2016年4月16日土曜日

CATVから地デジ/BSアンテナ新設切替工事

「CATVのテレビのみ契約していますが、地上波とBS視聴が主であるため、アンテナを新設して欲しい」とご依頼いただき、新設切替工事にお伺いしてきました。


こちらのお宅は、屋根上に太陽光発電システムがあるため、壁面取付けしかできません。
壁面取付けの場合は、隣の建物が接近していたり、マンションやビルの陰になっている所では、大幅に受信レベルが下がり受信できない場合があるため、かならず事前調査を行っています。


本局送信塔方面にはアパートがありましたが、十分なレベルが出ているので設置可能です(^^)v


お見積りを提出させていただきご依頼いただきましたが、予定が詰まっていたため二週間後の本日お伺いさせていただきました。
では工事に掛かります。


まず、宅内の分配器の所まで、ケーブルを通さなければなりません。
軒天に穴を開けて、呼び線を通します。


これがなかなか大変で、呼び線通すのに一苦労しました。。。

外は小春日和のすごしやすい気温ですが、天井裏は既にサウナ状態です。。。

なんとか分配器の所まで、S5C-FBケーブルが通りました。
もうここまでで汗だくです(^_^;)


アンテナ取付けに掛かります。
壁面金具2つで防錆ポールを保持します。


UHFフラットアンテナで松山本局を狙います。


エラーフリーのいい値が出ました。


BSアンテナで衛星を狙います。


こちらは障害物がないので、いい値が出ています。


ブースター本体を取付けて、UHFとBSを増幅・混合。


ブースター電源部は分配器脇へ設置して、CATVブースターからアンテナケーブルへ繋ぎ換えます。


テレビ脇のユニットでレベルを測りながら、ブースター出力レベルの調整。


エラーフリーの適正レベルになりました。


後はチャンネル設定を行い、映りを確認いただいてお引き渡しです。

今回、CATV側の停波作業は、CATVの方でやっていただく様になりました。
CATV解約は残念ですが、「きちんとやっていただけるところをネットで探していました。思ってた以上の仕上りで、頼んで良かったです。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2016年4月13日水曜日

第6回 愛媛県冷凍空調設備工業会 定時総会

東京第一ホテル松山で開催された、一般社団法人愛媛県冷凍空調設備工業会 通常総会に出席してきました。


わたくし阿部は、前年度から「監事」という役職をいただきましたので、この定位置。。。

まぁまぁ居心地悪いです(^_^;)

この総会、毎年の事ながら一日掛かりです。

朝11時から理事会を行い、昼食後...

 ・青年部会 総会
 ・愛媛県冷凍空調設備工業会 定時総会
 ・記念講演 「省エネルギー施策とヒートポンプについて」
 ・愛媛県冷凍空調設備技能士会 総会

で、長丁場の後の懇親会(*^^*)

ここでも横の繋がりは強いです。
しょーもない世間話から、ここでしかできない情報交換、日々刻々と変わるこの業界動向を知る上でも、同じ業界仲間は必要ですね。
いろんなところにクビ突っ込んでる阿部ですが、いわゆるこの会が一番本業に近いところでもあります。
この業界の発展のために力になれる様、頑張ってお手伝いさせていただきます<(_ _)>

2016年4月6日水曜日

ロフトのあるお部屋へルームエアコン新設工事

ご依頼いただいていましたエアコンが入荷しましたので、取付けにお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV405S-W 霧ヶ峰ルームエアコン汎用タイプです。


今回のお部屋は2階子供部屋。
斜め天井、ロフト付きで、エアコン専用コンセントはこの位置。

「ここへ付けなさいよ」というコンセント位置ですが、この外側は駐車場でカーポートがあり、ハシゴは使えません。
と言うことで、ロフト側へ配管を伸ばし、室外機をベランダ置きにします。

まずは配管穴を開けていきます。


危ないですね。。。ここに同軸ケーブルとは、なかなか。
一気に開けないので大丈夫です。


貫通スリーブを挿入します。


位置決めをして、背面板とMDダクトを設置。


配管類を接続していきます。


カバー側面はピシっと。

これ、合わせて切り込み入れるのに結構神経使います。
三菱、ここをフラットにしてくれればいいのに(^_^;)

