2012年8月9日木曜日

エアコン水漏れ修理なのにガス漏れ補充作業

「エアコンから水が漏れるので修理お願いします。」とご依頼いただき、本日午前中お伺いしてきました。

12年前の三菱電機霧ヶ峰。
エアコンはタダでもらって、最近取付けてもらったそうです。

室内機右側から水漏れするそうで、室外側を見てみると・・・(*_*;

こりゃぁ~スゴイ! 思わず吹き出してしまいました(^_^;)
配管が逆勾配になってるので、水漏れしない方が不思議ですよ。

「これはちょっと。。。プロの方が付けたんですか?」とお聞きすると。
「〇〇電器さんに付けてもらった。あの人プロの電気屋さんよ。」と。。。
「あ、それとですね。エアコンも冷えないんですよ。外の方が涼しい。」と、お客様(T_T)

配管を触るとオイルまみれ・・・完璧にガス漏れ。。。
「12年経ってますけど、ホントに修理するんですか?結構掛かりますよ。」と、2、3回お聞きしましたが、修理して使われるそうで。。。

とりあえず、一回全部外します。
と、室内機上部を見てみると、ちゃんと掛かってませんでした。。。ホントにプロか?


室内機を外してみるとよく判りますが、背面板が右に傾いてますね。。。


ビスはまったく効いていません。。。


色の変わったワッシャを使ってるなぁと思って、よぉ~く見ると。。。

何とも罰当たりな! お金ですよ、それもご縁玉(五円玉)!

配管も急激に曲げているので、いろんなところが折れています。


既存の配管をケーブルは、折れてたり繋いだりしているので、新しい物に変えないと使えません。


配管を繋いでいる所に、たくさんのオイルが付いていたので、気になってバラしてみると・・・

何ですかね、このジョイント?
初めて見ましたよ。フレアユニオンじゃないですね。
オイル管の接続にでも使う物みたいです。
まぁ、ガス漏れして当然ですね。

背面板の水平を取って、室内機を再取付け、新しい配管を接続していきます。


外部配管は、ビシッとテープ巻き仕上げ。


室外機に配管を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


真空引きが終わると、少量のフロンガスが機器内に残っているので、バルブを開けて冷房運転開始。


様子を見ながら、フロンガスを追加充填していきます。

規定圧まで上昇し、冷風が出るのを確認して修理完了です。

外周りはこんな感じで完了です。
最初の写真とまったく違うのが、お解りいただけると思います。

心残りなのは、室外機を乗せるプラロックを車に積んでいなかった事。
大体、水漏れ修理のつもりでお伺いしたので、余計なものは積んでませんよね。
防振パットだけは敷かせていただきました。

ところでこの工事をされた「プロ」さん。
何のプロだったんでしょうね?

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
環境に配慮した施工・修理を心掛けています。
お気軽にご相談ください。

2012年8月8日水曜日

三菱電機WXVからZXVタイプへ取替工事

ご注文いただいていたエアコンが入荷したので、午後から取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 MSZ-ZXV282-W (100V仕様)ムーブアイ搭載 霧ヶ峰最上位機種です。


既存機は10年前、アベ冷熱技研で施工させていただいたWXVタイプです。

まだまだ使えそうですが、何故今回取替える事になったかと言うと、エアコンを運転するとブレーカーが落ちて家中の電気が使えなくなるんです。。。
使い過ぎって言うんじゃなくて、漏電遮断器が動作するので漏電です。

一昨日、修理点検にお伺いしたのですが、どうも室外機側の様です。


絶縁抵抗計で不良箇所を探します。

完璧に漏電してますね。。。

コンプレッサーかなと思ってたんですが、電磁膨張弁のコイルが漏電してました。

まだメーカーに部品があるので「修理されますか?」とお聞きすると、「もう10年使ったし、今のは省エネなんやろ? もう阿部さんに任すけん取替えてや。」と、ご依頼いただきました<(_ _)>

と、言う事で本日取替工事に。
既存機を取外して、新しい室内機を取付けます。


もちろん配管類は新しい物に取替えますが、スリムダクトはまだ使えるので流用しました。


室外機に配管を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「すぐに取替えてくれて助かった。 エアコンの有難味がようわかったわい。」と、大変喜んでいただきました<(_ _)>
かなり蒸し暑い一日でしたが、今日から快適にお過ごしいただける様になりましたね。

三菱電機 霧ヶ峰 大人気でお奨めです(^^)v


三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2012年8月6日月曜日

マンションでダイキンルームエアコン取替工事

夕方から、賃貸マンションの一室でエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

ダイキン製 S40NTEV-W Eシリーズ 200V室外機電源タイプ

いつもお世話になっている、このマンションのオーナー様からのご依頼です。

既存機はこんな感じです。

ワンルームで部屋が広く、当初はカーテンボックスが付いていたため、業務用の天吊タイプが設置されています。

暑い日になるとエアコンが停止すると言う何とも困った症状で、点検に何度かお伺いしていたのですが、見に行くと正常に動いていると言う。。。
おそらく熱交換がうまく行かず、高圧カットで停止しているものと思われます。
既に、うん十年経過しているので、省エネ性の面からも取替える方が得策ですので、今回のご依頼となりました<(_ _)>

