今日は早朝から、システムマルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MXZ-6017AS / MLZ-GX3617AS-IN×2台 / MAC-C01PW×2組を、お買い上げいただきました。
こちらのお店は、いつもお世話になっているワーズワースさん。
松前町の出会大橋を降りてすぐのところにある、お洒落なカフェです。
シーズンになると、建物がバラに覆われてとてもキレイなカフェなので、ご存知の方も多いと思います(*^^*)
先月末に店長さんから、「お店のエアコンが風は出るけど、生ぬるくて冷えません。阿部さんに設置していただいたやつじゃなくて、客席のところのエアコンです。今の時期お忙しいのは重々承知してますが、お時間取れる時でかまいませんので、一度見に来ていただけると助かります。」とメッセージいただきまして、OPEN前の朝イチに点検にお伺いしていました。
天カセ1方向の室内機が2台・室外機が1台のマルチエアコンです。
室外機はお店の裏の方にあります。
2001年製ですから、18年目ですか。。。
まぁまぁ劣化が進んでいますね。
しばらく運転していると、液側配管に霜が付き始めました...あぁこれは...
ガス圧を測ってみます... あぁ... 終了ですね... ほとんどガスがありません。
う~ん、、、どうしたものか。
このままだとお店の営業ができません。
すぐに取替えと言っても、見積もりもしないといきなりは無理だし、なんと言っても数週間先まで予定がいっぱいな上、そもそもエアコンの在庫があるかどうかも不安が残ります。
仕方ない....................(´・ω・`)
本当は入れたくはありませんが、フロンガスを追加充填。
基本的にはダメなんですよ。漏れているのが分かっている機器に、フロンガスを充填するのは。
ただし、事業への著しい損害が生じる場合などやむを得ない場合に、1回限りの応急的な充填が許されています。(環境省より↓)
「2回目はありませんからね。」と念を押して、早めの取替えをお願いして、御見積書を提出させていただきました。
それ以降しばらく冷えていて、「いまはエアコンもよく効いているので、取り替えはそんなには急いでいません。阿部さんの都合の良い時にお願いします。22日でも29日でもいいし、9月に入ってからでもかまいませんので。」と、取替工事のご依頼をいただきました。
で、本日、メーカーも盆休みから明けてエアコンが入荷したので、取替えにお伺いしました。
まずは室外機から撤去していきます。
室外機を持ち上げたら、脚が外れてしまいました...
うわぁ、かなり腐食していたんですね...(´・ω・`)
コンクリートブロックを敷いていましたが、半分以上土に埋まっていたので、湿気で腐食が進んだものと思います。
恐らく、コンプレッサー周辺も同じ様な感じで腐食していると思われますから、その辺からガス漏れが発生しているんだろうと思います。
室内機1台目撤去。
室内機2台目撤去。
この2台、恐らく1台づつ2人で施工したものと思います。
施工方法が全く違うので(^_^;)
しかし、この断熱ソフトドレンの使い方...
これは取替えようがないので流用しますけど、なぜ隠蔽部分にソフトドレンを使うのか。
たぶん施工性優先なんでしょうけど。
新しい室内機は少し幅が広くなるので、天井を開口します。
既存配管は流用しますが、接続がまったく逆になるので配管を延長します。
実はこの逆側に、大梁があります...
なんでこんな所に設置するかなぁ...(´・ω・`)と、恨み節が出ますが、やるしかありません。
配管はかなりタイトに曲げなければなりません。
そしてこれ...
三菱のメリットである配管接続部の金具を、泣く泣くカット。
これが付いてると、急激に配管を曲げての接続ができないんです。
大梁を削るか、室内機をカットするか...
