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2018年4月17日火曜日

リース契約の電気温水器を買い取りのエコキュートへ取替工事

昨日から取り掛かっていたエコキュート取替工事が完了しました。

三菱電機製エコキュート SRT-C463 追いだき無しのエコオートタイプ お客様支給品です。


既存機はフルオートの電気温水器です。
リース契約をされていて、今度そのリース期間が終了するため、エコキュートへの取替えをご相談いただいていました。

手前にヒートポンプユニットみたいなのがありますが、エアコンの室外機です(^_^;)

いつも思うんですけど、リース品ってこんな施工なんですね...

アベ冷熱技研も施工認定店ですけど、もうちょっとキレイに仕上げますけどねぇ(´・ω・`)

宅内の分電盤内に温水器のブレーカーが無いので、どこにあるんだろうと思ったら、こんなところにありました。

これ屋内用のボックスです。
防雨用じゃないので、雨水が入り込んでますね...
これはよろしくないので撤去してしまいます。

前回もありましたが、排水管が13Φですね。
これも全部取替えます。


四国電力へ電力申請を行って、「エコキュートへ取替えますよ」と報告します。
申請が受理されると、取替工事に掛かります。

まずは、このエアコン室外機を取外します。


排水管を取替えるため、土を掘り返します。


VP30の排水管へ取替えました。

太いほどいいんですけど、他の埋設配管が交差しているため、太い管だと勾配が取れなくなるんです。

既存の電気温水器を撤去しました。


基礎アンカーは流用するため、亜鉛メッキスプレーを吹いておきます。


電源ケーブル・信号線・ヒートポンプ配管を施工します。


新しいタンクユニットを据付け。
配管類を接続していきます。


浴室側へ移ります。
フルオートタイプからエコオートタイプへ変わるため、浴槽アダプターを取替えます。


高温水遮断形浴槽アダプターへ取替えました。


この浴槽循環パイプ。
ユニットバス内部だけ、ハイブリッドホースが使われていました。


このホース、結構使われていますが、ゴム製のため、永年使うと黒い異物が出てきたりします。


なのでこの部分のみ、三層管へ取替えました。


はぃ、途中の写真も撮る間もなく、ヒートポンプユニットも接続完了。


ごちゃごちゃした配管類は、こんな感じでまとめました。

配管工事が終わると、注水。
タンク内を満タンにして水漏れがないか確認。

リモコンを取替えて、電源投入。
台所リモコンで初期設定を行います。


浴室リモコンで湯はりテスト。


勢い良く浴槽に注水が始まりました。

異常がない事を確認して、作業完了です。

あれ?エアコンの室外機はどこへ行った?
ここです(*´艸`*)

タンクユニットの後ろがデッドスペースなので、高置台を使って設置しました。

あとは取扱説明を行って、お引渡しです。

ご主人さんはいつもアベ冷熱技研のBlogをご覧になっているそうで、どんな感じの工事をするかを、ほぼ把握されていました。
信頼いただいてご依頼いただけるのは、嬉しいかぎりです(*^^*)
後日、エアコン洗浄とアンテナ工事のご依頼もいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2018年2月27日火曜日

電気代が高いので電気温水器の3分の1の電気代で済むエコキュートへ取替工事

いつもお世話になっているFB友さんからのご依頼で、エコキュートへの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 SRT-C373 エコキュート370L エコオートタイプです。


既存機は460Lの電気温水器で、四電エナジーサービスのリース品でした。

別に故障したとかではないんですが、電気代を気にされていて、以前からエコキュートに取替えたいとご相談を受けていました。

まず、電気温水器というのが電気代の面でネックですね。

・エコキュートだと電気温水器の3分の1の電気代で同じ量のお湯が沸かせる
・そもそも二人家族なのに460Lものタンク容量は必要ない
・リース品なので長い目で見ると余計な費用が掛かっている

この辺をご説明させていただき、タンク容量を抑えて370Lタイプのエコオートでご依頼いただきました。
なぜ追い焚きができないエコオートなのかと言うと、二人家族なので、今後将来も追い焚きの必要がないとの事でこれに決まりました。
リース品は「故障する」と考えるとメリットはありますが、「故障しない」もしくは「故障したら修理費用を負担する」という考え方であれば、買い取りの方が断然メリットがありますね。

では四国電力へ、電気温水器からエコキュートへの取替え電力申請を行います。

2月初めにご依頼いただいたのですが、実はかなりエコキュートが売れている様で、メーカーに在庫がありませんでした...
とりあえず手配を入れて入荷を待っていましたが、やっと昨日入荷しまして、本日取替えにお伺いしてきました。

まずこの配管類...

浴槽管はゴム製の循環ホースなのに断熱もされず地中に埋まっています...
排水管は細いVP20が使われていて、奥に見えるもうひとつのドレンは接続されていません...

