2024年3月2日土曜日

保管していたエアコンを洗浄して新しいお家へ取付工事

いつもお世話になっているお客様から、エアコン分解洗浄と取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GE2218-W(2018年製) スタンダードタイプです。

今回のエアコンは、お家の建替えをされる際にアベ冷熱技研で取外しをさせていただき、保管されていたものです。
パッと見だと汚れていませんが、キッチンで使っていたため油分付いて臭いが出ていました。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
昨年新築されたお家なので、このお部屋は新設になります。
コンセントの位置が残念です...
コンセント側の外壁は玄関側になるため、配管穴は右側に取付けて室外機も右側の方へ置きます。
ホント、コンセントが残念です...

位置決めをして、配管穴を開けていきます。

配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は外壁の色に合わせて、ホワイト色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
コンセントが残念...
今朝は雪がちらつくほど寒かったですが、これでこのお部屋も快適にお過ごしいただける様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2024年3月1日金曜日

お引越しで持って来られたエアコンを屋根置き取付工事(ガルバリウム屋根・壁)


初めてのお客様のご依頼で、エアコン取付工事にお伺いしてきました。

取付けるエアコンは、お引越しで取外されたものです。

取付けるのは、配管穴のないお部屋です。

外壁はガルバリウム鋼板製。

屋根も同じく。室外機はここに置きます。
最近こういう建物、増えてきましたね。

作業に掛かります。
壁裏センサーを使って、壁内の柱の位置を避けます。

位置決めをして、配管穴を開けていきます。
青いコアドリルは、ガルバリウム鋼板用のコアです。

配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は外壁の色に合わせて、ホワイト色のスリムダクトで化粧仕上げ。

室外機を屋根の上へ持ち上げます。
そろそろこういう作業もキツくなってきました...

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
溶融亜鉛めっき仕上げの屋根置台の下にC形チャンネルと防振ゴムを敷いて、屋根のハゼ部分を交わしています。
簡単に見えますが、結構手間が掛かっています。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

リビングで5年半お使いの三菱霧ヶ峰エアコン分解洗浄作業

いつもお世話になっているお客様から、エアコン分解洗浄のご依頼をいただきました。

三菱電機 MSZ-FLV6318S-W(2018年製) フィルター自動掃除機能なしタイプです。
2018年にアベ冷熱技研でお買い上げいただいて、リビングに設置したものです。

5年半、冷房運転のみのご使用で、こんな感じです。
リビングとキッチンが続きになっているので、湿気が多いのが原因かと思われます。

室内機を取外して、お預かりします。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると取付けにお伺いします。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
これでまたしばらくは快適にご使用いただける様になりましたね。

「ありがとうございました。また他の部屋もお願いすると思うんで、よろしくお願いします。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2024年2月29日木曜日

1階リビングから2階子供部屋へ有線でLANケーブル配線工事

初めてのお客様のご依頼で、LANケーブルの配線工事にお伺いしてきました。

今回のご依頼は、1階リビングに光ONUと無線ルーターが設置されていて、2階のパソコンのネット接続を、無線でなく有線で行いたいというご希望です。

まずはできるかどうか現地調査へ。
リビングのテレビの脇にネット機器とルーター、電話機が置いてあります。

大体のお宅は、浴室の点検口のところにテレビ関係の機器や、電話の配管がまとめられています。
ちょうど目の前に、黒い電話用の空配管も見えますね。
しかしこの配管... これは後ほど。

この建物は在来工法とはちょっと違うため、リビングから浴室の天井裏までケーブルが通ったとしても、梁と床板の隙間がまったくないため、2階への配線立ち上げができません。
なので、この点検口は今回の作業にまったく利用できません。

リビングのコンセントを開けてみると、引込側の配管だけでなく、もう一本空配管が見えます。
これも引込み側なんだろうなと思いましたが、どうにか利用できないか行き先を調べてみます。

※図面見たら解るだろ?と思う方がいらっしゃるかも知れませんが、こういう電話配管は図面に記載されていません。

外のキャビネットのところを確認すると、防雨カバーが二つ。
左側に切断された光ケーブルが垂れ下がっていたので引っ張ると、スポッと抜けてしまいました。

もしかしてと思って、先ほどの浴室の点検口にあった空配管に呼び線を入れてみると...

あぁ、やっぱり。この配管は、浴室の点検口と繋がっていました。
この管は使えませんね。

という事は、リビングの空配管は右側の防雨カバーかな?と思ってはぐって見ると...違いますね。

リビングの空配管はどこへ...と思って見上げると、2階の引込点のところにも防雨カバーが。

2階の点検口から、屋根裏を探ってみます。

ありました!黒い電話の配管が。
下から立ち上がって来て、屋根裏を横引きして引込点の方向へ向かっていました。
この配管を利用すれば、リビングから2階の屋根裏までLANケーブルを立ち上げることができます。

2階の屋根裏まで立ち上げれば、あとは壁の中を通してコンセント付近まで通すだけです。

という訳でルートが決まったので、本日作業開始です。
まずは2階子供部屋のコンセントをはぐって、壁内に呼び線を立ち上げていきます。

屋根裏へ上がって、立ち上げた呼び線を探ります。

外壁側なので断熱材がパンパンに入っているため、数回トライしてなんとか通りました。

調査の際に2階屋根裏で見つけた電話の配管を、途中でカット。

引込側へ向かっている配管は将来的にも使わないと思いますが、何か通すかも知れないので、点検口付近まで延長しておきます。
黒い配管はTLチューブと呼ばれる管ですが、持ち合わせがないのでPF管で延長しました。

点検口付近に管をまとめておきます。
ここからLANケーブルを呼び線に繋いで、、、

1階リビングから呼び線を引っ張ると、LANケーブルが出てきます。
出てきます...
出てくるハズなんですけど...
呼び線だけ抜けてしまいました...???

少し冷や汗をかきながら、配管が通っているであろうルートを探ります...

お家の中を探していると、お客様が「ありました!」と、2階の別の部屋の鏡台の後ろからコンセントが...
良かった...ここを経由している様です。

ここからまた1階へ向けて、管内を通していきます。

良かった~...リビングまでLANケーブルが通りました。

LANモジュラを取付けて、元通りに。

2階の部屋には、コンセントの脇に開口して、、、

LANモジュラを新設。

あとはチェッカーを使って。

きちんと繋がっている事を確認して、作業終了です。

これで快適にネットが使える様になりましたね。
「大変な工事でしたね。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研では、この様なネット・通信系の工事もお引き受けできます。
お困り事などありましたら、お気軽にご相談ください。