さすがに建物を痛める訳にはいきませんから、室内機をカットです。
室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。
配管はこんな感じで曲げて、なんとか納まりました。
もう一台の方はサクッと行けるかな?と思ったら、また変な所に換気扇が...(´・ω・`)
こちらもなんとか吊り込み、配管を接続します。
室外機周りの途中経過写真はありません。室内側で必死ですから(^_^;)
親父が配管溶接延長、室外機接続を行ってくれていまして、室内機を繋いだ時点で真空引き開始。
室外機の足元は、プラロックを取付けた下にブロックを敷いて、通気性を確保しました。
これで少しは腐食を遅らせる事ができます。
室外機周りはこんな感じで完成。
室内機に化粧パネルを取付けて完成。
あとは1台づつ試運転開始。
異常がない事を確認して、お引渡しです。
あ、そうそう、3時の休憩の時に、美味しいコーヒーとケーキをいただきました(*^^*)
これは感激でしたね(^^) 追い込み作業も頑張れました。
今日は定休日で店長さんはお休みでしたが、「今日は暑い中大変お世話になりました(^^) 明日の朝エアコンつけるのが楽しみです!いつもありがとうございます。」と、FBにコメントいただきました(*^^*)
明日からまたたくさんのお客様に、美味しいコーヒーを楽しんでいただけますね。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
2019年8月22日木曜日
2019年8月21日水曜日
テレビの一定チャンネルの映りが悪いので点検調査・ブースター取替作業
午前中、一ヶ月近くお待ちいただいていたお客様宅で、テレビ受信設備の改修作業にお伺いしてきました。
初めてのお客様で、「今はCATVで契約していてキレイにテレビは見えるんですけど、今度解約するのでアンテナ受信に切り替えないといけないんですが、CATV入れる前に使っていたアンテナの点検と切り替えをお願いできませんか?」と、先月末頃にご相談いただき、点検にお伺いしてきました。
以前使われていたのであれば点検の必要はないハズですが、お話をお聞きすると、特定のチャンネルの映りが悪かったため、CATVに加入されるきっかけになったそうです。
ならCATVのままでいいじゃないですかって言う話ではあるのですが、出費を抑えたいと言うことで、今回のご相談となりました。
場所は松山市の北側、旧北条地区です。
北条地区は、沖合いにある鹿島に送信塔があり、アンテナは垂直にして受信する仕組みになっています。
こちらの地区は少し高台になっていて見晴らしはいいんですが、手前に小さな山があって、鹿島を目視できません。
そもそもこの辺り、山の中腹に住宅地があるため、毎回特定のチャンネル受信で苦労する地区です。
その特定チャンネルを、アンテナ直接接続でレベルを測ってみます。
ん?低いですけど、映らないレベルじゃないですね。
エラーは?
あぁ...やっぱりエラーは少し出ますね...
まぁレベルが出ているので、このくらいのエラーなら、機器内で補正してくれるレベルですね。
なんで映りが悪いのか、設備を調査していきます。
UHFアンテナの下には、ブースターと分配器???が付いています。
下の箱はやっぱり分配器で、3分配器なんですけど、出力が2本カットされているので、なんだこれは?って感じです。
この分配器撤去して直接繋ぐだけでも、かなりのレベル損失を抑えられますね。
ブースターはどうでしょう...
え?このブースター・・・(^_^;)
BSとVHF、FMまで搭載している、かなり年代物ですけど...
ブースター取替えて、分配器外せば十分いけそうですが。
宅内の調査に掛かります。
あぁ...宅内配線が5C-FVです。。。
既存の宅内配線は使わない方がいいですね。
実際に使われているテレビは2台なので、各部屋にケーブルを引き直すかとも考えましたけど...
よく見るとCATVの宅内配線は、各部屋に単独で分配されている様です。
ここに分配器があるので、この分配器の入力側に繋ぎ込んでやれば、各テレビへアンテナ受信の電波が流れます。
ケーブルもシールド付きの新しいケーブルなので、レベル損失も少なくなるし、費用も抑える事ができますね。
早速、口頭で大まかな改修金額をお伝えすると、「え?そんなに安くできるんですか???」と、かなりビックリされました(^_^;)?
