部分ですが、2階より上階にしかテレビ設備の配線がありません。
アンテナで個別受信しようかとテスト用アンテナを持ってお伺いしましたが、目の前が山でまったくレベルが出ず撃沈です...


マンションの共聴設備はどうなっているのか、ちょっと調べてみましょう。


集合計器盤の中に、愛媛CATVの保安器を発見。


ブースターも1階の集合計器盤の中に見つけました。
これ、映像だけならここから分岐という手もあるかも知れませんが、青色のネット用ケーブルも接続されているので、ここから分岐はできません。

これ以上は当社で考えようがないので、愛媛CATVへ検討を依頼しました。
出た回答は、個別引込み。
そうです、1階のお客様のところに、電柱から個別に引込みを入れてもらいました。
(※マンションオーナー様の同意書が必要です)

引込みさえ入れば、後はアベ冷熱技研で施工ができます。
今回、社長室への新設です。
天井材がジプトーンなので、できるだけ隠蔽配線を行うために一枚外して、点検口代わりに。


保安器から居室への入線は、エアコン配管穴を使います。
天井材が貼ってあるので見えませんが、壁際には梁があるので、それを避けて天井裏へ導きます。

天井裏は十分なスペースがあります。

壁を一部開口してケーブルを通します。
末端にはテレビユニットを取付けます。
この部分のユニットとか隠蔽配線は標準の無料工事対象外ですが、アベ冷熱技研で新規加入されたお客様にはこの辺も込みで施工させていただいています。
当社でお申込みいただく最大のメリットですね。

プレートも取付けて、スッキリと仕上がりました。


先ほどのエアコンのところは、一部モールで仕上げました。


室内側のケーブルを保安器へ接続。


レベル測定を行って、異常がないことを確認。


あとはSTBを接続して、お引渡しです。
「ありがとうございます!これで野球が見れます!・・・え?」
いや、仕事してください(^_^;)
と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2020年7月15日水曜日

25年目の分譲マンションで三菱システムマルチエアコン取替工事

このBlogをずっとご覧になっている方にはお馴染みのマンションで、約2年ぶりにマルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

【三菱電機製システムマルチエアコン】
MXZ-6817AS 室外機×1台・MLZ-GX4017AS-IN 天カセ室内機・MLZ-GX2817AS-IN 天カセ室内機・MSZ-2217GXAS-IN 壁掛け室内機・MAC-R01PW 化粧パネルホワイト×2個


既存機は三菱重工(ビーバー)製。
製造年は1995年で、今年で25年目になります。
まだ動いていますが、最初の立ち上がりが遅く、冷房が効き出すまでに20分程度掛かる様になったので、取替えをご希望です。

室外機がこちら側を向いているため、冬場に暖房運転をすると、こちら側の窓ガラスに冷風が当たってガラスの結露がもの凄いとの事で、今回を機に室外機を外側へ向けて欲しいとのご要望も賜りました。

室内機3台のマルチエアコンで、リビングに4.0kwの天カセ。


クローゼットとして使われている洋室にも天カセの2.8kw。


寝室として使われている洋室には壁掛けタイプが設置されています。


この既存機、各室内機と室外機までの信号線が、屋内用警報用ケーブル0.9mm×2芯を使っています。
室外機とは別に、各室内機に電源が送られているため、室内機と室外機間は2芯の信号ケーブルだけで良かったんです。
これが入れ替え時には、とても厄介な事になります。
現在、各メーカーから発売されているエアコンは、VVF2.0mm×3芯でなければならないため、ケーブルはすべて入れ替えないといけません。

このマンション。他社さんも施工されていて、やっぱり苦労されている様です。
他社さんはいろんなところに点検口を作ってケーブルを通しているみたいですが、アベ冷熱技研ではできるだけ点検口を使わない施工を目指しています。
だって、見苦しいですもんね、点検口。

では作業に掛かります。
まずは既存機を撤去。


この部分が点検口代わりになりますね。


マンションですから、天井裏はこんな感じです。

建物を支えるための大きな梁があったり、ケーブルやダクトでほとんど先が見えません。

天カセが付いている部屋は、開口部を利用して作業できますが、廊下などの場合はダウンライトを外して125φの開口部に腕を突っ込んでケーブルを通していきます。
手前に見えるのが梁で、ここを通すのにかなり苦労しています。

リビングにも大きな梁が真ん中にあるので、換気扇を取外して点検口代わりに。


ここの天井裏なんかは、もうわやくちゃでこんな感じです...


なんとかベランダ側へ3系統通すことができました。
この穴には先行配管が入れられていますが、どこの部屋のものかはまったく判りません。
まぁこの穴のお陰で、ケーブルを外に出すことができるんですけどね。
マンションの場合、外壁はすべて共用部分になるので、許可なくしては穴を開けることはできません。
(基本、どこのマンションも穴は開けさせてもらえません)

ケーブルの立ち下げは、グレー色のスリムダクトを使います。


ほぼ半日かけてケーブルを通した後は、室内機取付けに掛かります。
開口寸法が少し広くなるので、天井をカット。
吊りボルト位置も変わるので、アンカーを打ちなおして吊りボルトを設置。

冷媒配管とドレン管は入れ替えができないので、既存のものを流用します。

室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。


パネルを取付けて天カセ完了。


壁掛けの方も取付け完了。


室外機側へ掛かります。
今回、室外機の向きを変えるため、配管を溶接延長。


断熱材をしっかりと巻いて、配管を整えます。

室外機への配管接続がすべて完了すると、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると1台づつ試運転を行なって、


接続間違いなどないか、


異常がない事を確認してお引き渡しです。


ベランダ周りはこんな感じで完成。
このマンションでこの向きに置いたのは初めてです。
避難用ハッチがなければ、写真左側を背中にしてきれいに置くことができるんですけどねぇ...

「きれいにしていただいて、ありがとうございました。これで今年の夏はいつ止まるかビクビクしなくてすみそうです。阿部さん物腰柔らかくて良かったです。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。