2023年10月25日水曜日

賃貸マンションで間取り変更リフォームに伴う電気設備改修工事

Blogが滞っていますが、毎日バタバタとさせていただいています。

本日は、8月から取り掛かっていました、賃貸マンションの一室をリフォームするための電気工事の最終日でした。

いつもの賃貸マンションです。
入居者が出て空部屋になったタイミングでリフォームを行っています。
今回は間取りの変更もあるため、いつもとはちょっと違います。
この和室はなくなって、ダイニングと繋がって広いLDKになります。

既存のエアコンは能力不足になるため、新しいものに取替えます。
このエアコンは年式が新しいので、分解洗浄して保管しておきます。

工事が始まったのは8月初旬でした。
夏場の忙しい時期は避けてほしかったんですけど、大工さんを待たせる訳にもいかず、合間を見て現場入りしました。

壁を取っ払ったので、コンセントやドアホンの位置変えなど、やること山盛りです...

ひとつコンセント回路が使えなかったのでおかしいなぁと思っていたら、壁の中でビスで突き刺されていました。
このケーブルは使えないので、新たに引き直します。

大工さんが間仕切りを組みだしたところで、コンセントやドアホンのケーブルを仕込んでおきます。

エアコンも邪魔なので、取外しておきます。
ここまでが8月の作業でした。

すぐにボード貼ってクロスも終わるのかと思ったら、しばらく放置されて10月中旬にクロスが終わったとの連絡が入りまして、一昨日から現場へ。
見違えるほどキレイに仕上がっています。

まずは、エアコン取付けから。

いつも通りの流れで。

ベランダ周りはこんな感じで完成。
外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。

取付けが終わると試運転を行い、異常がないことを確認してエアコン完了。

分電盤も耐用年数が遥かに超えているので、

新しいものに取替えます。

配線器具も新しいものに。
すべてコスモシリーズの配線器具をチョイスしています。

配線器具が変わると、部屋の雰囲気もグッと変わりますね。

照明はすべてLEDのものに。

トイレの二室用換気扇は、音が高くなっていたので新しいものに取替えました。

ドアホンは元々付いていたものを、配置を変えて再取付け。

工事完了後、チェックを行ってお引渡しです。
これで新しい入居者さんは、気持ちよくお過ごしいただける様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2023年10月14日土曜日

量販店で高さ的に標準タイプは取付けできないと言われたエアコン取替工事

初めてのお客様のご依頼で、2台のエアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2223-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機は富士通ゼネラル製が2台。
こちらは2008年製。15年お使いです。

こちらも富士通G製。
2003年製。なんと20年お使いでした。

実は量販店でエアコン購入されて、取替工事に来た業者さんが既存機の設置状況を見て、「持ってきているエアコンは高さが合わない(高さ30cm)ので、取替えできません。高さの低い機種(高さ25cm)でないと無理です。」と言われて、持ち帰ったそうです。
その後の業者さんの対応に不信感を持ったお客様は、いろいろと調べられてアベ冷熱技研へご相談いただきました。

確かになかなかタイトな感じです。
お客様は、あまり使わない部屋なので安価な機種が良いとの事です。
東芝や富士通Gのであれば、安価な機種で高さ25cmのものはありますね。
でも現地調査をさせていただいて、三菱霧ヶ峰のGVタイプでもいけると判断させていただき、ご依頼いただきました。

では、作業に掛かります。
本日は午後から雨の予報なので、かなり気が焦る状況でのスタートです。
2台とも2階で、既存の配管化粧カバーは流用をご希望です。

室外機はこういう状況。
基本的にガスボンベとは離隔距離を置かないといけませんが、ここにしか置くところがないので、取替えも既存の位置に置くしかありません。
お客様にはガス屋さんにご相談される様、お伝えしておきました。
(ガス屋さんの判断で、隔壁を設置する場合があります)

既存機を撤去していきます。

既存のダクトは未来工業製。賃貸アパートなどによく使われているタイプですが、結構扱いにくいです。

扱いにくい上に、外壁塗装された際にペンキ屋さんがダクトも塗っているため、隙間に塗料が吸着していて、外すのに一苦労です...

撤去完了です。

配管穴にはスリーブが入っていません。 あれ???

なにか柱の様なものが見えると思ったら、筋交いの真ん中を貫通してしまっていますね。
残念です。どうすることもできません。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

天井面と室内機の隙間は、45mmほどです。
高さ30cmの室内機でも設置できました。
修理などのメンテナンスを考えると50mm以上は確保したいところですが、穴の位置が決まっていますから。
そもそも霧ヶ峰はそんなに頻繁に故障しないので。

既存のダクトも割れることなく、流用できました。

手で触った跡が残らない様に、雑巾で拭き上げておきました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
既存ダクトの経路が気になりますが、流用なので仕方ありません。

試運転を行い、異常がないことを確認して1台目完了。

ここで昼休憩というところですが、雨が気になるので昼食を取らずに作業を進めます。
2台目の配管ルートはこんな感じ。
いやぁ、これどうしよう~...

室外機もなぜこんなところに...
化粧カバー流用なので、同じルートで同じ位置に設置します。

ハシゴはまともに掛からないので、斜め掛け。
光ケーブルや電話線、電源ケーブルの引込みが密集しているので、かなり神経を使います。

撤去完了。

こちらも同じく、筋交い貫通。同じ業者さんですかね?

こちらの穴はまた一段と高めで、試練を与えてくれます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

背面板を設置。
配管穴と背面板の下面の位置関係はこんな感じです。
ドレンが逆勾配になるんじゃないの?と思われるかも知れませんが、霧ヶ峰ならこのくらいは全然許容範囲です。
だから高さ30cmでも取付可能とお答えができるんです。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

この隙間に配管を通して、ダクトカバーを元通りにするのはかなり大変でした。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

あとは試運転を行い、異常がない事を確認して、すべての工事が完了です。

こちらの天面も、このくらいのスペースは確保できました。
雨も降る降る詐欺状態で、一瞬ポツポツってきたくらいで終わって良かったです。

「キレイに取付けていただいて、化粧カバーもそのまま使っていただいて、ありがとうございました。霧ヶ峰が付けれるとは思ってなかったんで、相談して良かったです。またお願いしますね。」と、お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2023年10月13日金曜日

【お知らせとお詫び】エアコン分解洗浄の受付再開時期について

Blogが進んでいませんね。
今週はずっと愛媛CATVの光ケーブル化工事で、バタバタと走り回っています。
光化工事に関しましては、過去に当社でお申し込みいただいたお客様のみお引き受けさせていただいています。

さて、そんな事より「エアコン洗浄の受付再開はいつ?」とお問い合わせをいただく時期になりました。

大変申し訳ございません!
本日より約一ヶ月ほど、アベ冷熱技研の事務所がある建物はこんな状況になっております。
新築からほぼ30年を迎えるこの建物。
これまでまったくメンテナンスしていなかったため、この度外壁塗装を行うことになりました。
二週間程度で終わるのかと思ったら、一ヶ月ほど掛かるそうです。

よって、本日より約一ヶ月間、エアコンをお預かりしても洗える場所が無いのです...
一ヶ月先でご予約を受けることも考えましたが、雨の状況次第では一ヶ月先に終わっているかどうかも分かりません。

楽しみにお待ちいただいているお客様には大変申し訳無いのですが、何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。