とりあえず運転はできるので、冷房運転でポンプダウン(機器内のフロンガスを室外機内へ回収)します。


位置決めをして、背面板とスリムダクトを取付けます。


室内機を取付け、配管類を接続していきます。


外部のスリムダクトも劣化しているため、新しく取替えます。


電源は、既存の外部ボックスから単相200Vを取ります。


スリムダクトで化粧仕上げ。


配管工事が終わると、いつもの様に電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。


室外機側が終わる頃には、日が暮れてました。。。


工事が完了すると、試運転を行い異常が無い事を確認してお引き渡しです。


室内側はこんな感じで完了。

天吊エアコンが残ってますが、取外してしまうと天井部に開口があるため、このまま置いておきます。
入居されている方が入れ替わる時に撤去して、クロスの張り替え等を行うことでオーナー様のご了解を得ています。

業務用パッケージエアコンは、フロン回収破壊法により、機器内のフロンガスを回収し破壊処理を行わなければなりません。
フロン回収破壊システム:アベ冷熱技研

現場でこの作業を行うと結構な時間が掛かるため、今回も事務所へ持ち帰って回収作業を行いました。
機器内のフロンガスを、回収機を使って回収ボンベに移充填し、ボンベを破壊処理会社へ送って処分してもらいます。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2012年8月5日日曜日

第62回三津浜花火大会

今年も行ってきました、「三津浜花火大会」。
四国最大級9000発の打ち上げ花火は圧巻です。

今年も息子たちと自転車で行くつもりだったんですけど、さっさと友達と行ってしまったので、意地になって一人で行ってきました(^_^;)
まぁ、一人の方が何の気兼ねもなく撮影に没頭できますから。。。
と言いながら、結局今年も勉強不足できれいな写真が撮れませんでした。。。

ハンディカムを三脚に付けて、デジカメを手に持って、一人で撮影してたので、動画も写真も納得できる仕上がりになりませんでした。。。
正に、「二兎追うものは一兎をも得ず」になりましたね(^_^;)
実際にはスマホでfacebookにもアップしてたので、忙しかったです。。。

動画はこちら↓


やっぱり、これ見ないと「夏」って感じがしませんね。
毎度のことながら、最後は周りのみなさんの拍手喝采で終わりました。

[emoji:v-109]第62回三津浜花火大会

2012年8月4日土曜日

三菱電機AXVタイプ新設工事(マンションの場合)

以前、エアコンをご注文いただいた分譲マンションにお住まいのお客様から、「子供部屋にエアコンを追加したい」とご依頼いただき、本日取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 MSZ-AXV221-W ムーブアイ搭載 霧ヶ峰です。

2011年度モデルが安く入る情報が入り、お客様にご提案させていただいたところ、「それに決めます。」とご依頼いただきました<(_ _)>
現在、2011年モデルは仕入先の在庫限り品としてセールを行なっています。
在庫切れの可能性もありますので、価格につきましては都度お問い合せください<(_ _)>

位置決めをして、背面板・MDダクトを取付けていきます。


室内機を取付け、配管類を接続していきます。


外部は玄関脇になるので、スリムダクトで化粧仕上げ。


室外機を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室内機・室外機のドレンは、VP管を使って既存の排水溝まで導きます。

これ、きちんとやってないと、共用通路が水浸しになってしまいます。

室外機側はこんな感じで完成です。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

お子さんも、今日から快適にお勉強ができますね(^^)v

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2012年8月3日金曜日

エアコン水漏れ修理作業(ドレンホース詰まり)

この時期、恒例のエアコン水漏れ修理依頼。
他社施工物件ですが、本日工事予定のお近くでしたので帰りにお伺いさせていただきました。

吹出口の右側付近から、大量に水漏れしていました。

これだけ大量に漏れていると、ほとんどがドレンの詰まりです。

全面カバーを外して、ドレンパンを確認。

写真では解りにくいですが、ドレンパンには水が一杯で、後ろの方から溢れている状態でした。

室外機脇に転がっているドレンホースからは、チビチビとドレン水が出ていましたが、どうも詰まっている様子。
サクションクリーナーを使い、ドレンホース内を負圧にして異物を吸い出します。


大量のドレン水と一緒に出てきたのは・・・

カナブン×2匹。 既にご臨終されていました。
入り込んで出れなくなったんでしょうね。

ドレンホースに小動物が入り、詰まらせてしまう事はよくあります。
かと言って、ドレンホースの先に網等を付けるのも詰まりの原因になります。
難しいところです。
対策としては、ドレンホースはできるだけ短くカットし地面から浮かす事です。
完璧ではありませんが(^_^;)
今回はマンションタイプのベランダなので、側溝までドレンホースを横引きする必要があるため、仕方ありませんね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工で、環境に配慮した施工・修理を心掛けています。
お気軽にご相談ください。