外部配管も、ホワイト色のスリムダクトで化粧仕上げ。(ホワイト色は事前調査で手配品となります)


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。


ドレンは垂れ流しでなく、排水口まで塩ビ管を使って延長します。


100Vのコンセントだったため、コンセントとブレーカーを200Vへ切り替えます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


こんな感じで完成です。


お客様からアンケート回答をいただきました。

K様、ありがとうございます。
こちらこそ、また何なりとご相談くださいませ<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2016年4月4日月曜日

テナントビルでルームエアコン(ドレンアップ)4台新設・天カセエアコン2台移設工事

先週から取り掛かっていました、テナントビル内の予備校様のエアコン工事が完了しました。

ダイキン製ルームエアコン3台新設と既存の天カセパッケージエアコンの室内機2台移設です。
ルームエアコンなどの機器類は、お客様支給品です。


こちらの予備校、テナントビルの3階と4階を使っています。
3階には、まったくエアコンが無く、4階には3馬力と5馬力の天カセパッケージエアコンが残されていました。

こちら3馬力。


こちら5馬力。


室外機を置けるスペースは、3階のここと、、、


4階のここ。。

4階のスペースは、これ以上は置けません。

当初のご依頼は、天カセパッケージエアコンも全部撤去して、3階・4階に各3台づつのルームエアコン計6台を新設をお考えでした。
お見積りを提出させていただいていましたが、最終的に既存の天カセは室内機の移動を行い、残り4部屋へルームエアコンの新設でご依頼いただきました。

まずは既存の天カセ室内機を取り外して、移設先も天井開口しておきます。
ここを点検口として利用して作業を行います。


天井材が外せるところはどんどん外して、点検口として利用。


新設のルームエアコン用配管を各部屋へ通していきます。


簡単な作業ではありません。。。

最長15mほど天井裏を横引き。
天井裏は狭く、吹付けの断熱材がボロボロ落ちてきて、大変な作業です。

ドレンは幸い、以前使われていたのであろうドレン配管が残っていたため、近くの空き配管へ接続します。


エアコンコンセント用電源も増設して、各部屋へ。


なんとか2日掛かりで、配管工事完了。


天カセ室内機を2日掛けて移動。


もうちょっと部屋の真ん中に付けれないのか?とかは無理です。
天井裏には鉄骨の梁がある上、換気扇のダクトが走り回っていますので、付けれる場所にしか付けれない訳です。

もともと天カセが付いていた場所の天井伏せは、今回当社では行いません。

翌日からルームエアコンの取付けに掛かります。
これも一筋縄ではいきませんよ。
ドレンは天井裏を通っていますから、ドレンアップキットが必要です。
室内機とドレンアップキットを接続するために、室内機側への基板増設も行います。


位置決めをして、背面板とドレンアップキットのベースを設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

まぁ時間かかります。。。ダイキンキライだし。。。・ω・

室外機はこの狭いスペースに、二段置台を使って4台設置。

電動真空ポンプを使って、配管内部しっかりと真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転開始。


配管長さが25mの部屋もあるため、冷房運転を行いながらフロンガスを追加補充します。


ドレンアップ機能がしっかりと働くか、水を注いでテスト。


異常がない事を確認して、お引き渡しです。
1台目。


2台目。


3台目。


4台目。


外部はこんな感じです。

今回のご依頼ですが、3月中の完成ご希望とあまりにもタイトな日程で、この時期この現場だけに付いている余裕もないほど工事のご依頼をいただいていたため、当初はお断りさせていただいていました。
後日、工事日程はお任せいただける事と、2日間だけ知り合いのS君が応援に来てくれる事になり、なんとかお引き受けさせていただきました。
これ、2名では無理でしたね。
忙しい中、応援に来てくれたS君には、ホント感謝です。

さて、お待ちいただいているお客様がたくさんいらっしゃいます。
明日からまた、頑張ります(^^)