東芝製ルームエアコン お客様支給品です。
既存機は基板の不良の様で、室外機が動きません。
実は量販店でエアコンを購入されて、取替工事に来た業者さんに「隠蔽配管なので、当社では工事ができません。既存配管を使う場合は、配管洗浄が必要です。」と言って帰ってしまった様です。
「配管洗浄が必要」。
少々の知識はある業者さんだった様子ですが、配管内部を点検した訳でも無く、どの様な状況でエアコンが停止して動かないのか確認した訳でも無く、、、どうやって配管洗浄が必要と判断したのか、意味不明です。
たぶん、触りたくなかったというのが本音だと思います(^_^;)
��ちなみに隠蔽配管流用の際、配管内部の残留オイルの状態を確認する必要があります。
コンプレッサ焼損などの場合、オイルが劣化し、異物が管内に残っている場合があるため、配管洗浄が必要な場合があります。)
隠蔽部分の点検を行います。
こちらのお宅の隠蔽施工方法は、ちょっと変わってました。
エアコン上部に点検口があり、そこから壁裏が点検できます。
上から見るとこんな感じです。
水漏れした形跡がありますねぇ。。。
ドレンは断熱されず、立ち下がっていました。。。
外部はこんな状況。
難しい工事ではなさそうですが、ドレンは何とかしたいです。
まずは既存機撤去。
配管内部の残留オイルをチェックし、流用可能な事を確認。
電気系統の故障ですから、まったく問題なしです。
さて、既存のドレン。
VP25を使ってるのはいい事ですが、短い。。。
勾配を付けて延長し、、、
しっかりと断熱処理します。
立ち下げ部分の断熱は、壁剥がないと無理です。。。
室内機を取付けます。
配管類を接続していきます。
ドレンをしっかりと接続。
室外機に配管を接続して、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させる訳ですが、宅内工事を行っている間に、社長に任せていた外部工事が完了してまして、真空引きの写真はありません<(_ _)>
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
今日からまた快適にお過ごしいただける様になりましたね。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
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