実は以前に、近くの家電店さんにお願いして、今回と同じ様に点検をしてもらったそうです。
その時もいろいろ作業されてたみたいですが、結局改善はされず、数万円もの費用を請求されたそうです。
その時に直らなかったので、仕方なくCATVへ加入されたとの事でした。
帰り際に「今日の点検費用はいくらですか?」と言われましたので、「うちは、うちに工事を依頼してもらえるのなら、点検費用はもらってません。」とお伝えすると、これまたビックリされて、今回のご依頼となりました。
ただし、、、エアコン繁忙期のため、盆明けになりそうとお伝えすると、「いつでもいいです。阿部さんの空いた時でかまいませんから。」と言うことで、、、 すみません、一ヶ月近くお待ちいただいて、本日お伺いさせていただきました。
屋根上ですから涼しい時間帯にやりたいと思って、朝早めにお伺いしましたが、昨晩の雨で屋根上が乾いていません...
とりあえず勢いで上がってしまいましたが、屋根上のコケを見て「うわぁ...降りれるかなこれ」(;・∀・)
とりあえずテッペンは安全なので、作業を進めていきます。
左の既存ケーブルは使いません。
右に見えるのは2階壁面で分配された、CATVの分配ケーブルです。
南側の部屋に行っているみたいですが、どこの業者がこんな工事するんですかね...
既存ブースターを撤去する訳ですが、これって中古のブースター付けられた感じですね...
酷いなぁ...
新しいUHFブースターに取替えます。
新しいケーブルは、先ほどのCATV分配ケーブルと共に、分配器の方へ降ろしていきます。
なんとか日が差してきて屋根上も乾燥してきたので、下へ降りることにします(^_^;)
CATVの入力を分配器から外して、アンテナからのケーブルを分配器へ繋ぎます。
宅内へ入って、テレビ脇にある既存CATVのブースター電源部を取外します。
新しいブースターの電源部を接続して、レベル測定。
レベルを見ながら、ブースター本体の出力レベルを調整します。
もともとの受信レベルが低いので、あまり上げすぎない様に気を付けます。
レベルを上げすぎても下げすぎてもエラーが出るので、いちばんいい所で落ち着かせます。
まぁこのくらいのエラーなら、機器内部で補正してくれると思います。
機器次第ですけど。
あとはテレビに接続して、映りを確認いただいてお引渡しです。
からり年代物のブラウン管テレビですが、地デジチューナーを介して映っています。
色味が悪いのは、ブラウン管の不具合の様ですね。
「あ。キレイに映ってます!こんなにキレイに見えなかったんですよ。安くしていただいて助かりました。ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>
初めてのお客様で、「今はCATVで契約していてキレイにテレビは見えるんですけど、今度解約するのでアンテナ受信に切り替えないといけないんですが、CATV入れる前に使っていたアンテナの点検と切り替えをお願いできませんか?」と、先月末頃にご相談いただき、点検にお伺いしてきました。
以前使われていたのであれば点検の必要はないハズですが、お話をお聞きすると、特定のチャンネルの映りが悪かったため、CATVに加入されるきっかけになったそうです。
ならCATVのままでいいじゃないですかって言う話ではあるのですが、出費を抑えたいと言うことで、今回のご相談となりました。
場所は松山市の北側、旧北条地区です。
北条地区は、沖合いにある鹿島に送信塔があり、アンテナは垂直にして受信する仕組みになっています。
こちらの地区は少し高台になっていて見晴らしはいいんですが、手前に小さな山があって、鹿島を目視できません。
そもそもこの辺り、山の中腹に住宅地があるため、毎回特定のチャンネル受信で苦労する地区です。
その特定チャンネルを、アンテナ直接接続でレベルを測ってみます。
ん?低いですけど、映らないレベルじゃないですね。
エラーは?
あぁ...やっぱりエラーは少し出ますね...
