2000年12月1日金曜日

依頼する業者を選択してください。(-_-;)

001201.jpg

 「エアコンが効かないんで見て欲しい。」とのコール。

 現場に到着してエアコンを見てみると、配管に化粧テープも巻いていない。。。
 見るからにプロの工事ではなさそうである。
 ゲージを使用してガス圧を測ると、少量は残っているようだが少なすぎる。

 配管接続口を見ると、オイルがにじんでいる。
 その接続口には、白いテープらしきものが。。。

 「お客さん、この工事どこの業者に頼んだんですか?」
 知り合いの水道屋に。

 やっぱり。。。白いテープは水道用のシールテープだったのね。
 ガス漏れして当然。。

2000年10月27日金曜日

冷媒回収技術者?・・・(-_-;)

 メールで、お問い合わせいただきました。

【問】・・・「大変恐縮なのですが、「冷媒回収技術者」の資格につきまして、2点教えて頂きたいことがあります。
 フロンガスの回収に携わろうとする時、「冷媒回収技術者」の資格が必要なのだそうですが、

��)この資格はどこが試験を管轄されていて、どのようにすれば取得できるのでしょう?
��)「冷媒回収推進・技術センター」の連絡先はどちらになりますでしょうか?
��ホームページを探したのですが見つからなかったのです。)

 ちなみに私は現在、高圧ガス関連の仕事のアルバイトをしている大学院生なのですが、フロンガス回収の必要性に興味を持っております。」-北海道大学地球環境科学研究科の学生さんよりお問い合わせいただきました。

【答】・・・北海道大学ですか?やっぱりインターネットは、距離を感じませんね。
 さて、冷媒回収技術者の資格について興味があるとお聞きしました。
 わたしたちの業界では、ほとんどの方がこの資格を持っておりますが、まだまだ一般社会に「冷媒回収」という言葉が浸透しておらず、回収にお金がかかるということで、なかなかご理解いただけないことが多いのが現実です。
 一般の方がこの資格に興味を持っていただけることを、大変嬉しく思います。

 お問合せの件ですが、「冷媒回収技術者」の資格習得は大変簡単です。
 「冷媒回収推進・技術センター」主催の講習会を受講し、修了試験に合格すれば、自動的に登録され、2~3ヶ月後に「冷媒回収技術者登録証」を送ってもらえます。
 この講習会を受ける受講資格は特にありませんので、誰でも受けることができます。

 資格習得の問い合わせ先ですが、「冷媒回収推進・技術センター」は(社)日本冷凍空調工業会・(社)日本冷凍空調設備工業連合会(日設連)・日本フルオロカーボン協会が運営しております。
 (社)日本冷凍空調設備工業連合会(日設連)は当社のような設備工事業者の集まりです。
 ここの北海道支部がございますので、そこにお問い合せするのが早いと思います。

��社)日本冷凍空調設備工業連合会(日設連)のホームページにもぜひ立ち寄ってみてください。
 http://www.koeki.net/jarac/

【後日】・・・「札幌に問い合わせ先があり、ほっといたしました。

 今現在私は大学院生ではありますが、机上の研究というよりもっと現実に近い部分で環境悪化を防げることを実行していくということの方が重要だと感じております。
 御存知のことかと思いますが、大学の研究者の多くは自分の業績を上げることが過度に目的化し、私の所属する場も地球環境科学研究科という看板を持ちながら、今この瞬間にも進行しつつある環境問題にたいして手を打とうとする研究者はあまりいないからです。
 これは明らかに何か狂っていると思います。

 私は偶然なのですが、高真空中で炭酸ガスを抽出したり、圧縮天然ガスを扱う仕事に携われました。 そこでガス関連の実用的知識をもっと膨らませていき、環境にかかる負荷を多少なりとも減らしていける実質的なことをしていきたいと思っております。
 そういう中オゾン層破壊・温暖化に直結するCFCの回収が徹底されていない現実にたいして何かできる気がしております。
 何らかの形で起業もしてみたいのですが、今のところ地元のNPOと協力してCFC回収を市民レベルでもっと推進していけないものかな?と考えております。」

・・・と、後日メールをいただきました。
日本はこう言う学生達をもっとバックアップするべきだと思いませんか?

2000年9月15日金曜日

何者だ!!(~_~メ)

000915.jpg

 お休みの日。
 朝起きて朝食をとっていたところ、家の裏の方からぼこん!がらがら!!とけたたましい音。

 なんじゃ?と思い裏の方へ行ってみると、重ねてあった発砲スチロールが崩れていた。
 風が強いので崩れたのかな?と思ったが、ふっと過去のことを思い出しボイラーのところへ行ってみると、案の定ステッカーが貼ってある。
 まったくもって、不届きな業者だ!

