2022年4月12日火曜日

分譲マンションでエアコン2台取替えと1台移設工事と...失敗

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-BXV2221-W ムーブアイ搭載自動掃除機能付き霧ヶ峰
三菱電機 MSZ-AXV2221-W ムーブアイ搭載スタンダードタイプ霧ヶ峰
の、2台をお買い上げいただきました。

早速、作業に掛かります。
1台目は東芝製。
7年前に分解洗浄させていただきました。
まだ動きますが、繁忙期に故障すると大変なので、早めに取替えておきたいとの事です。

このお部屋だけなんですけど、配管穴の位置が異様に高い位置にあって、高さ30cmの一般的な室内機では水勾配が取れません。
既存の室内機も、洗浄の際に一度高さを上げています。
今回新たに取付けるのは、高さ25cmのBXVタイプなので、勾配はしっかり取れそうです。

ベランダ周りはこんな感じです。

既存機を撤去しました。

今回取替えるに当たって、配管がテープ巻きだったところをMDダクトで化粧仕上げにすることと、配管穴の中で配管ジョイントされていたものを、室内機を左に寄せてジョイント部をメンテナンスしやすい位置にします。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

BXVは、まだMDダクトのトン付けに対応していないので、久々にダクトを加工してピッタリ合わさる様に。
どうも雑念が入っていたのか、合わさり具合が微妙な感じになりました...
修行が足りませんね(^_^;)
この部分、コンマ何ミリの違いで見た目が大きく変わるので、結構神経使って時間が掛かります。

外部化粧カバーは流用です。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、1台目が完了。

2台目に掛かります。
こちらは日立製。
新しいものに取替えますが、既存機は外して隣の部屋へ移設します。

ベランダ周りはこんな感じでした。

既存機を取外して、新しい室内機の背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、2台目が完了。

3台目の取付けは、先ほど取外したエアコンの移設です。
これまた右側配管なので、1台目と同じ様な工法で。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、新しくスリムダクトを取付けて化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

ベランダ周りは、こんな感じで完成です。

今回の工事、一人での作業なので一日半掛かりました。
実は昨日、1台目の作業が終わってシートを畳もうとしたら...

あれ?障子が破れてる...
マスクして必死で作業していると、足元が疎かになりがちですね。
何を当てたのかもまったく分かりませんが、作業前に確認するとか、障子を外しておくとかの配慮がなかった阿部の責任です。

お客様に弁償させていただくお話をすると、「いやいや、もういいですよ。どうせ長年使って焼けてるし。」と言われましたが、この破れたところは障子を閉じると一番目立つ位置に来るので、やっぱり治させてくださいとお伝えしたところ、「じゃぁいい機会なんで、うちがお金出しますから全部貼り替えてもらいましょ。阿部さん紹介してください。」というお話になりまして...

今朝、知り合いの襖屋さんに貼り替えてもらうために、阿部の作業中に打ち合わせも兼ねて引き取りに来てもらいました。
来てもらったんですけど、5枚のうち2枚が異様に背が高くて、エレベーターに乗りません...

いやぁ...階段で行くしかないでしょう...
さすがに阿部のミスが発端ですし、年上の襖屋さんにお願いする訳にもいきませんしね。

え? 最上階の14階ですよ。。。
朝から狭い階段をできるだけぶつけない様に、大汗かきながら、幾度となく休憩を挟んで降ろしました。

そして夕方。頑張って一日で貼り替えてくれた襖屋さんと一緒に、14階まで搬入させていただきました。
キレイに貼っていただいたのに、写真を取り忘れるくらい体中が震えていました(´;ω;`)

お客様には、失敗をしたのにも関わらず、「お疲れ様でした。キレイに取付けてもらって、ついでに障子もキレイになって良かったです。またお願いしますね。」と、帰り際にお土産までいただきました。
阿部は、いいお客様に恵まれて、本当に幸せです(u_u*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年4月9日土曜日

マンションでエアコン取替えついでに室内配管化粧カバー取付工事

以前、分解洗浄をさせていただいたお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

ダイキン製スタンダードタイプ お客様支給品です。

既存機は、東芝製のフィルター自動掃除機能付きタイプでした。

4年ほど前に分解洗浄をさせていただき、まだ動いてはいますが、11年経過しているので故障する前に取替えて置こうという事です。

3月始めにご連絡いただいていましたが、「急がないので、阿部さんにお願いしたい」と、ありがたいお言葉に甘えさせていただきまして、約一ヶ月お待ちいただいての施工です。

今回取替えに当たって、このテープ巻き部分を化粧カバー仕上げでご提案させていただきました。
そもそも、なぜ右に寄せて取付けているんですかね?
これ、配管穴の中にジョイント部分が入ってしまっていて、洗浄の時に取外しで苦労しました。
後のメンテナンスのことなど、まったく考えられていない施工方法です。

作業に掛かります。まずは既存機を撤去。

MDダクトを取付けて、背面板を設置。

配管接続部が穴の中に入ってしまわない様に、室内機を左へ寄せています。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。
外部の配管化粧カバーは流用です。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「お忙しいところ、ありがとうございました。室内機が右に寄ってるのが気になって仕方なかったんです。左に寄せてもらって、キレイに仕上げていただいてありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年4月8日金曜日

エアコンが漏電???専用回路不良で改修電気工事

午後からは、漏電回路の改修工事にお伺いしてきました。

年明け1月に、「阿部さんに取付けてもらったエアコンが漏電してるみたいで、家中の電気が使えなくなったんですけど、見てもらえませんか?」とご連絡いただき、現場を終えて夕方点検にお伺いしていました。

阿部が到着した際には、エアコンのコンセントは抜かれ、電気は復旧していました。

お客様にお話を聞くと、復旧方法を四国電力に教えてもらったそうですが、エアコンのコンセントを抜いても主幹ブレーカーが切れていたそうで、仕方ないのでエアコン専用のブレーカーを切ったら復旧できたそうです。

え?それって、エアコンが悪いんじゃないじゃないですか...(^_^;)

エアコンのコンセントを抜いた状態で、絶縁抵抗を当たってみます。
うわっ!針が振り切れましたよ!漏電どころか短絡してますね...