排水管を取替えるため、雨水桝まで掘り返していきますが...
VP20だと思っていた塩ビ管は、地中でVP16へサイズダウンされていました(´・ω・`)


なぜこんな事をしているのか意味が解りませんが、全撤去してVP30へ取替えます。

ほんとはVU50に替えたいところですが、勾配が取れないのでVP30にしました。
距離が長くないので、排水量的には問題ありません。

で、この浴槽循環ホース... これはもう使いません。


浴室から新たに配管をしていきます。
配管を通す穴を外壁に開けて。


新しい配管を通していきます。


浴室まで通りました。


新たに入れた配管は、断熱材付きの三層管です。
右は既存の循環ホース。


三層管は高耐熱ポリエチレンにアルミパイプを挟み込んだ配管で、高温に強く、配管内部からのイヤな臭いがしません。
保温性に優れていて、エネルギーロスが少ないのが特徴です。


古い浴槽アダプターも取替えます。
これ普通のやつなのでNGです。


エコオート専用の高温水遮断形の浴槽アダプターへ。


既存の電気温水器を撤去します。

既存のコンクリート基礎はしっかりしているので、そのまま流用します。

錆びたアンカーは流用しません。切り飛ばしてしまいます。


溶融亜鉛メッキ仕上げの新しいアンカーを打ち込みます。


配管工事を進めていきます。
配管類は美観もそうですけど、耐久性と保温性も考慮してスリムダクトへ収めます。

この辺りは新築でも配管を転がしている業者さんが多いですが、阿部的には譲れないところです。

タンクとヒートポンプを据えて、配管類を接続。
細かいところまでしっかりと保温材を巻きつけます。

配管工事が完了すると、タンクへ注水開始。

タンクが満杯になるまで時間が掛かるので、リモコンを取替えていきます。


タンクが満水になると、台所リモコンも取付けて電源投入後、初期設定。


試運転で湯はりを行います。


勢い良く浴槽に注水が始まりました。

異常がない事を確認して、作業完了です。

あとは、取扱説明を行ってお引き渡しです。

電気温水器からの入れ替えなので甘く見ていましたが、結構時間が掛かってしまいました。

お客様には「キレイに仕上げてもらって、ありがとうございます。」とのお言葉と、FBへのコメントもいただきました(*´ω`*)

Sさん、いつもありがとうございます。
念願のエコキュート。来月からの電気代も楽しみですね(^^)

アベ冷熱技研は、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2017年4月27日木曜日

大きな音がする灯油ボイラーを快適なバブルおそうじ機能付きエコキュートへ取替工事

先週から取り掛かっていたエコキュートへの取替工事が完了したので、お引き渡しにお伺いしてきました。

三菱電機製 SRT-ST462 フルオートW追いだき&バブルおそうじ機能付きエコキュートです。


施工前はこんな感じ。


灯油ボイラーをご使用でしたが、運転音が高く近所迷惑だということで、エコキュートへの取替えをご相談いただいていました。

こちらのお宅も例のステッカー貼られていますね...
まぁ深くはツッコミませんが、もぅモザイクも掛けませんよ(p_-)

この業者さんの施工かどうか判りませんが、配管に断熱材も巻いて無くて丸裸です...

いろいろ満載ですが、このボイラー周りの配管は今回、全部撤去します。

数種類のパターンでお見積りさせていただき、機種が決定したので、図面を作成して四国電力へ申請します。


まずはタンクユニットを置く、コンクリート基礎を造ります。

給水・給湯・排水管を取り回して、型枠を造ります。

砂・砂利・セメントに水を混ぜて、コンクリートを流し込みます。

固まるまで、一週間ほど寝かせます。

エコキュートの電源工事に掛かります。
ボイラーの脇に引込開閉器があるので、ここから分岐することにします。


あれ?なんか既に2本分岐されてますよ?
もしかして、この100均ボックス...


やっぱり...(^_^;) 経年劣化で、触るだけでフタがボロボロと崩れました...


一度、全撤去します。

もともとこの場所に、電力量計が付いていた様ですね。
この上の部分は増築されたそうで、そのときに2回路分岐増設したみたいです。

はぃ、こんな感じで、しっかりしたプラボックスに収めました。


次に、浴槽の循環アダプターを取替えます。


既存の循環パイプはこんな感じでした。
銅管で内部に青錆が多かったため、これも全部取替えます。


配管を三層管に取替えて、スリムダクトに収めます。


いろんな配管が交錯しているこの部分も、妥協せずスリムダクトで(*^^*)

既存のガス配管がうねうねしてて、かなり残念なことになっていますが、ここは触ることができません。

しっかりした基礎が出来上がったので、設置準備に掛かります。


タンクユニットを設置して、配管類を接続していきます。


ヒートポンプユニットも接続していきます。

配管接続が完了すると、注水を行い水漏れがないか確認します。

タンクが満水になるまで時間が掛るので、リモコンを取替え。


電力量計も、アナログメーターから、、、


スマートメーターへ取替えます。


タンクが満水になると、電源を投入して初期設定。
沸き上げ運転が始まります。


フロリモコンで、お湯はり試運転開始。


勢い良く浴槽に注水が始まりました。

異常がない事を確認して、エコキュート設置作業完了です。

あとは、使い方をご説明してお引渡しです。

「大変な工事やったなぁ。キレイにしてもろてありがとう。これで安心してお湯が使えるわぃ。」と、大変お喜びいただきました。

あれ?ガスが残ってるからオール電化じゃないじゃん。
はぃ、「オール電化割引き」っていう制度がなくなったので、オール電化という言葉も今後は無くなってきますかね。
新しい制度になって、ガスが残っていようが、灯油が残っていようが、時間帯別契約が選べるので、「ガスで調理するのが好き」と言われるお客様にも、今回の様にお得な電気料金体系が適用できます。

アベ冷熱技研は四国電力計器認定店、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>