2024年2月17日土曜日

新築住宅でエアコン×3台取付工事と大型液晶テレビ壁掛工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取付工事にお伺いしてきました。

エアコン・テレビ機器は、お客様支給品です。
某量販店で購入された様です...

新築で新品なのに残念ですね...

まずはリビング・キッチンから。
図面の指定位置はここです...
え?そこ?って場所ですけど。
人感センサー付きの高性能エアコンのメリットはまったく活かせない場所ですが、ここ指定で専用コンセントもここにあるので仕方ありませんね。

位置決めをして、背面板を設置。

配管穴を開けていきます。

配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けます。

続けて子供部屋の方に掛かります。
位置決めをして背面板を設置。
この設計士さん、窓上がお好きな様で...

慎重に配管穴を開けていきます。

貫通スリーブを挿入。

室内機を掛けておきます。

外部配管は、ブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。

リビングの室外機を接続して、真空引き開始。

子供部屋の方も、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成です。
はぃ、この日は午後から風が強くなって雨模様でした。
軒が出ているおかげで、なんとかずぶ濡れにはならずに済みました。

あとは試運転を行い、異常がないことを確認して、、

リビングと子供部屋のエアコンが完了。

夕方になりましたが、テレビの壁掛作業に掛かります。
壁内に空配管が仕込まれているので、HDMIケーブルを通しておきます。

壁面取付金具を設置。

お客様と一緒に金具に掛けて完了。

と、ここまでが2週間前の作業でした。
残りの1台は、お客様がコンクリートで土台を作られるそうで、2週間後にということで。

そして本日午前中に、残りの1台の取付けにお伺いしてきました。
位置決めをして、背面板を設置。

配管穴を開けていきます。
ちなみにこの建物、エアコンを取付ける壁内には筋交いがない設計になっています。

貫通スリーブを挿入。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

ブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。
今日はいいお天気でした。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
「ありがとうございました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年2月14日水曜日

エアコン専用コンセント増設からエアコン×2台新設工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取付工事にお伺いしてきました。

エアコン機器はお客様支給品です。

今回のお客様は中古住宅を購入されて、リフォームが終わったところでアベ冷熱技研へご依頼いただきました。
取付けるお部屋は、1階キッチンと、、、

1階居間です。
どちらの部屋にもエアコンが付いていた形跡はなく、配管穴もエアコン専用コンセントもありません...

あのぉ...リフォームされたんですよね?
既存のスイッチやコンセントが新しくなってるんで、電気工事屋さんも居たハズですよね?
なぜリフォームと同時にエアコン専用コンセントの増設を提案しなかったんですかね?
お客様にお話すると、「ホントだ。そうですよね。うわぁ...もしかして大変ですよね?」と。

う~ん...大変でもやるしかないですよねぇ...
分電盤は洗面所にあって、ちょうど2スペースの空きがあります。
ただし、近くには点検口がありません。
しかも、分電盤の位置とはまったくの建物反対側までケーブルを引っ張らなくてはいけません。

う~ん、どうしたものかと付近を見渡して見ると、内玄関に150Φのダウンライトを発見!

ちょっと外して、天井裏を見てみましょう。

スマホを突っ込んで、天井裏の状況を確認。
なんとか行けるかも知れませんが、なにせ頭が入らないので難易度高めです...

とりあえずお見積りさせていただいてご依頼いただき、本日一日掛けての工事スタートです。
お引越し前なので、鍵をお預かりしての単独作業です。

まずは電源工事から。
キッチンの天井に、コンセント用の開口を。

内玄関のダウンライトのところにケーブルキャッチャーを差し込んで、キッチンのコンセントの方向を狙います。
そうです、頭が天井裏に入らないので、大体の方向へ向かってキャッチャーを伸ばしていく作業です。
まぁ大変ですよ...

なんとかキッチン側からダウンライト経由、分電盤まで2系統のケーブルが通りました。

キッチンのところまで2系統通ったので、またここから奥の居間へ向けて1系統通していきます。

居間の隣の部屋に点検口があったので、これを利用。

いやぁ..狭くて先が見えない...

なんとか通りました!

分電盤の空きスペースに、分岐ブレーカーを2つ設置。

コンセントを取付けて、電圧を確認。

2部屋とも異常なしで、電気工事完了です。

やっとエアコン取付けに掛かれます。

位置決めをして、背面板を設置。

配管穴を、、

慎重に開けていきます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、、

貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、、

配管類を接続していきます。

外部配管は、スリムダクトで化粧仕上げ。

外壁色に近いアイボリー色で。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って、、

配管内部を真空乾燥させます。

分電盤内にアース線がなかったので、室外機側でアースを取っています。

こんな感じで、、

室外機周りが完成。

あとは試運転を行い、、

異常がないことを確認してお引渡しです。
電源工事が案外すんなり進んだので、なんとか一日で完工することができました。

「わぁ、キレイにしていただいてありがとうございます。また他の部屋もエアコン付けることになると思うんで、またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年2月8日木曜日

愛媛県立吉田高等学校で2023年度体験学習出前授業を開催

すみません。Blogが滞っていますね...
細々した工事をたくさんいただいていまして、でもBlogに書くほどでもないなぁと思っていたら放置気味になってしまいます...すみません。

本日は、愛媛県冷凍空調設備工業会の担当理事として毎年開催している、体験学習出前授業に参加してきました。

開催場所は、宇和島市吉田町にある愛媛県立吉田高等学校。
松山から高速道路を通って、約1時間半ほど掛かります。
吉田高校は普通科だけでなく、機械建築工学科、電気電子科などがある、技術系の学校でもあります。
愛媛県冷凍空調設備工業会では、現在の会長のご縁から、数年前から出前授業を行っていて、阿部は担当理事のため、この事業の取りまとめを任命されています。

今回は宇和島のメンバー主体でお願いして、阿部は松山から授業で使う工具類の運搬と、授業の補佐的役割をしました。

授業は4時限の枠をいただいて、我々の業界についての説明、どのような仕事をしているか、環境問題やフロンガスについて、エアコンの仕組みなどの座学を行ったあと、実際にエアコンを持ち込んで配管を接続、真空引きを行って試運転までの一連の作業を披露。

一通りエアコン工事に関して興味を持ってもらった後、実際に銅管の接続部分を加工する、フレア加工作業を体験してもらいます。

初めて触る慣れない工具ですから、失敗もたくさんしますね。
手を取って教えてあげると、さすが技術系の生徒さんなので飲み込みが早いです。
エアコン工事ではこのフレア加工が一番の肝です。
銅管を開いたフレア部分はパッキンの役目も行うため、キズの無いピカピカの鏡面仕上げにならないといけません。

パイプベンダーも用意して、配管の曲げ加工の体験も行います。
4分管ではありますが、初めて体験するには少々チカラがいります。
銅管を潰さず、正確にキレイに曲げるためには、パイプベンダーは必須ですね。

今回もいろいろな体験や、空調業界のことを知ってもらえました。
高校生の間に取れる資格、社会人になって経験年数を踏まないと取れない資格などさまざまあるこの業界。
日々勉強のこの業界に少しでも興味を持って、近い将来同じ世界で仕事ができたらいいですね。
我々の業界にひとりでも多くの優秀な若い人材が加入してもらえる様、これからも頑張って参ります。