まぁレベルが出ているので、このくらいのエラーなら、機器内で補正してくれるレベルですね。
なんで映りが悪いのか、設備を調査していきます。
UHFアンテナの下には、ブースターと分配器???が付いています。
下の箱はやっぱり分配器で、3分配器なんですけど、出力が2本カットされているので、なんだこれは?って感じです。
この分配器撤去して直接繋ぐだけでも、かなりのレベル損失を抑えられますね。
ブースターはどうでしょう...
え?このブースター・・・(^_^;)
BSとVHF、FMまで搭載している、かなり年代物ですけど...
ブースター取替えて、分配器外せば十分いけそうですが。
宅内の調査に掛かります。
あぁ...宅内配線が5C-FVです。。。
既存の宅内配線は使わない方がいいですね。
実際に使われているテレビは2台なので、各部屋にケーブルを引き直すかとも考えましたけど...
よく見るとCATVの宅内配線は、各部屋に単独で分配されている様です。
ここに分配器があるので、この分配器の入力側に繋ぎ込んでやれば、各テレビへアンテナ受信の電波が流れます。
ケーブルもシールド付きの新しいケーブルなので、レベル損失も少なくなるし、費用も抑える事ができますね。
早速、口頭で大まかな改修金額をお伝えすると、「え?そんなに安くできるんですか???」と、かなりビックリされました(^_^;)?
実は以前に、近くの家電店さんにお願いして、今回と同じ様に点検をしてもらったそうです。
その時もいろいろ作業されてたみたいですが、結局改善はされず、数万円もの費用を請求されたそうです。
その時に直らなかったので、仕方なくCATVへ加入されたとの事でした。
帰り際に「今日の点検費用はいくらですか?」と言われましたので、「うちは、うちに工事を依頼してもらえるのなら、点検費用はもらってません。」とお伝えすると、これまたビックリされて、今回のご依頼となりました。
ただし、、、エアコン繁忙期のため、盆明けになりそうとお伝えすると、「いつでもいいです。阿部さんの空いた時でかまいませんから。」と言うことで、、、 すみません、一ヶ月近くお待ちいただいて、本日お伺いさせていただきました。
屋根上ですから涼しい時間帯にやりたいと思って、朝早めにお伺いしましたが、昨晩の雨で屋根上が乾いていません...
とりあえず勢いで上がってしまいましたが、屋根上のコケを見て「うわぁ...降りれるかなこれ」(;・∀・)
とりあえずテッペンは安全なので、作業を進めていきます。
左の既存ケーブルは使いません。
右に見えるのは2階壁面で分配された、CATVの分配ケーブルです。
南側の部屋に行っているみたいですが、どこの業者がこんな工事するんですかね...
既存ブースターを撤去する訳ですが、これって中古のブースター付けられた感じですね...
酷いなぁ...
新しいUHFブースターに取替えます。
新しいケーブルは、先ほどのCATV分配ケーブルと共に、分配器の方へ降ろしていきます。
なんとか日が差してきて屋根上も乾燥してきたので、下へ降りることにします(^_^;)
CATVの入力を分配器から外して、アンテナからのケーブルを分配器へ繋ぎます。
宅内へ入って、テレビ脇にある既存CATVのブースター電源部を取外します。
新しいブースターの電源部を接続して、レベル測定。
レベルを見ながら、ブースター本体の出力レベルを調整します。
もともとの受信レベルが低いので、あまり上げすぎない様に気を付けます。
レベルを上げすぎても下げすぎてもエラーが出るので、いちばんいい所で落ち着かせます。
まぁこのくらいのエラーなら、機器内部で補正してくれると思います。
機器次第ですけど。
あとはテレビに接続して、映りを確認いただいてお引渡しです。
からり年代物のブラウン管テレビですが、地デジチューナーを介して映っています。
色味が悪いのは、ブラウン管の不具合の様ですね。
「あ。キレイに映ってます!こんなにキレイに見えなかったんですよ。安くしていただいて助かりました。ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>
2019年8月20日火曜日
久々に見たもの凄い施工品の手直し工事
午後から、エアコンの手直し?修理?取付け直し??にお伺いしてきました。
今回初めてご依頼いただくお客様で、写真と共にお問い合わせメールをいただきました。
いやぁ...久々に凄いの拝見させていただきました(^_^;)
室外機側もやってますねぇ...