 以前もなにも言わず、勝手に人の敷地に入りこんで、いかにも「うちのボイラー」と言わんばかりのステッカーを、施工した業者が貼っているステッカーの上に貼り付けて行ったのである。(当社のステッカーの上に。。。)

 一言セールスでもして帰るのだったらかわいいものを、空き巣のように入り込んで逃げていく。
今度来たら、ひっ捕まえて不法侵入で警察に突き出してやる!ぷんぷん。。。

2000年9月10日日曜日

うおっ!水が溢れてきた!(@_@)

 某F社のルームエアコン取付完了後、ドレンのテストをするため室内機のドレンパンに水を注いでいると、外に流れるはずの水が室内機から溢れだしてきた。

 「施工ミス?まさか。」
 不安になりながら、外に出てドレン吸引器でホースを吸引してみたが、押すことも引くこともできない。
 ホースが潰れてるにしても、まったく吸引できないとは?
 急いでポンプダウンし、室内機を外してみてもドレンホースは潰れていない。

 「まさかね~?」と思いつつ室内機をばらしてみると、なんと!ドレンパンに排水用の穴が開いていないではないか!!!

 もちろん、メーカー責任で商品交換という結末でした。

2000年8月26日土曜日

初心に返って、きちんと説明。。(-_-;)

 夜中12時すぎ、けたたましい電話のコール。

 「昨日、取付けたエアコンが止まらない。」と施主様から。
 リモコンの「運転/停止」ボタンを押しても、反応しないとのこと。
 ん~?昼間、試運転したときはきちんと作動していたのに。。。

 電話でいろいろ説明するが、相手はおばあちゃん。
 「わからんけん、見に来い。凍えて風邪ひいてしまうわい。」というやり取りを、約30分。。。
 「もう、コンセントを引き抜いてください!」と言おうとしたところ、まてよ?

 おばあちゃん、リモコンはどっちに向けて操作してる?

 「はあ?・・・」・・・「テレビのリモコンと同じように、エアコンのリモコンは室内機に向かって操作してる?」。。。

 そんなもん、知らん!ガチャ!プーップーップーッ。。。。。

 それからコールがないんで、商品の異常ではないみたい。今度からきちんと説明しよ。

2000年8月18日金曜日

水が垂れて出る原因は何ですか?・・・(-_-;)

 メールで、お問い合わせいただきました。

【問】・・・「室内エアコン本体から水が垂れて出る原因は何ですか?どうしたらいいのですか?教えて下さい。」

【答】・・・室内機からの水漏れ原因の多くは、ドレンホースの詰まりか、ドレンホースの接続不良、室内機が傾いている、あるいは銅配管の断熱不良で結露している等が考えられます。
 いずれにしても、室内機の分解及び取り外しなどを行う場合がありますので、信頼できる業者に依頼するのが間違いないでしょう。

2000年7月1日土曜日

チェックしても、外れるんですね?(~_~)

 某J社のルームエアコン取付完了後、試運転のためリモコン操作。。。
 え(*_*;反応なし?

 試運転スイッチを操作すると強制運転で動くので、リモコンか室内機の受信部のようである。

 この時点で、メーカーのサービスへ症状を説明すると、「室内機の受信部のコネクタが外れているハズです。」

 ハズです?ん~?案の定、カバーを外してみると外れている。。。それも、コネクタにきちんとチェックマーキングまでしているのに。

 メーカーのサービスマンも即答できたということは、しょっちゅうあるんでしょう。

2000年6月1日木曜日

こんなの同業者と言えないな(-_-;)

 「知り合いの電器屋さんにエアコン取付けてもらったんだけど、どうも冷えないんで見てほしい。」とのコール。

 ガス充填ができるように道具を揃えて現場へ。
 取付状態を見て、「なんちゅうええ加減な工事や?」と施主様の前で口から漏れそうになってしまった。

 室内を配管が2mほど通っているのにもかかわらず、補助断熱もしていない。
 その上、貫通穴にパテも詰めていない。なんじゃ?こりゃ?

 冷えない原因を調べるためガス圧を測ると、ゲージの針が動かない。。。ガス漏れ?

 ふっと、気になって二方弁と三方弁のバルブを覗いて見ると、、、
 閉まってる。。。
 その場で一同、唖然。。。

 バルブが閉まってちゃガスが回らず冷えません。
 「安かったんよ。この取付けしてくれた人。」と施主様。

 そりゃ安いでしょ。。。って言うより、お金払ったんですかっ?!(;O;)

2000年5月27日土曜日

漏電しているようなのですが・・・(-_-;)

 メールで、お問い合わせいただきました。

【問】・・・「何やら浴槽の水がビリビリして、どうも漏電しているようなのですが、どうしたら良いのでしょうか?何か素人にもできる応急処置的なものがあったら、ぜひ教えていただけませんか?」と近畿地方の方からお問い合わせいただきました。

【答】・・・非常に危険です。笑い事ではありませんから、お近くの電気工事店さん(有資格者)に点検してもらいましょう。
 触らないのが一番です。
 特に体が汗や水で濡れているときは、電流が流れやすいためもっとも危険です。