2013年7月6日土曜日

お客様施工、、、真空引きナシ・ガス漏れ。。。

ちょっとこれは「修理」じゃなくて、「不良工事」のカテゴリに入れておきますね。。。(^_^;)
「昨年、ホームセンターで安いの買って自分で付けたけど、冷えないんで、多分ガス漏れ起こしてると思うので、ガスの補充をして欲しい。」とのご依頼。。。

お伺いして見ると・・・(・・;)

言っておきますけど、施工途中の写真じゃありませんよ。。。

なかなか、、、


あららら、、、


「真空引きせずに、エアパージもせずバルブを開けた」とお話されていたので、さぞゲージ圧も高いんだろうなと思ってましたが、、、

何のことも無く、漏れてるので関係なし。。。(´・ω・`)

一度全部取り外して、バリバリに剥がされた断熱材を補修から始まって、、、


危険なIV線(左側)を、VVFケーブル(右側)に取替えたり。


キチッとテープ巻き仕上げにして、電動式真空ポンプを使って、配管内部を真空乾燥させます。


真空引き終了後、冷房運転をしながら、


フロンガスを充填していきます。


規定量充填、ガス圧異常なしで、お引き渡しです。

まだまだいらっしゃるんですね、自分で施工される方。。。
新冷媒に替わってから長年経ちましたが、まだ旧冷媒のつもりで施工される方が後を絶ちません。
新冷媒は旧冷媒に比べて、1.6倍の圧力があるため、施工不良の場合、一気にガス漏れが起こります。
また、新冷媒の大気漏洩は地球温暖化を促進し、近年の異常気象の原因とも言われています。
エアコン取付工事は、信頼の置ける業者へのご依頼を切に願います<(_ _)>

太山寺町でUHF・BSアンテナ新設工事

太山寺町で、UHF・BSアンテナの新設工事にお伺いしてきました。


弱電界地域なので、20素子タイプのUHFアンテナで松山本局を狙います。


近くに山があるのと、本局から距離があるのでレベルが低いです。

27ch(テレビ愛媛)がダメなので、ブースター必須となりました。

BSアンテナを取付けて、衛星を狙います。


こちらは問題なく、エラーフリー。


ブースターを取付けて、UHFとBSを増幅混合します。


ケーブルは新たに、各部屋まで通していきます。


今回は2箇所なので、2分配器を設置。


ブースター電源部を設置して、レベル測定器を見ながら、適正レベルになる様に調整を行います。


低かった地デジのレベルも増幅補正されて、エラーフリー。

BSのレベルは撮り忘れました・・・

後は、テレビを接続してチャンネル設定後、映り具合を確認いただいてお引き渡しです。

アベ冷熱技研ではアンテナ工事だけでなく、ケーブルテレビなども、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2013年7月5日金曜日

電工組青年部役員会

夕方から、「松山電気工事協同組合青年部7月定例役員会」に出席してきました。

これもどうしますかねぇ。。。書くことが無いと言えばあれですけど(^_^;)
監事となった身としては、直接事業に携わる事が無くなりました。
今まで、講習会や勉強会、ホームページの運用やら、いろんな事業をやってきた人間としては、少し寂しい感じです。
まぁ、その分、若い人たちににしっかりバトンタッチして行く事も、監事としての役目と感じています。
今晩もいろんな事業について話し合いが行われました。
みんないいメンバーです。
7月~8月いろんな事業がありますが、みんなで頑張って乗り切りたいですね。

ダイキン製エアコン 基板取替え修理作業

昨年5月に分解洗浄をご依頼いただいたお客様から、「エアコンのランプが点滅して動かない」と修理のご依頼をいただきました。

ダイキン AN40DRPV5-W(2003年製)

お伺いしてエラーコードを確認。

「U4異常」→ [emoji:v-109]ダイキン故障診断サイト

原因がいろいろありますが、点検を行い、故障箇所を絞り込んでいき、室外機の制御基板の不良と診断。
基板を取り寄せて、本日取替えにお伺いさせていただきました。

室外機をバラしていきます。
このタイプは「うるるとさらら」なので、加湿ユニットが上部にあります。

これを外すと、

基板が現れます。


新旧交代です。


古い方の基板は、所々黒ズミが見受けられました。


後は元通りに組み上げて、試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

新しいエアコンと取替えるか悩まれていましたが、さすがに昨年洗浄したばかりで、「もう少し使えるなら使いたい」とのご意向でしたので、修理ができて良かったです。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
この様な修理も、お気軽にご相談ください。

