2014年12月22日月曜日

太陽光発電用 売電電力量計(電力メーター)取替工事

太陽光発電システム用の売電力量計の取替工事にお伺いしてきました。

電力量計には有効期限があり、満期を迎えるまでに取替えなければなりません。
買電力量計は、四国電力が定期的に取替えてくれますが、売電力量計はお客様の持ち物ですから、取替えはお客様負担となります。

まずは既存の電力量計を取外します。


新旧交代。
左が既存、右が再検定を受けたものです。

今回は中古品の再検定を受けた物を使用。
新品にするか、中古にするかは、ご注文いただいた時にお客様とご相談させていただいて、お客様ご自身に選んでいただきます。

はい、ここで電力量計の大きさが、かなり違う事に気付いたと思います。
実は既存の電力量計、、、30Aだったんです。。。

なぜ30Aを付けたのかは不明ですが、四国電力へ確認したところ、「基本的には電力側のメーターと同じ容量のメーターを取付けてください。120Aが付いてれば120Aじゃないと。。。」って言われてました。
まぁ、当然だと思いますが。

で、120Aの電力量計へ取替えます。


検定済みのシールは、10年後。

10年間、問題なく使えますと言う証です。

感電防止のために低圧用ゴム手袋で安全対策を行い、トルクドライバーを使い規定トルクで端子を締めます。


送電前にテスターで電圧測定を行い、接続ミスがないか確認。


異常がない事を確認して、主開閉器を入れて送電します。

正常に電力量計が動作しているか確認を行い、お引き渡しです。
後は、指示数や品番などを四国電力へ報告して完了となります。

アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
太陽光発電システム用の売電力量計の取替えも、お気軽にご相談ください。

2014年12月19日金曜日

住宅電気設備容量増設工事(単三化)

「古い借家を借りるのですが、電気容量が足りないみたいなので、容量増工事をしてほしい。」とご依頼いただき、本日お伺いしてきました。


既存設備は単相2線式なので、最大30Aまでしか使えない上、100Vしか取れません。


既存分電盤というか、、、分岐ブレーカーが2つしかありません。。。

これを、既存設備はそのまま流用するとして、コンセントを5箇所増設し、幹線設備の容量を増やして、200Vも取れる単三化を行います。

まずは調査にお伺いして図面を作成し、四国電力へ申請。
許可が下りると電気工事に掛かります。

今回、分電盤の位置を変更するため、設置位置にコンパネを取付けて、各部屋へケーブルを通していきます。


平屋なので天井裏作業もスムーズです。 ちょっとホコリっぽいですが(^_^;)


既存ブレーカーは撤去し、分電盤からのケーブルをジョイントします。

これで今まで使用していた既存設備の流用ができます。

各部屋へコンセントを増設していきます。

土壁のため、露出配線。

分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。

主開閉器40A 分岐回路×6回路(コンパクトタイプ) 扉付き分電盤です。

四国電力で預かってきた単相3線式電力量計に取替えます。

引込ケーブルは後日、引込班が張替えてくれるので、仮接続しておきます。

すべての工事が完了すると、絶縁抵抗測定、接地抵抗測定、電圧確認、点灯試験完了後、お引渡しです。

お聞きすると、こちらには住まわれるのではなく、お仕事の作業場にされるそうです。
これでブレーカーの容量気にせず、安心して作業ができますね。

アベ冷熱技研は、四国電力(株)請負計器工事認定店です。
この様な電気工事もお気軽にご相談ください。

2014年12月18日木曜日

UHFフラットアンテナ・BS/110CSアンテナ新設工事

新築のお客様からのご依頼で、アンテナ新設工事にお伺いしてきました。

地デジはフラットアンテナで、衛星放送もご覧になりたいとのご希望で、2F外壁面設置にしました。


壁面金具2つで防錆ポールを保持します。


UHFフラットアンテナを取付けて、松山本局を狙います。


障害物がないので、エラーフリーのいい値がでました。


BS/110CSアンテナを取付けて、方向調整を行います。


これもいい値がでました。


ブースター本体は、アンテナポールへ取付け。


ブースター電源部は、宅内の分配器ボックスへ収めます。


各部屋のユニット部で受信レベルを見ながら、、、


ブースターの出力レベルを調整します。


各部屋、適正レベルに調整できました。


後はテレビに接続し、映りを確認いただいてお引渡しです。


アンテナ周りはこんな感じで完成です。

新しいお家で、快適なテレビ生活をお過ごしください。

アベ冷熱技研ではアンテナ工事だけでなく、ケーブルテレビなども、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2014年12月17日水曜日

