マンションから戸建て住宅へお引越しされるお客様のご依頼で、エアコン移設と分解洗浄のご依頼をいただきました。
富士通ゼネラル AS-V22D-W(2015年製) 自動掃除機能なしのスタンダードタイプです。
まずはマンションの方へ取外しにお伺いします。
左側のダイキンは今回取外して処分されます。
取外す時に気になったんですけど、室内機の左下が膨らんでいました。
配管が当たってるのかな?と思って、外す時に確認したんですけど、何も当たってなく、この状態でした...
これは富士通クオリティなんですかね?
フロンガスを室外機側へポンプダウンして、取外していきます。
このダイキンの室外機、加湿機能が搭載されているので、頭にくるくらい重いです(^_^;)
エアコンに加湿機能なんか必要ないんですけどね。
変なこだわりを捨てきれないメーカーは淘汰されてください。
富士通ゼネラルの方は、お預かりして分解洗浄します。
リビングでお使いでしたので、結構カビが見えますね。
フィルターはなかなか凄いことになっていました...
お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
ついでに、室外機も水洗いしておきます。
ベランダ設置だったのに、なぜかツタや枯れ葉がいっぱい出てきました。
もしかして移設は2回目ですかね?
洗浄が完了すると、新居へ取付けにお伺いします。
他の業者さんが設置した2階の室外機が、先に座っています。
気が利く業者さんなら、ここに1階の室外機が座るのが予想できるので、もう少し向こう側へ室外機を置いてくれるんですけどね。
仕方ありません。
なんとかします...
午前中晴れてたんですけど、午後からは小雨になりました。
阿部が濡れるのは全然いいんですけど、施工中、配管内に水滴が入ってしまうと故障の原因になります。
シートを張って、雨が掛からないように準備を。
室内機は1階寝室へ。
背面板を取付けて、配管穴を開けていきます。
配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
結局、この膨らみ部分の修正はできませんでした。
組立時にも何も当たっていないのを確認しました。
ドライヤーで温めてみましたが、治る気配もなく。
残念です...
外部配管は、スリムダクトで化粧仕上げ。
ホント、この室外機が居なければ、楽に作業ができるんですけどねぇ...
かなり苦労して配管接続を行っています。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りは、こんな感じで完成。
プラロックの下にブロックを敷いて、泥ハネ軽減対策。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
新しいお家で、快適にお過ごしいただける様になりましたね(^^)
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