以下、8月始めにいただいたお客様メール内容↓
-----------------------------
初めてメール差し上げます。
以前、引越時に自分でエアコンの取り付けを行ったのですが、壁の穴の位置がエアコンのと逆だったため、とりあえずこんな形で取り付けて、そのままになっております。
このままでは使えないので、そのままになっています。(無理に使うと、パイプからぽたぽた水が漏ってきます)
私にはパイプをいじる技術がないのですが、正常な状態にするにはいかほど料金がかかるでしょうか。
1997年製品です。
普通の方なら諦めるのですが、しばらくしてご依頼のメールをいただきまして...(^_^;)
本日お伺いさせていただき、再度デメリットをお伝えさせていただきましたが、「いいです、やってください。もし使えなくても料金はお支払いします。」との事で、作業に掛かります。
早速、これは・・・という箇所を発見。
ガス漏れした形跡ですね。
ガスが残っているのか調べてみましょう。
0です。ゼロです。全く無しと言う意味です...(´・ω・`)
ガスはR22と言う、旧式のフロンガスです。
嫌な予感がしていたので、事前に品番を教えてもらっていて正解でした。
フロンガスを規定量充填となると、追加費用が結構掛かります。
ここで作業を止めるか、進めるか、お客様にご説明...
「いいです。お願いします。」
そうですか...やりますか...(^_^;)
では全撤去に掛かります。
この配管が急激に曲がっているところが、非常に気になります。
やっぱり... かなり無理された様子ですね。
ここで儲けに走る業者さんなら配管全部取替えという流れになるんでしょうけど、阿部は使えるものは使う、できるだけ費用を抑えるという、ある意味貧乏性?な人間ですから、折れているところはカットして、既存配管流用です(u_u*)
室内機から配管を外す時、室内機が落下しそうになりました(+_+)
原因はこれ。
石膏ボードにビスだけ...
数カ所にプラグを使っていましたが、これはコンクリート用ですが...
引っ張ったらスッポリ抜けました(;・∀・)
全撤去完了。既に汗だくでクラクラします...
室内機の取付位置を少し変更して、背面板を設置。
下地がない壁なので、しっかりとボードアンカーで留めておきます。
室内機を掛けます。
室内機を穴に合わせず上に上げているのは、収納扉が当たらない様にするためです。
配管類を接続していきます。
配管がぐにゃぐにゃだったのでクセを取るのに苦労しましたが、なんとかこんな感じでテープ巻き仕上げ。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管と機器内部をしっかりと真空乾燥させます。
フロンガスを充填するため、少量ずつガスを入れながら冷房運転。
通常は名板に書いてある規定充填量を入れるところですが、配管距離が短いのと、寿命もそう長くはないので、運転ガス圧を見ながら充填します。
冷房運転に適正なガス圧になり、冷風が出始めて作業完了です。
室外機周りはこんな感じで完成です。
室外機のところは段差があって一段上がっているので、これも費用を抑えるため、プラロックを使用していません。
室内機周りはこんな感じで完成です。
室内機...とりあえず拭いてみたんですけど、キレイにはなりませんでした(^_^;)
「わぁ。動いてますね。ちゃんと冷えてるし。あまり冷房使わないんですけど、さすがに最近暑いんで...。よかった。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)
ちなみに、基本的に繁忙期はこの様な修理は承っておりません。
今回のお客様は、2週間でも3週間先でもかまわないと言う事でしたので、お引き受けさせていただきました。
この猛暑を耐えれる方は、おチカラになれるかも知れません(^_^;)
今回初めてご依頼いただくお客様で、写真と共にお問い合わせメールをいただきました。
いやぁ...久々に凄いの拝見させていただきました(^_^;)
室外機側もやってますねぇ...