2013年7月4日木曜日

1方向吹出し天カセ形ハウジングエアコン取替工事

いつもお世話になっている電気工事屋さんからのご依頼で、天カセエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 1方向吹出し天井カセット形ハウジングエアコン
MLZ-RX502AS(ワイドリニューアルパネル共)


既存機は三菱重工(ビーバー)でした。


当初、修理点検でお伺いさせていただきましたが、1997年製で16年経過しているため部品が無く、取替えをご検討いただいていました。

壁掛けタイプにするか、既存の入替えにするかご検討されていましたが、既存の入替えでご依頼いただきました。

まずは既存機を撤去。


既存隠蔽配管を流用しますが、配管サイズが違うため、異径継手を使ってサイズダウンします。


室内機の吊り寸法も違うため、穴あきL形アングルで位置調整を行います。

ドレンは、既存の25ΦVP管を流用。

室内ユニットを吊り込みます。


配管類を接続。


室外機を取付け、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りが完了。

泥ハネ防止にブロックを1枚づつ敷きました。

室内機側は、既存の開口寸法が少しだけ大きいため、ワイドリニューアルパネルで化粧します。


グリルを取付けて試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「やっぱり新しいのは気持ちがええねぇ。」と、大変喜んでいただきました<(_ _)>

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2013年7月3日水曜日

新築住宅で三菱霧ヶ峰×3台新設工事(隠蔽配管流用)

6月末に、洗浄&移設にお伺いさせていただいた新築住宅で、エアコン3台の新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 ハイブリッド霧ヶ峰
MSZ-ZW633S-W×1台(お客様支給品)
MSZ-BXV253-W×2台(アベ冷熱技研でご購入)


最初に洗浄&移設工事でお伺いしてから日数が掛かった訳には、いろんな問題がありました。

こちらのお宅は、エアコンの配管類がすべて壁の中にある隠蔽配管でした。
この配管はアベ冷熱技研の施工ではなく、建築屋さんの下請け業者の施工です。

まず、室外機を置くスペース。。。

すべての配管がここへ集中していますが、細かくは書きません。
空調屋さんなら、ここに室外機を置きたくはないですよね。。。

そして配管穴は開けっ放しで、雨水が入り放題。。。

しかも1系統、配管が折れていました。。。
新築時はいろんな業者さんが出入りしますから、折られない様に対処しておくのが基本です。
これ、根元で折れているので、建築屋さんに治していただく様にお願いしました。

で、室内側の隠蔽ドレン。

断熱ソフトドレンホースを使用している時点で怪しかったんですが、案の定、逆勾配。。。
これも建築屋さんに治していただく様にお願いしました。

最悪だったのは、配管の末端処理。
雨水が入らない様にテープを巻いて防水処理するのが当然ですが、、、

配管内から水がドボドボ。。。
さすがにこの配管に、新品のエアコンを接続するほどバカじゃありません。

いい加減キレそうになるのを抑えて、天気の良い日を選んで再々訪問。
窒素ガス持参で・・・


配管内部に高圧で窒素ガスを送り、内部の異物を吹き飛ばします。


配管内を乾燥させた後、背面板を取付け。


配管の末端をフレア加工します。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


勾配が直されたドレン配管をしっかりと接続。


室外機を取付け、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りはこんな感じで完了。

いかにも放熱が悪そうなスペースですが、お客様にもご了承いただいているので仕方ありませんね。。。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

お引越しされてから、結構な日数が掛かりましたが、無事お引き渡しできました。
いろいろ問題がありましたが、すべてキレイにリカバリされた建築屋さんに頭が下がります。
お客様は「何回も来て頂いてすみません」とお気遣いいただきましたが、お客様のせいではありませんから。
最低なのは配管施工業者ですね。隠蔽施工の基本の「き」の字も知らないとはこの事でしょう。

何よりも、蒸し暑くなる前にエアコンを設置できて本当に良かったです。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。