IHクッキングヒーター専用コンセント増設工事

「ガスコンロを、IHクッキングヒーターに取り替えたいので、電源工事をお願いします。」とご依頼いただき、電気工事にお伺いしてきました。

Panasonic製 ビルトイン形IHクッキングヒーター お客様支給品です。


既存のガスコンロとガス配管の撤去は、法律上、ガス供給会社さんに撤去していただきます。


キッチンに床下収納があるので、ここから作業します。


床下を這って、ケーブルを通していきます。


分電盤への立ち上げは、ユニットバスの壁内隙間を利用して通線。


横引きはステップルで留めていきます。


コンロ台まで入線できました。


200V30Aのコンセントを設置。


分電盤へ30Aのブレーカーを増設。


IHクッキングヒーターを設置して、試運転後、お引き渡しです。

今回ご依頼いただいたのは、Facebookで知り合ったIさん。
あまりコメントのやり取りは無かったのですが、自分がいろいろUPしてるのをご覧になって、「この人やったらちゃんとやってくれそう。」と思われてのご依頼でしたf(^_^;)
Iさん、ありがとうございました<(_ _)>

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。

2014年12月16日火曜日

電気温水器~エコキュート取替工事

電気温水器をお使いのお客様からのご依頼で、エコキュートへの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 SRT-N37 エコキュート370L 給湯専用タイプです。

なぜ給湯専用かと言うと、実は浴室の給湯・追い焚きはガスの給湯器を使用されているためです。
「熱源ライフラインは二重化を維持したい」とのお客様の強いご希望ですので、無理にオール電化をお奨めいたしません。

既存の電気温水器です。

まだ使えていますが、やはり省エネ性に勝るエコキュートへの取替えをご希望です。
エコキュートは電気温水器に比べて、同じ量のお湯を沸かすのに3分の1の電気代で済みます。

この電気温水器、よく倒れなかったなと感心します。。。

すばらしく頑丈そうな基礎にも関わらず、アンカー打ってません。
まぁ、この年式の頃はこんな感じでもOKでしたが、今考えると恐ろしいですね(^_^;)

既存機を撤去します。


エコキュートのタンクユニットの位置決めをして、アンカーを打ち込みます。


今まで垂れ流しだった排水も、きちんと雨水桝まで導きます。


この雨水桝。
水が溜まっていないのでオカシイな?と思ったら、底が抜けてました。。。


見て見ぬ振りはできませんから、モルタルで塞いでおきます。


ヒートポンプユニットを設置。

足元に通気口があるのと、泥ハネ防止のため架台を使用。

タンクユニットを設置して、配管類を接続していきます。


電力契約も変わります。
電灯契約+深夜電力契約から、電灯契約1本へ。


タイムスイッチと深夜電力量計を撤去して、温水器用ブレーカーを電灯側へ接続。

工事完了後に、四国電力へ報告して電気工事は完了です。

エコキュートの配管工事が完了すると、通水試験を行って漏れがないかテスト。
異常がなければ、古いリモコンも・・・


新しいものに取替えて、初期設定。


洗面所などの給湯栓を開いて、配管内のエアー抜きを行います。


最後に取扱説明を行って、お引き渡しです。

「電気料金シミュレーションをした結果、ランニングコスト的には少しの節約にしかならないというのも承知の上で、投資回収の計算よりも、消費電力削減と古くなった機器の更新による安心感を求めることにしました。」というお客様のお話の通り、今回の取替えは電気代の面でメリットがでるのかどうか、シュミレーションしようがありません。
しかし、機器的に寿命が近い事と、アンカー留めしていない不安感を払拭することはできました。
あとはご使用いただいてどの程度のメリットがでるのか、自分も楽しみでもあります。
施工の面では、「これで安心して使えます。」とお喜びいただきました。

アベ冷熱技研は、四電エナジーサービス認定「でんのすけショップ」です。
第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事~点検・整備を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>