以下、8月始めにいただいたお客様メール内容↓
-----------------------------
初めてメール差し上げます。
以前、引越時に自分でエアコンの取り付けを行ったのですが、壁の穴の位置がエアコンのと逆だったため、とりあえずこんな形で取り付けて、そのままになっております。
このままでは使えないので、そのままになっています。(無理に使うと、パイプからぽたぽた水が漏ってきます)
私にはパイプをいじる技術がないのですが、正常な状態にするにはいかほど料金がかかるでしょうか。
-----------------------------
以下、阿部返信↓
(大まかな金額提示後)
-----------------------------
ご自分で取付けされたとの事ですが、真空引きはどの様にされましたか?
真空引きされていない場合は、機器内のガスに空気が混じっている可能性があるため、手直ししても正常に動作する保証は一切できません。
室外機の外観から、この年式にこれ以上お金を掛けるメリットは薄いと思いますがいかがでしょうか。
もし当社へ工事をご依頼いただける場合、8月下旬となりますので、合わせてご検討ください。
-----------------------------
普通の方なら諦めるのですが、しばらくしてご依頼のメールをいただきまして...(^_^;)
本日お伺いさせていただき、再度デメリットをお伝えさせていただきましたが、「いいです、やってください。もし使えなくても料金はお支払いします。」との事で、作業に掛かります。
早速、これは・・・という箇所を発見。
ガス漏れした形跡ですね。
ガスが残っているのか調べてみましょう。
0です。ゼロです。全く無しと言う意味です...(´・ω・`)
ガスはR22と言う、旧式のフロンガスです。
嫌な予感がしていたので、事前に品番を教えてもらっていて正解でした。
フロンガスを規定量充填となると、追加費用が結構掛かります。
ここで作業を止めるか、進めるか、お客様にご説明...
「いいです。お願いします。」
そうですか...やりますか...(^_^;)
では全撤去に掛かります。
この配管が急激に曲がっているところが、非常に気になります。
やっぱり... かなり無理された様子ですね。
ここで儲けに走る業者さんなら配管全部取替えという流れになるんでしょうけど、阿部は使えるものは使う、できるだけ費用を抑えるという、ある意味貧乏性?な人間ですから、折れているところはカットして、既存配管流用です(u_u*)
室内機から配管を外す時、室内機が落下しそうになりました(+_+)
原因はこれ。
石膏ボードにビスだけ...
数カ所にプラグを使っていましたが、これはコンクリート用ですが...
引っ張ったらスッポリ抜けました(;・∀・)
全撤去完了。既に汗だくでクラクラします...
室内機の取付位置を少し変更して、背面板を設置。
下地がない壁なので、しっかりとボードアンカーで留めておきます。
室内機を掛けます。
室内機を穴に合わせず上に上げているのは、収納扉が当たらない様にするためです。
配管類を接続していきます。
配管がぐにゃぐにゃだったのでクセを取るのに苦労しましたが、なんとかこんな感じでテープ巻き仕上げ。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管と機器内部をしっかりと真空乾燥させます。
フロンガスを充填するため、少量ずつガスを入れながら冷房運転。
通常は名板に書いてある規定充填量を入れるところですが、配管距離が短いのと、寿命もそう長くはないので、運転ガス圧を見ながら充填します。
冷房運転に適正なガス圧になり、冷風が出始めて作業完了です。
室外機周りはこんな感じで完成です。
室外機のところは段差があって一段上がっているので、これも費用を抑えるため、プラロックを使用していません。
室内機周りはこんな感じで完成です。
室内機...とりあえず拭いてみたんですけど、キレイにはなりませんでした(^_^;)
「わぁ。動いてますね。ちゃんと冷えてるし。あまり冷房使わないんですけど、さすがに最近暑いんで...。よかった。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)
ちなみに、基本的に繁忙期はこの様な修理は承っておりません。
今回のお客様は、2週間でも3週間先でもかまわないと言う事でしたので、お引き受けさせていただきました。
この猛暑を耐えれる方は、おチカラになれるかも知れません(^_^;)
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