湿気などでコンセントが不具合起こしているかも知れないので、一応コンセントを外してケーブルを開放してみます。
それでも絶縁抵抗計の針は振り切れたまま...
天井裏を通っているケーブルのどこかで、被覆が剥げているとかの不具合が起こっている様です。

とりあえずケーブルを抜き差しして動かしてみたところ、測定値が良好に(^_^;)
やっぱり天井裏で何かが起こっていますね。

点検口は浴室のみ。
天井裏を見てみると大きな鉄骨の梁があって、リビング側がまったく見えません。

恐らくこの隙間を通っているケーブルが、エアコンの回路だと思われます。
ネズミがかじったか、鉄骨の一部に触れて、長年して被覆がはげたか。。。
どちらにしろ、このケーブルは使えません。

という訳で、夏が来るまででいいので治してくださいとご依頼いただいていまして、本日お伺いしてきました。

新たに分電盤からリビングのエアコンのところまで、ケーブルを引きます。
鉄骨造で、天井裏や壁内は通らないので、すべて露出配線となります。
以前、増築された際に、他の業者さんが3回路増設されていたので、それと同じ経路で配線していきます。
屋内は化粧モールで。

以前施工された業者さんが、延々とPF管でやっているので、パイプが波打ってますね...

アベ冷熱技研では、屋外はVE管でケーブルを保護。

複雑な曲がりがあるところのみ、PF管を使用します。

ブレーカーは既存のものを流用します。

既存コンセントは、H鋼の柱の中に取付けられていました。

H鋼に穴を開ける訳にはいきませんから、コンセントの位置を変えて完了。

あとはエアコンの試運転を行って、異常がない事を確認してお引渡しです。
はぃ。霧ヶ峰くんの疑いが晴れてよかったですね(^^)

「いつも丁寧にしていただいて、ありがとうございます。またエアコンの洗浄もお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

CATVの同軸ケーブルから光ケーブル化工事は一筋縄では行かないこと多々

愛媛CATVの光ケーブル化が進んでいます。
エリア別にルート営業さんたちが回っているので、お話聞いてあげてください。

アベ冷熱技研では、過去に当社施工させていただいたお客様が「阿部さん希望」と言っていただいた場合のみ、光化工事をお引き受けしています。
(※注:できれば直接阿部に申し込んでいただける方が、同時に事前調査もできてありがたいです)

そんな事で、今朝も光化工事にお伺いしてきました。
愛媛CATVから工事依頼の電話があったのは、確か2月後半でしたか。
もう予定がパンパンでしたので、「4月でもよければ受けますけど、急ぎなら無理です。」とあっさりお伝えしてたんですけど、「お客様がどうしても阿部さんじゃないとダメと言われるので、急ぎませんからお願いします。」と再度連絡をいただき、本日お伺いしてきました。

引込みは既に入っています。
凄い位置にキャビネットが付いていますね...
これも申し込みの際に事前調査できていれば、もうちょっとメンテナンス性のいいところに移動してもらう事もできたハズです。
仕方ありませんね。

こちらのお客様。12年ほど前に、当社でネット回線のご契約をいただき施工させていただきました。
当時の施工写真が見当たらないので、どんな工事だったか全く覚えていません(^_^;)

とりあえず1、階から既存配管を使って光ケーブルを通していきます。
途中で止まって進まなくなりました...

仕方ないので、引込み側から入れてみます。
やっぱり途中で止まります...
青い同軸ケーブルが入っているので結構キツめではありますが、通らないのはおかしい。

2階のお部屋にLAN端子があるという事で確認すると、、、ありました。
2階を経由してたんですね。
ここの存在はまったく記憶にございません(u_u*)

でもここから1階までが、管内が狭くキツ過ぎて通りません。
仕方ないので、同軸ケーブルを一旦切断して引き抜いてしまいます。

同軸ケーブルと共に、光ケーブルを入れ直しました。
かなり時間ロスしましたけど、ここまで通れば後は接続のみ。

青い同軸ケーブルと入れ替えができるなら、既存配管への通線が楽なんですけど、ケーブルプラス電話サービスをご利用の場合は、電話番号移行手続き(番号ポータビリティ)が完了するまで、EMTAを置いておかなければならないので、一筋縄ではいかないのです...

作業を続けます。
引込み側へ戻って、メカニカルスプライスを使って、引込側と宅内側を接続します。

キャビネットへ整然と収めます。

宅内側には光コネクタを取付けて、レベル測定で異常がないことを確認。

S-ONU内へ整然と収めます。

S-ONUへ接続して通信が確立できると、持参したパソコンで速度測定を行います。

100Mbpsのサービスで上下90%以上の速度が出て、異常がない事を確認。

光でんわは、番号ポータビリティー後に開通となります。
一番右側のEMTAは、番ポが完了するまで残置です。
最後にお客様手持ちのルーターへ接続して、お持ちのパソコンで通信ができる事をご確認いただいてお引渡しとなります。

「お忙しい中、ありがとうございました。また何かありましたら、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。